Blanche

2018年11月05日 21:13

共食いうさぎ【タイトル】 Blanche
【制作】 共食いうさぎ あうぐ様

Blanche
【ジャンル】 ノベル
【対象】 全年齢
【ED数】 9種類
【プレイ時間】 1周2分(トータル10分)程度
【ツール】 WOLF RPGエディター
【容量】 7.78MB
【公開日】 2013年12月24日
【プレイver.】 1.01

ウディタ製の、ホラーノベルゲーム。
選択肢によって10種類のエンディングに分岐します。

文字は一行ずつロールダウンして表示されるという、独特な形式でした。
クリスマスのプレゼントのお話なのに、モノトーンの画面と雰囲気が不穏で。
タイトルの吹雪の音も不安を煽りますね。
作者さんの他の作品を知っているだけに、選択肢はもう、どれを選んでも嫌な予感しかしないという。
しかし、これを選ぶと何が起こるのか?という変化を楽しみにプレイできました。
予想通りにホラーな展開から、あれ?何も起こらなかった……というものまで様々なお話があります。

こんな昏いクリスマスノベルも、たまには良いかもしれません。
明るいイルミネーションで彩られた街の眩しさに目がくらんでしまいそうなとき、
喧騒を横目に、ひとり、静かにプレイしてみては。
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公衆電話

2018年11月01日 20:43

公衆電話 ノベルゲームコレクションのページ【タイトル】 公衆電話
【制作】 加藤 匠様 (twitter)

公衆電話
【ジャンル】 
【対象】 全年齢
【ED数】 7種類
【プレイ時間】 1プレイ3分(トータル40分)程度
【ツール】 ティラノスプリクト
【容量】 77.4MB (ダウンロード版)
【公開日】 2018年8月27日
【プレイver.】 1.02

ふと目が覚めると、男は公衆電話ボックスに閉じ込められていた・・・。
プレイヤーは自分で好きな番号に助けを求めることができますが、
所持金は10円玉が3枚だけ。
30円分(=3回)しか電話をかけられないので、すぐに力尽きてしまうでしょう。
しかし新たな番号さえ知ることができたなら、次回は初めからかけていくことで、
物語の真相へと近づくことができるはずです。
あなたを助けてくれそうな人は誰だろう? (ノベルゲームコレクション作品ページより引用)


以前、twitter等で面白いという感想をお見掛けして、気になっていたゲーム。
ノベルゲームコレクションの作品ページより、ブラウザプレイ・ダウンロードが可能です。
ゲーム会社にお勤めのプロのゲームクリエイターさんが個人的に作られているようで、興味津々でした。

電話ボックスという狭い空間に閉じ込められた主人公の脱出劇。
手元にあるのは10円玉が3枚という絶望的な状況です。
最初は何とか自分の置かれた状況が分かるだけで、何のヒントもありません。
主人公は携帯やスマホも持っておらず、家族や友人の番号も暗記してはいないようです。
ただ、そういう状況で助けを求めるとしたら?誰でも思いつくことはあるはず。
そこから少しずつヒントが提示され進展していく構成は、良く考えられていると思います。

ストーリーも、単なるホラーというよりはメッセージ性の強いものになっています。
辛口で言えばちょっと上手くいきすぎな気がしますが、ストーリーの巧みさが良かったというより、
プレイしたことで自分はどうだろうか、自身を振り返るきかっけになったことが何より良かったと思いました。

プレイ後に作者さんのtwitterを拝見したところ、ボタンを押す音は実際の公衆電話で録音された模様。
欲を言えば、「カチカチ」という音ではく、「ピッポッパ」と鳴る音が好きなので、
そっちを実装して頂ければ嬉しかったかも。
それと、わりと凡ミスで掛け間違いをしてしまうことがあったので、
相手に繋がるまでの間はガチャンと切って掛けなおせる仕様だと良かったかなと思います。
(30円しかないのだから、もっと慎重に掛けろという話ですが……)

エンディングは7種類。
終盤までプレイを進めれば、エンディング分岐条件は分かってくるかと。
トータルで遊ぶと30分はかかると思いますが、とくかく斬新なゲームで最後まで夢中でプレイできました。
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おいしいパンプキンパイのつくりかた

2018年10月18日 20:00

chiffon cake【タイトル】 おいしいパンプキンパイのつくりかた
【制作】 chiffon cake 遠江様

おいしいパンプキンパイのつくりかた
【ジャンル】 ハロウィンドタバタコメディ
【対象】 全年齢
【ED数】 3種類+α
【プレイ時間】 1周7分(トータル15分)程度
【ツール】 吉里吉里2/KAG3
【容量】 17.2MB
【公開日】 2018年10月9日
【プレイver.】 1.00

今日はハロウィン。
師匠のレンさんがパンプキンパイで賞をとったおかげでパティスリーイロンデールは大盛況になり、
主人公もカボチャの下ごしらえで大忙しです。
そんな中、自分を切ってとしゃべるカボチャがあらわれて!? (制作サイトより引用)


とある菓子店を舞台にした、ハロウィン向けファンタジー作品。

絵柄が可愛くて優しくて柔らかいタッチで、見ただけで癒されます。
そして見た目通り、お話も可愛くて優しく、ちょっぴりコメディタッチ。心安らぎました。

大忙しのパティスリーに突如、自分を切って!と身を差し出す(!?)喋るカボチャが現れます。
ハロウィンなのに緑のカボチャって珍しいと思いましたが、食用前提なので緑が正解なのかも。
しかし、食べられるキャラクターなんてア○パンマンくらいしか見たことないので、
このカボチャくんには軽く衝撃を受けました。
食べてもお互い大丈夫そうなんですが、やっぱり抵抗あります……。
ヒロインのヒロちゃんもやっぱり躊躇うよねぇ、なんて思っていたところ、
ルートによっては身も蓋もなくバッサリ。ちょっと笑えた。

実は、食べるとお腹なのかでうごううごして身体を乗っ取られるとかなんとかいう
ホラー作品にも転じられそうな気がしてドキドキしたものの、始終ほのぼの路線でほっとしました。
作品紹介に乙女風とありますが、特に恋愛要素がある訳ではありません。
とはいえ、どちらかと言うと女性に好まれそうな雰囲気です。
師匠のレンさんとヒロちゃんも、あくまで師弟関係。
ただ、乙女ゲー好きの方なら、妄想膨らませられそうではありました。

エンディングは3種類。
選択肢を全て選べば見られるので、コンプリートは容易でした。
またクリア後に読めるおまけストーリーがあり、それが恐らくもうひとつのエンディングだと思います。
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StrawberryHappyHalloween

2018年10月14日 20:00

くらげのかえり道【タイトル】 StrawberryHappyHalloween
【制作】 くらげのかえり道 HIJIKI様

StrawberryHappyHalloween
【ジャンル】 ハロウィンショートノベル
【対象】 全年齢
【ED数】 2種類
【プレイ時間】 10分程度
【ツール】 LiveMaker
【容量】 10.6MB
【公開日】 2012年10月31日
【プレイver.】 1.01

魔界の端にある城に住んでいた王女は、長引く留守番に退屈しきっていた。
そこで執事は、魔界では珍しい苺の苗をプレゼントする。
早く苺を食べたい王女は成長促進ケミカルXという怪しげな薬品を苗にかけてしまい……。
(ふりーむ!作品ページより引用)


お嬢様と執事の、ドタバタ劇を描いたほのぼのショートノベル……です。

お城でひとりお留守番の王女・フレイズ姫。
退屈しのぎに、執事のイフから貰ったイチゴの苗を育てる、というストーリー。
ハロウィン作品なのにイチゴ?と首を傾げたくなりますが、
フレイズ姫のお父様はカボチャ大王らしく、パンプキン関連には飽き飽きしてるご様子。
お部屋もピンクの壁紙で、オレンジ色メインでないハロウィン作品もなかなか珍しくて良いものです。

おてんばなお姫様と、優しい執事のコンビに癒されました。


※以下、ネタバレ傾向ありです。プレイ後に見て頂いた方が良いかも。
 反転させないと見えないようにしていますが、ご注意下さい。


というのが作者さんの「ほのぼのファンタジー」という作品紹介に沿った感想でして、
この作品、その実はダークファンタジーです。
全然知らずに読んだので、プレイ後は衝撃を受けました。
10分弱程度の短編ながら、その意外性と悲壮感に強く心を抉られて、忘れられません。
執事イフ……カッコイイよ……。でも……

ハロウィン作品だけに、ちゃんと"Trick"が仕掛けられていました。
やられたな、という感じです。
ちょっとブラックな作品好きな方、お薦めですよ。
って、プレイ後の閲覧推奨部分に書いても意味ないですけどね。

ふりーむ!さんのレビュー見ちゃうと概ね作品傾向分かっちゃいそうなので、
伏せる意味があるかどうかは微妙なところですが。
どこまでがネタバレなのか個々の解釈が異なりそうですし、難しいものです。
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座敷わらしとハロウィン

2018年10月11日 20:00

Fantasielos【タイトル】 座敷わらしとハロウィン
【制作】 Fantasielos 一様

座敷わらしとハロウィン
【ジャンル】 妖怪と戯れるゆるゆるハロウィンADV
【対象】 全年齢
【ED数】 3種類
【プレイ時間】 トータル5分程度
【ツール】 吉里吉里Z
【容量】 10.5MB
【公開日】 2016年11月14日
【プレイver.】 1.00

千世の家に代々憑く座敷わらしの、はなちゃん。
はなちゃんが、ハロウィンをしたいと言い出して……!?


純和風妖怪である座敷わらしとハロウィンという異色の組み合わせが斬新です。
どんな物語なのかな?と気になってプレイさせて頂きました。

ハロウィンをしたいとねだるはなちゃん、可愛いです。
そしてちょっと面倒そうな千世ちゃんの反応も面白い。
特にポケットから○○を出した時は「いいんかい!」と思いました。
しかし、結局ははなちゃんの為に頑張る千世ちゃん。
姉妹みたいで良い関係ですね。
座敷わらしが家に居る、というだけで羨ましすぎですが、2人の仲良しっぷりも羨ましい!

他にも、ルートによって何人かの家人が登場します。
意外性もあり、それぞれ良いキャラクターでした。
ハロウィン独特の毒気もなく、グラフィックもふわりと優しいタッチと色合いで、癒されます。
全部読んでも5分程度の短編ですが、ほっとして心が和みました。
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