Giggle。ひそひそ

2019年07月22日 20:00

I紡唄-tsumugi uta-【タイトル】 Giggle。ひそひそ
【制作】 紡唄-tsumugi uta- 荒咲りゆ様

Giggle。ひそひそ
【ジャンル】 短編ノベル
【対象】 全年齢
【ED数】 - (分岐なしノベル)
【プレイ時間】 1話2~3分(トータル12分)程度
【ツール】 ティラノスクリプト
【容量】 107MB
【公開日】 2019年4月30日
【プレイver.】 1.00

前作「Giggle。くすくす」に続く、ホラー掌編ノベル第2弾。
こちらもティラノビルダー製ですが、前作とは違ってダウンロード版がメインとなっています。
ふりーむ!でダウンロード版のみ、ノベルゲームコレクションではブラウザ・ダウンロード版がプレイ可能。

ふりーむ!の作品ページ→  ノベルゲームコレクションの作品ページ→

前作同様、4話のゾッとするホラーが楽しめます。
今回も3分弱の掌編集ですが、ストーリーが前回より凝っていて面白くなっている気がしました。

以下、それぞれのお話の感想です。
ストーリーのネタバレになりそうな箇所は反転しないと見えないようにしていますが、
伏せてないところでも読んでしまうとお話の傾向が分かったりする面はあると思います。閲覧ご注意下さい。



1.思い出に埋もれる

これは、怖かったです。背筋が凍ります。
多分無いだろうけど、現実でもあり得なくない……ですよね。
皆まで描かれていないので、先を想像してしまい余計に怖いです。


2.私は彼女の、彼女は私の背中を押した

これは途中でオチが読めました。
しかし、オチが想像通りだとしても良かったですね。
「背中を押した」という意味が二重になっているのも面白いです。
まさに因果応報。よくできたストーリーだと思います。
これ、最初に読んだときには花子さんは幽霊の身で復讐を果たしたと思ったのですが、
もしかして、生きてます?


3.ついてくる

これは、音楽も怖くてゾッとするお話でした。
お墓で肝試しとか中高生くらいかと思いきや、会社勤めだったので、大人かよ!と思ってしまいました。
基本怖かったのですが、途中で「その後(怖いから)後輩と一緒に会社を――」という文章の、
(怖いから)がなぜか可笑しくてクスっとしてしまったという。

4、さよなら、セカイ。

今回は好きなお話多かったのですが、中でもこれが好きでした。
少しファンタジックなところが良いですね。
読んでいてずっと、「詩織は沙織に悪さをしない」という妙な確信がありました。
その通りで良かった。
後で制作者さんの解説を拝見して良いばかりではないと気付きましたが、正直そこまで思い至らなかったなぁ。
読後感、悪くなかったです。


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Giggle。くすくす

2019年07月21日 20:00

I紡唄-tsumugi uta-【タイトル】 Giggle。くすくす
【制作】 紡唄-tsumugi uta- 荒咲りゆ様

Giggle。くすくす
【ジャンル】 短編ノベル
【対象】 全年齢
【ED数】 - (分岐なしノベル)
【プレイ時間】 1話2~3分(トータル10分)程度
【ツール】 ティラノスクリプト
【容量】 -
【公開日】 2018年9月8日
【プレイver.】 1.01

第14回 ふりーむ!ゲームコンテスト ブラウザゲーム部門にて銅賞を受賞された作品。

1話3分弱で読める、ホラー掌編オムニバスノベル。

タイトルのGoo〇le風の画面が面白いし目を引きますね。
都市伝説を検索した感じの演出なのかな?
と思っていましたが、とあるページを見ると似て異なるもののようです。

短編でキャラクターのグラフィックはないものの、台詞はフルボイスです。
ゲームにボイスは求めない派の私ですが、この作品ではボイスに恐怖感が煽られて良かったです。

収録されているのは全部で4話。
少し奇妙なものからお話から切ないお話まで、それぞれテイストの違うストーリーが楽しめました。

真夏の夜に、ちょっぴりゾッとするお話、いかがでしょうか。

以下、それぞれのお話毎の感想を少し書いてみたいと思います。
極力ネタバレはないようにしているつもりですが、物語の傾向などは分かってしまうかも。
先入観なしにプレイしたい方はご注意下さい。



1.頷く

これ、オチが予想外というか唐突すぎてビックリしました。
「え?へぇえ?」とぽかんとする私。
いや、何で?どして?
私、何か含みがあるのを捉え切れてないのでしょうか。未だに不可解でモヤモヤします。

2.祝福の花束を添えて

これは、1話とは逆に話の結末の想像がついたお話でした。
怖いと言えば怖いけど、羨ましいと思ってしまうのは私だけでしょうか。

3.Small Type Bear

これもオチにやられました。
そう来たか……っ!これは気付かなかった~!
えっと、でも、ホラーなんですけど、笑ってしまいました。このギャップがたまらない。

4.2度生まれる

これは良い……いえ、よく考えると良くないんですけど、切なくなるお話。
短い中で、分かり易くすっきり纏まっていると思います。
悪く言えばありがちかもしれませんが、一番好きです。
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RAGE

2019年07月20日 21:51

RAGE ふりーむ!のページ【タイトル】 RAGE
【制作】 BLACK ROAD Games 黒道様(twitter

RAGE
【ジャンル】 アドベンチャー
【対象】 15歳以上(高校生~)推奨
【ED数】 3種類+α
【プレイ時間】 1周7~40分(トータル1時間15分)程度
【ツール】 RPGツクールVX Ace
【容量】 68.8MB
【公開日】 2017年8月20日
【プレイver.】 1.00

数ヶ月前突然現れた殺人鬼「RAGE」
街では彼の噂でいっぱいだ。
あるところに、旅行中の若者の集団がいた。
若者達は「噂」を頼りに、ある屋敷へとやってきた。
果たして、若者の目的は・・・・・・? (制作サイトより引用)


【注意】このゲームをプレイするには別途RPGツクールVX Aceのランタイムパッケージが必要です。
ダウンロードはこちらから→ツクールweb

Colar Game Projec参加作品「黒」担当とのこと。
サイトを拝見すると、何色かの色をテーマに様々な作者さんが作品を作られている企画のよう。

肝試しに来た若者が殺人鬼に追われるホラゲーというのはよくある設定ですが、
こちらは何と、主人公が殺人鬼で若者を追い回していきます。
自分が殺人鬼って何となく受け入れ難いかもしれませんが、
彼が単純な猟奇趣味の持ち主や悪人だという訳でもなかったので、拒絶感は少なかったです。
シマエナガ(?)のおかげですね(何のことかはプレイしてみてのお楽しみで)。
むしろ、自分が追い詰める側って新鮮なのもあり、ゲーム的にはなかなか楽しかったという。

そんなゲームですが、最初から血生臭い展開が待ち受けているという訳ではありません。
物語は、彼がひとりで神秘的な場所を散策していくところから始まります。
操作説明はあるものの、最初は何をして良いかよく分からず彷徨っていました。
そして、良く分からないままエンディングに突入してしまい、ビックリ。
何が起こったか分からず「え?あれ?」と戸惑ってしまいました。
これ、初見の方は誰も一度やってしまいそうです。

その後、再び彷徨っているうちに何となく分かってきて、先に進むことができました。
中盤からは、最初に述べた殺人鬼として活躍する展開になるのですが、
ホラゲーとか追いかけゲーというよりは、ややパズル的な要素がある感じです。
決まった手順を踏まないと、逃げられてしまうのです。
これは面白かったですが、ここも結構悩んで試行錯誤しました。

序盤と、その後の館でもかなり迷ったので、推定プレイ時間よりかなり時間を要しています。
しかし、無事クリアできて良かった~。

ゲームファイルに、EDへの行き方が同梱されています。
あくまでヒントではありますが、迷った方は見てみると良いかも。

ふりーむ!さんの作品ページには、エンディング3種類とあるのですが、
上記のヒントファイルで見ると4種類かと思われます。
私が最初に辿り着いた最短のエンドもBAD END扱いになっている模様。
ただこれに関してはちょっと正式なエンドとして扱っていいか迷ったので、
この記事では3種類+αと記載してみました。
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Choice&Roll ~冒険者の選択~

2019年07月16日 20:00

バニラ最中のゲーム置き場【タイトル】 Choice&Roll ~冒険者の選択~
【制作】 バニラ最中のゲーム置き場 バニラ最中様

Choice&Roll ~冒険者の選択~
【ジャンル】 ゲームブック調ノベルRPG
【対象】 全年齢
【ED数】 3種類
【プレイ時間】 1周30分程度
【ツール】 ティラノビルダー
【容量】 126MB(ダウンロード版)
【公開日】 2018年12月12日
【プレイver.】 1.05

君は冒険者ギルドに所属する冒険者だ。
ある日、君は王家からの依頼で魔法の杖を盗んだ魔術師・キャリバンの討伐へと向かうことになる。
冒険に出た先で、君はさまざまな選択を突き付けられる。
魔物に襲われている冒険者に遭遇した時、
見捨てて逃げるか? / 危険を冒して助けるか?
邪悪な魔術師の呪いによって操られた犠牲者に襲われたとき
操られていると知りつつ殺すか? / 呪いを解く手段を探すか?
善も、悪も、どんな道を選ぶのもプレイヤーの自由。
君の「選択」が冒険の運命を分かつ。 (制作サイトより引用)


こちらもティラノビルダー製で、ブラウザ・ダウンロード版あります。
ふりーむ!ではブラウザ版のみ公開されています。

ふりーむ!の作品ページ→  ノベルゲームコレクションの作品ページ→

ゲームブック調ノベルRPGという謳い文句に相応しい、昔懐かしい感じのRPGです。
レトロゲーの雰囲気好きな方は、わくわくすると思います。

冒頭で、主人公の出自や生い立ちをいくつかの選択肢から選ぶのですが、これがたまらない……!
脳内で主人公の性格や来歴などが浮かんできて、自分の中でキャラクターが勝手に出来上がっていきました。
選んだ選択肢は、キャラクターのパラメーターに反映されます。
最初は何が良いのか見当がつかないので、思うがままにやってみました。

道中の戦闘は、戦うも良し、逃げるも良しとされています。
これも最初は思うがままにやるのが一番面白いかもですね。

戦闘は、回復薬を使えば勝てる難易度ですが、決して楽ではないので緊迫感がありました。
ラスボスは言わずもがな、途中の戦闘も一生懸命だったので、プレイヤーが精神力を使い果たしてしまいました。
頑張った末、辿り着いたのはノーマルエンド。
途中であまり良くない選択をしたので本意ではなかったのですが、避ける方法が分からなかったんだー。

あまりに集中した結果、私の消耗が激しかったので、、ちょっと2周目までは休憩したいと思っています。
クリアまではさほど長時間ではないのに、ここまでやり切った充足感があるのはすごいです。

ここまで書くと「何かすごい難しいのでは」と思われるかもしれませんが、そんなことはありません。
肩の力を抜けば、気楽にできるボリュームです。
私も、もうちょっと力を抜いて次回は悪人プレイしてみたいですね。
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そこに座って

2019年07月14日 23:11

K-@-P【タイトル】 そこに座って
【制作】 K-@-P Kanoguti様

そこへ上って
【ジャンル】 短編ゲーム
【対象】 15歳以上(高校生~)推奨
【ED数】 1種類
【プレイ時間】 2分程度
【ツール】 ?
【容量】 3.78MB
【公開日】 2009年9月28日
【プレイver.】 1.0

椅子だけがある、明るい部屋から
"脱出"することが目的のゲームです。 (ふりーむ!作品ページより引用)


真っ暗な画面の中、スポットライトのような光の中の光景を眺めるだけのゲーム。

以前ご紹介した「そこへ上って」と同作者さんの作品です。
実はこちらの方が先にダウンロードさせて頂いていたのですが、プレイは後になってしまいました。

見た感じ察するものはあるかと思いますが、BGMのショパンのノクターンの美しさとは裏腹に、陰鬱な作品。
プレイヤーとしては作品に干渉できず。ただ目の前で起こることを見て、受け止めるのみです。
失礼ながら、一見雑な線画だけの表現なのですが、身につまされる切迫感がありました。

ノクターンは、彼、もしくは彼女の過去の穏やかで幸せな時間の象徴なのかもしれないなぁとも思いました。

陰鬱で思い作品なのでお薦めし難いのですが、表現力は素晴らしく、見応えがあります。
鬱系のお話でも気が滅入らない方は、ぜひ。
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