モンスタービタミン

2019年04月19日 21:16

ちゃんとする【タイトル】 モンスタービタミン
【制作】 ちゃんとする サム様

モンスタービタミン【ジャンル】 短編ノベル
【対象】 全年齢
【ED数】 - (分岐なしノベル)
【プレイ時間】 4分程度
【ツール】 ティラノスクリプト
【容量】 83.7MB(ダウンロード版)
【公開日】 2017年7月25日
【プレイver.】 ?

書きかけのデータが消えてしまったフレッシュ。
ふとSNSを見るといちゃつく二人のユーザーが居た…。
(ノベルゲームコレクション作品ページより引用)


5分弱で読める短編ノベル。
カートゥーン風味との紹介ですが、元ネタ知りませんでした。
ただ、見ていると「あー、こういう雰囲気分かる」という絵柄です。

ブラックユーモアが効いたストーリーで、笑えるけど笑えない。
キャラクターはモンスターながら愛嬌があって可愛いので、そこが毒気をうまく和らげていています。
テンポ良く進むので、展開に軽い旋律を覚えつつも気持ち良く読めました。

ティラノスプリクト製で、ブラウザで気軽に楽しめるのも◎。
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creak clock

2019年04月17日 20:00

レパートリーの少ない喫茶店TAKE2【タイトル】 creak clock
【制作】 レパートリーの少ない喫茶店TAKE2 アルス様

creak clock
【ジャンル】 探索アドベンチャー
【対象】 全年齢
【ED数】 2種類
【プレイ時間】 50分程度
【ツール】 WOLF RPGエディター
【容量】 65.5MB
【公開日】 2019年3月17日
【プレイver.】 1.02

歯車の音が響く塔の中、
買い物に出かけた両親から留守番を頼まれた主人公は
自分の部屋で絵本を読んでいた。
しかしいつの間にか歯車の音は止んでしまう。
異変を感じた主人公は原因を調査すべく塔の上へと上っていく。 (read meより引用)


主人公の少女が、大きな時計塔を探索するアドベンチャー。
少女の両親は時計塔の管理人のようで、「時計塔には決して入ってはいけない」と言われています。
何か怖いことが起きるのでは……と身構えていましたが、ホラー系ではなかったのでホッとしました。

時計塔はとても広いのですが、あまり複雑なMAPではないので迷わず進めました。
途中、謎解きも少しあり。サクサク解ける難易度だと思います。
最後の時計盤の謎解きだけは、進行中に手応えがなかったので上手くいっているのか不安でした。
何か音がするとか光とか、アクションがあればもっとやり易かったかなと思います。
他にも時間制限で探しものをするという緊迫したシーンもあるものの、かなり迷っても間に合う仕様でした。
全体的に易しめで遊びやすい印象です。

少女も、塔で出会う少年もオッドアイなのが特徴的。
オッドアイはファンタジーの定番と化した感がありますが、複数登場するのは珍しいような。
探索を進めていくにつれ、人々やこの世界には色々な秘密がありそうだと分かってきます。
残念ながらと言いますか、この作品ではその全てが明かされることはありません。
きっと作者さんの中で様々な設定があるのだろうなぁと思います。
興味を引かれるのに謎めいて終わってしまうので、もうちょっと知りたかったですね。

易しくて、優しい雰囲気の作品でした。
ホラーが苦手な方、難しい謎解きが苦手な方にもお薦めです。
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ムクの部屋

2019年04月16日 20:00

Yoruyuki Official【タイトル】 ムクの部屋
【制作】 Yoruyuki Official 夜行様

ムクの部屋
【ジャンル】 探索アドベンチャー
【対象】 全年齢
【ED数】 4種類
【プレイ時間】 1周3分(トータル10分)程度
【ツール】 WOLF RPGエディター
【容量】 8.88MB
【公開日】 2019年3月16日
【プレイver.】 1.00

持ち物には思い出が詰まっています。
良い思い出も、悪い思い出も。
皆さんは、捨てますか? (制作サイトより引用)


一目見て、雰囲気に惹かれてプレイさせて頂きました。

主人公の持ち物が提示され、「捨てる」「捨てない」を選択していくだけのシンプルな作品。
ただの選択肢でなく、扉を選ぶというのが視覚的に面白いです。

ふりーむ!のページに注意書きにもあるように、時折、ドアが開かなくなることがあるのでご注意を。

※ドアから進めない場合は、何度か箱を調べてください。(ゆっくりめに) 

とのことです。
これはね……なかなか思うように進めないことが多くて、正直、少々ストレスでした。
ただ、これも簡単にはそちらを選べないという主人公の心の葛藤だと思えばアリなのかも。
どうですかね。

初回プレイは、自分ならどうするか考えて選んでいきました。
その後は、エンディング回収の為に色々試し、辿り着いたエンディングは、END1→2→4→3 の順でした。

彼が片付けようとしている品物に、彼の人生が垣間見えてくるようで。
最後に捨てた、もしくは捨てなかったものは何なのか……。
そして、それを何故選ばざるを得なかったのか。色々と想像が膨らみます。

失礼ながらグラフィックも丁寧とは言い難いのですが、そこがかえって味わいある作品となっています。
画面の色も良いと思いました。
あとは、ドアの立て付けさえ改善して頂ければ、素敵です。
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首斬りの部屋

2019年04月15日 20:00

不思議な玩具箱【タイトル】 首斬りの部屋
【制作】 おーかり様(Webサイトなし)

首斬りの部屋
【ジャンル】 短編ワンマップ型ホラーADV
【対象】 15歳以上(高校生~)推奨
【ED数】 3種類
【プレイ時間】 1周5分(トータル25分)程度
【ツール】 WOLF RPGエディター
【容量】 150MB
【公開日】 2019年2月24日
【プレイver.】 1.01

10年前のある日、一家4人が首を斬って殺されるという凄惨な殺人事件があったアパート。
主人公であるあなたは、とある目的のためにそのアパートを訪れます。
(ふりーむ!作品ページより引用)


過去に事件のあったアパートを探索するホラーアドベンチャー。

舞台はアパートの部屋で、ワンマップ。
しかし、10年間こんな凄惨な現場をそのままにしておくとは……どゆこと(((゜Д゜)))
片付けようとした業者の方が次々と不幸な目に、とかあったのでしょうか。
作中では特に触れられてなかったと思いますが、そんな想像が頭を過ります。

探索できる箇所も少なめで、サクサク進めます。
ただ、ゲームの仕様として、調べられるオブジェクトに接しているとその方向を向いていなくても
調べてしまうのがやや気になりました(背中を向けて決定ボタンを押しても後ろを調べたことになってます)。

何だか、最初の段階で「ん?」と思ったことがあったんですが……
予感が当たりました。しかし、思った以上にホラーでした。
ストーリーだけでなく、視覚的にもきっちり見せてくるので怖いです。
語られるストーリーと、可愛らしいあんずもじのフォントにギャップを感じたりして、
それが普通の女子高生の日常と非日常とのギャップにも思えて空恐ろしい気がしました。

エンディングは3つで、END1、END2は順調に見ることができました。
ただ、END3は難しかった。
ちょっと自力で頑張ってみたもののギブアップし、ゲームに同梱の攻略を拝見してクリアしました。
フラグが複雑というより、普通はあまりやらない行動をしないと見られない感じ。
「難しかったですよね、ごめんなさい」との作者さんのコメントがあってちょっと微笑ましくなっちゃいました。
はい、難しかったですw

短編ながら、ストーリー・グラフィックともに力が入っている丁寧な作品だと思います。
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散る桜 残る桜も 散る桜

2019年04月14日 22:11

沼から現れた【タイトル】 散る桜 残る桜も 散る桜
【制作】 沼から現れた 地獄カバ様

散る桜 残る桜も 散る桜
【ジャンル】 短編ADV
【対象】 全年齢
【ED数】 1種類
【プレイ時間】 1時間10分程度
【ツール】 RPGツクールVX Ace
【容量】 62.2MB
【公開日】 2015年3月14日
【プレイver.】 1.05

あるところに 尾山と呼ばれる山がありました。
動物や妖怪が跋扈する自然豊かな山。
そこに 神の使いの使い 小さな狐が住んでおりました。
その者の名は いろは
春の訪れとともに 今年も 神使(しんし)として役目をまっとうする為 目覚めました。
(制作サイトより引用)


【注意】このゲームをプレイするには別途RPGツクールVX Aceのランタイムパッケージが必要です。
ダウンロードはこちらから→ツクールweb

神の“使いの使い”であるいろはが、なぜか春の訪れが遅い尾山に春を呼ぶために奔走します。

今作はRPGではなく、山の住人のリクエストに答える為アイテム探しをするお使いゲームです。
ダッシュを使うと前傾姿勢で走るいろはが可愛い。
住人達は動物や妖怪で、地獄カバ様の作品ならではの可愛くて個性的なキャラクターばかりでした。
中でも、全てを見通しているようで謎めいているヤマビコが好きでした。

ゲームを進めると、少しずつ画面が春めいていくのが楽しかったです。
もうひとつ、メニュー中に「状況」といういまいち使い道のなさそうなコマンドがありまして。
これは持ち物が見られるのですが、持ち物は常にひとつなのであまり見る必要はないのです。
ですがこれ、キャラクターと会うたびに画面が変わっていきます。
見どころのひとつだと思っていますので、ぜひ時々覗いてみて下さい。

ストーリーは、何やら裏がありそうなどこか不穏な雰囲気を漂わせています。
どうなっていくのか不安に思いましたが、何となく予想した通りの切ない真相でした。
タイトルの「散る桜 残る桜も 散る桜」は、命を桜に例えた句です。
(ご存じない方は、検索してみてください)
ですが、散ってしまった桜も、また次の年には咲き誇る。
命の移ろいの定めの重さ、しかしその先の希望までもを感じられるストーリーでした。
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