狼少女と森の館

2019年11月13日 20:00

せんやも、いちやも【タイトル】 狼少女と森の館
【制作】 せんやも、いちやも 砂原みたけ様

狼少女と森の館
【ジャンル】 短編探索ゲーム
【対象】 全年齢
【ED数】 3種類
【プレイ時間】 1周6分~24分(トータル32分)程度
【ツール】 WOLF RPGエディター
【容量】 6.12MB
【公開日】 2015年4月
【プレイver.】 ?

ここはとある森の中。いじわるな狼たちはいつも森を通る人間たちを狙っていた。
そして主人公も一人前と認められるために一匹で初めて人間を探しに行く。
(制作サイトより引用)


突然連れ去られた館から脱出する探索アドベンチャーです。
狼と赤ずきんが登場しますが、物語は童話の赤ずきんとは全く異なります。

人間を狩るために人間に化けた狼の少女。
ボーイッシュな見た目だったので、タイトルがなければ少年だと思っていたかも。
そして、森の中で赤ずきんと名乗る男性と出会います。
赤ずきんが男という設定はなかなか斬新で、ちょっと驚きました。
人間を狩るはずなのに、全然襲わない狼少女。それどころか道に迷った彼を案内することに。
そしてその後に謎の館に監禁されるという展開です。

探索はさほど詰まることなく、サクサクと進めました。
館はそこそこ部屋数があるので、少し迷ったりもしましたが。
鍵やアイテムは必要な場所で自動で使ってくれるので楽ちんです。

館の中には鴉などがいて、最初は敵キャラで戦闘があるのかと身構えていました。
まぁ敵と言えば敵なのですが、戦う訳ではありません。触れても話を聞けるだけです。
赤ずきんと合流してから話しかけると、赤ずきんの台詞も聞けて面白いです。

エンディングのひとつは序盤で分岐点があり、5分くらいでクリアしました。
ただこれは、やっちゃダメだろうというバッドエンドっぽい終わり方です(END1)。
ちゃんとしたエンディング(END3)までも、30分かからずクリア。
赤ずきんが良いキャラですごく好きでした。
狼少女も良い子で良かった。

END2はちょっと考えましたが、END3の展開を見るとアレがポイントかなと思いつき、やり直してコンプリートしました。
END3の展開はちょっと狼少女が可哀相でもありますが、違う生き方の希望が持てて良いですね。

結局、彼らを閉じ込めた黒幕の動機が曖昧で、そこは少しモヤモヤしました。
ストーリーよりは、探索ゲーとして、そしてやや性向けな展開が魅力な作品だと思います。

以下、完全攻略ではありませんが、各エンディングへの到達条件を書いておきます。
反転しないと見えないようにしておきますが、ネタバレですので閲覧にはご注意下さい。
[狼少女と森の館]のヒント・攻略を見る
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カルダモンズ・ホラーハウス

2019年10月21日 20:00

せんやも、いちやも【タイトル】 カルダモンズ・ホラーハウス
【制作】 せんやも、いちやも 砂原みたけ様

カルダモンズ・ホラーハウス
【ジャンル】 短編ADV
【対象】 全年齢
【ED数】 2種類
【プレイ時間】 1周30分程度
【ツール】 WOLF RPGエディター
【容量】 31.3MB
【公開日】 2019年5月4日
【プレイver.】 ?

機織りの少女アンゼリカ(名前変換可能)は小さな村で平和な日々を過ごしていた。
だがある日何の前触れもなく「ホラーハウス」という洋館が村の近くに出現する。
怯える村人たちのため館の調査へ向かった神父様もそのまま消息不明となり、村人たちはますます混乱。
そんな様子にしびれを切らしたアンゼリカは神父様を探すため、彼が消えた「ホラーハウス」へ向かった。
(制作サイトより引用)


「ホラーハウス」と呼ばれる洋館を探索していく、ホラーアドベンチャーです。

この作品、説明にもあるのですが、最初に「怖いのは好き?」という質問を投げかけられるのです。
「嫌い」と答えると、明るい画面で脅かし要素なくプレイできる。
しかし「好き」と答えると、少し暗い画面、脅かし要素ありになります。
普段の私なら迷わず「嫌い」と答えるところですが、「好き」にすると「スーベリアコイン」というアイテムをGETでき、
全部集めるとクリア後のおまけがあるという特典が……っ!
迷いつつも、「好き」モードでプレイさせて頂きました。
結果、正解でした。
脅かし要素も何というか可愛くて、ドキッとするというより微笑ましくて楽しかったのです。
ホラー作品に「怖くなかった」という感想は複雑かもしれませんけど、でもほんと良かったです。
この作品の肝は、ストーリーからしても「恐怖」より「楽しさ」なんだと思っています。

探しものや謎解きはそこまで難しくなく、サクサク進めました。
30分程でエンディング到達。END1でした。
アンゼリカと神父様の様子が良すぎて、身悶えしてしまいましたよ。
神父は妻帯不可っぽいので(例外はありそうですが)、ここは名称を牧師にして未来を妄想させて欲しかったかも。
まぁ、禁じられているからこそ逆にドキッとさせられるという面もあるのですけど。

その後END2を見ようと頑張ったものの、実は辿り着けていません。
選択肢で好感度下げればいけるかなと思ったのですが、どうやってもEND1になってしまいます。
実は私の予想が間違っていて、END1が好感度低めなエンドで、END2の方が高いんでしょうか。
まさか、あの身悶えENDより更に上があるというのか……!?
このゲーム、やり方が分かるとかなり短時間でクリアできるので、もうちょっと試行錯誤してみたいと思います。
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千年魔王とかぼちゃの夜

2019年10月09日 20:00

せんやも、いちやも【タイトル】 千年魔王とかぼちゃの夜
【制作】 せんやも、いちやも 砂原みたけ様

千年魔王とかぼちゃの夜
【ジャンル】 ハロウィン 短編ADV
【対象】 全年齢
【ED数】 3種類
【プレイ時間】 1周15分(トータル45分)程度
【ツール】 WOLF RPGエディター
【容量】 14.2MB
【公開日】 2015年10月1日
【プレイver.】 ?

ある日、千年魔王の元に勇者からの手紙が届いた。
「親愛なる魔王様へ
ハロウィンの夜にまいります。
おいしいお菓子を用意して待っていて下さい。 勇者」
お菓子を用意できなければいたずらされてしまう!
なんとも恐ろしい勇者のいたずらから逃れるため、 魔王はお菓子づくりの材料を探すことに。
(制作サイトより引用)


以前プレイさせて頂いた「千年魔王と憂鬱な日々」の続編に当たるハロウィン作品です。
こちら単体でも問題なく楽しめますが、前作プレイ済みだと人間関係が把握できて良いかも。

今回は、恐怖の勇者に差し出すお菓子を作るため、魔王さまが奮闘します。
集めたアイテムや行った場所によりエンディングが変化します。

お城は狭すぎず広すぎずのMAPで、あまり迷うことはないでしょう。
探索を進めれば、いずれかのエンディングには辿り着くと思います。
ただ、ひとつフラグを立てると別のエンディングの為のアイテムが取れなくなったりするので、
エンディングが見つからず詰まったときは最初からプレイしてみると良いかもです。

相変わらず気弱な魔王様、可愛い。
今回は、魔王様の「家族」の様子が垣間見えたりして、ちょっと心が温まりました。
でも、それが過去の話だというところが切なく、しんみりしてしまいます。

3つのエンディング厨では、アミュレとのエンディングが良い雰囲気で、好きでした。
このまま勇者とは平行線のまま、平和に暮らしていって欲しいなぁ。
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千年魔王と憂鬱な日々

2019年09月30日 20:00

せんやも、いちやも【タイトル】 千年魔王と憂鬱な日々
【制作】 せんやも、いちやも 砂原みたけ様

千年魔王と憂鬱な日々
【ジャンル】 短編ADV
【対象】 全年齢
【ED数】 6種類
【プレイ時間】 1周2分~(トータル10分)程度
【ツール】 WOLF RPGエディター
【容量】 9.39MB
【公開日】 2015年4月27日
【プレイver.】 ?

深い、深い森の中。晴れない霧に包まれた、それはそれは不気味な城があった。
城の城主・千年魔王は数百年前に退治されてしまった父・先代魔王のようにはなるまいと心に誓い、
勇者に退治されないよう今日も今日とてつつましくおとなしく生きていた。
しかしどうしたことか、ついに今日自分を倒すべく勇者が城へ到着したのだという。
千年魔王は決断の時を迫られる。
(制作サイトより引用)


勇者との対決に懊悩する、大人しくて可愛らしい魔王様の物語。

基本的に会話して、ストーリーを見るだけの小作品です。
選択肢によりエンディングが分岐します。

しかしこの魔王様可愛くて、配下が魔王様一筋なのが分かります。
反面、勇者がアレすぎて……。
魔王の味方をして勇者を抹殺したいと思ったのは初めてかもしれません。
戦闘シーンで2人のステータスを見たときは絶望しましたよ……。

ラストで、部下のアミュレと勇者の壮絶な戦いが見られるか!?とちょっと期待したのですが、
そこが叶わなかったのはちょっぴり残念。
本当はどっちが強いのでしょうね~。
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隠し神と夏の夕べ

2019年09月08日 20:48

せんやも、いちやも【タイトル】 隠し神と夏の夕べ
【制作】 せんやも、いちやも 砂原みたけ様

隠し神と夏の夕べ
【ジャンル】 和風ADV
【対象】 全年齢
【ED数】 2種類
【プレイ時間】 1周50分(トータル1時間10分)程度
【ツール】 WOLF RPGエディター
【容量】 62.4MB
【公開日】 2018年9月4日
【プレイver.】 1.02

ある夏の夕暮れ。
中学生のミズホ(名前変換可能)は帰路の途中、
近道をしようと立ち寄った神社から出られなくなってしまった。
帰り道がわからず困っていたミズホの前にタマキと名乗る一匹の狐が現れる。
「このまま日が暮れると非常にまずい。ここは僕のようなあやかし達の住む場所だ」
ミズホはタマキと共に家へ帰る方法を探すことにするが、
それを面白く思わないあやかしたちが邪魔をしてきて……。 (制作サイトより引用)


第14回 ふりーむ!ゲームコンテスト 和風部門にて銅賞を受賞された作品です。

神社を通り抜けようとした女の子が、あやかしの世界へ迷い込んでしまう物語。
よく見る系統のお話ですが、これは大好物だ……!

狐のタマキの助けを借りて、ミズホと遊びたいが為に帰路を阻止しようとする妖怪たちを
上手く交わして進んで行きます。
和風の風景と、妖怪たちのドット絵が可愛くて魅力的。
特に、ミズホにちょこんとくっつくタマキは可愛すぎ。
妖怪たちの仕草も細かくて、見ていて面白かったです。

いやしかし、可愛いドット絵に「遊びたい」という可愛い動機に騙されてはいけません。
あやつら、油断すると本気で殺しにかかってくるぞ……!
大体は、簡単な謎解きを読み解いて対処していくパズル的なものなのですが、
わりと難しい箇所もあって、思ったより大変な道のりでした。
何度もやられて「こいつら……」と思いましたとさ。
愛嬌と、相反する無情さも兼ね備えていて、ほのぼの系一辺倒でないところも良い味出していると思います。

とは言え、基本的に一本道でシンプルなので、手間取るところはあっても迷わず進めるはずです。
エンディングは後半で分岐しますので、道中は分岐点を探って試行錯誤する必要はありません。
安心してガンガン進んでください。

道中、「これ、ここでこうするとどうなるんだろう?」とふと思ったところが分かれ道でした。
もし分からなくても、ゲーム同梱の「初めにお読みください」に答えが書いてあります。

最初は敢えてEND2(ノーマルエンド)を見て、その後もうひとつのEND1を見ました。
あぁ、やっぱりこういう作品好きだなぁ、と胸が温かくなるエンディングです。
見た目の雰囲気に惹かれた方、その期待を裏切らない作品だと思います。
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