わたしが世界を救った日

2020年01月08日 20:57

ここ。【タイトル】 わたしが世界を救った日
【制作】 ここ。 ねこいち様

わたしが世界を救った日
【ジャンル】 ノーマル恋愛アドベンチャー
【対象】 全年齢
【ED数】 8種類
【スチル数】 14枚
【プレイ時間】 1周37分(トータル2時間)程度
【ツール】 LiveMaker
【容量】 61.0MB
【公開日】 2012年7月19日
【プレイver.】 1.0

いつも通りの金曜日、買い物を終えた主人公は帰りを急いでいた。
近道を抜けようとしたとき、突如として車のクラクションが鳴り響く。
衝撃のあと、意識を失った主人公。
目覚めると見知らぬ部屋で、傍には自分を覗き込む白い翼を持つ男がいた。
彼は、主人公が世界を救う伝説の勇者であり、この世界に召喚されたのだと告げる。


プレイ後、記事を下書きした時点では制作サイトさんも作品ページも見られたのですが、
ちょっと見ぬ間にサイトが消滅していました。閉鎖なら残念。

ただ、現在もVectorで作品はダウンロードできるようです。
記事の作品タイトルからVectorへリンクさせて頂いています。

※サイト復帰なさっていました。コメントで教えて下さった方、ありがとうございます。

おお、これはよくある異世界召喚もの……!
好きなジャンルなので、嬉々としてプレイさせて頂きました。
しかし、主人公が召喚された世界は、どうやら危機に陥っているようです。
壮大なファンタジーというよりは、追い詰められて先細っている感が感じられました。

乙女ゲーなので、出てくる登場人物はほぼ男性。
個人的には、真面目なイケメンのレグさんが好きでした。
ただ、ちょっと少年キャラなトアさんが一番面白い。美味しいキャラです。
ちょっとミステリアスな黒い翼のクロウも気になるキャラでした。

かなりオーソドックスな異世界乙女ゲーだなぁと楽しませて頂いていたのですが、
終盤でガラリと様相が変わります。
知らされた真相にかなり……かなりビックリしてしまいました。
いやー、これはやられましたね。
恋愛云々より、ストーリーが個性的かつ衝撃的で忘れられません。

後から振り返るとかなり露骨な伏線もあるので、何で気付かなかったんだ自分!と思いましたが、
よくよく考えると、こんなこと思いつかないよなぁ……。
ストーリーを考えた作者さん、すごいと思います。
2012年制作という今となってはかなりの旧作ですが、今プレイしても十分に面白い、プレイし応えのある作品です。

制作サイトさんに攻略ヒントがあったのですが、現在は見られません。
以下に、攻略情報を掲載しています。
反転させないと見えないようにはしていますが、ネタバレなので閲覧にはご注意下さい。
[わたしが世界を救った日]のヒント・攻略を見る
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繋ギ工芸館

2019年12月16日 21:47

繋ギ工芸館 ノベルゲームコレクションのページ【タイトル】 繋ギ工芸館
【制作】 凡多工房(twitter

繋ギ工芸館
【ジャンル】 短編ノベル
【対象】 全年齢
【ED数】 3種類
【プレイ時間】 1周1分(トータル5分)程度
【ツール】 ティラノスプリクト
【容量】 78.2MB(ダウンロード版)
【公開日】 2017年7月29日
【プレイver.】 ?

京都の洋館で起こるサスペンスホラー  (ノベルゲームコレクション作品ページより引用)


不思議なタイトルに惹かれてプレイさせて頂きました。

サスペンスホラーという紹介文から、てっきり真面目でミステリアスなストーリーかと思いきや。
冒頭の主人公の名前で「ん?変わってるな?」と首を傾げる私。
いや、でもそういう名前の人もいるかもなぁ。
と納得しかけた次のシーンで、突如予想外の行動を取る主人公に吹きました。
何だよ、シリアスなミステリーじゃないのかよ!
主人公と、彼が出会う相棒(?)が個性的すぎるのです。

でも、想像していたミステリアスな雰囲気とは違ったものの、どこか奇矯で奇妙な雰囲気が漂ってます。
突如としてギャグをかましてくるのに、単なるギャグとは違う「何か」が潜んでいそうで。
このアンバランスさに、どこかソワソワしてしまうのでした。

途中に選択肢があり、誤ったものを選ぶと即ゲームオーバーでした。
どちらを選ぶべきかは、何となく分かるんですよ。
でも、選んじゃいけない方を選んでしまいたくなるという恐ろしい吸引力がありまして、
いちいち引っ掛かってしまいました。

彼らが入った「繋ギ工芸館」も、ちょっと想像できないような奇妙な場所でした。
あまりに奇妙なので、もし登場人物が普通の人だったら、恐らく場所の滑稽さだけが浮いてしまったでしょう。
ですが、人物も状況に負けず劣らずオカシイので、何か馴染んで凄いことになってる。
シュールというか、あまりにも常識外すぎて頭が付いていけないぞ。

いやぁ、読了後の何とも言えないこの気分。
ああ、紹介文は間違っていなかった。
正直、「何じゃこりゃ?」と思う方もいるかもしれません。
私は、あまりに濃い作品の個性に、ただただ圧倒されて呆然としてしまいました。
5分程で読み終わるボリュームなのに、すごいもの見ちゃったなぁという感じです。
特に台詞のセンスが凄く良いなぁと。テンポ良くて、面白かったです。

こんな作品を思いつく作者さんの頭の中を覗いてみたいです。
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惑星ホテル

2019年12月05日 22:39

pinetea【タイトル】 惑星ホテル
【制作】 大鳥 友路様(twitter

惑星ホテル
【ジャンル】 短編ノベル
【対象】 全年齢
【ED数】 4種類
【プレイ時間】 1周10分~40分(トータル1時間10分)程度
【ツール】 ティラノビルダー
【容量】 147MB(ダウンロード版)
【公開日】 2019年8月23日
【プレイver.】 ?

疲れて 眠った はずなのに
寝覚めの良い 朝のふしぎ
あなたは 目を覚ますと
宇宙船の 中にいました (ノベルゲームコレクション作品ページより引用)



『ベッドの中で スマホでプレイして そのまま眠れるゲームを 目指しました』
そんなコンセプトが素敵なゲーム。
夢の中を漂うようなふわふわした雰囲気の語り口が心地良いです。
主人公が眠りにつくと、何故か宇宙船に乗っていて……というストーリーなのですが、
プレイし終えるとそのまま本当の夢の中に続いて行けそうな感じが。
ただし、プレイ中は先が気になってしまい、クリアまで夢中になってしまいました。
お休み前にプレイするなら、少し時間のある時が良さそうです。
私はPCでプレイさせて頂きましたが、コンセプトからしてスマホでプレイするのが良いかもしれません。

ご覧の通り、柔らかなパステルカラーと可愛い絵柄に一目で惹かれました。
主人公は男と女から選べます。
見た目の好みで、初プレイは女主人公にしてみました。

ストーリーも柔らかい絵柄にぴったりで、穏やかで優しい。でも、思わぬ悲しみを秘めていました。
なのに時々思いがけないユーモアもあり、プレイしていて退屈しません。
とあるシーンでは主人公の選択肢で突飛なものがあり、つい選んでしまったのですが、
その後の展開が面白すぎて。良いシーン……なのかもしれませんが、笑ってしまいました。

エンディングは4つ。
それぞれ、全く違った展開が示されます。
中には、皆が幸福と思われる、希望に満ちたエンディングもあり。
ただ、どれが「正しい」のかと言われると、正解はないように思えました。
とは言え、この世界を左右する選択の決断を自分がせねばならない、という状況はなかなかに重いものです。
単に夢心地で終れるストーリーではないので、深く心に残るのでした。
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一触即デス!ZOMBIEGIRL

2019年11月30日 23:00

一触即デス!ZOMBIEGIRL ノベルゲームコレクションのページ【タイトル】 一触即デス!ZOMBIEGIRL
【制作】  さかいあい様(twitter

一触即デス!ZOMBIEGIRL
【ジャンル】 短編ノベルアドベンチャー
【対象】 全年齢
【ED数】 3種類
【プレイ時間】 1周1分~8分(トータル10分)程度
【ツール】 ティラノスプリクト
【容量】 95.6MB(ダウンロード版)
【公開日】 2019年5月4日
【プレイver.】 ?

恋人「しーちゃん」とのドキドキ初デート!だけどなんだか危険な予感…?
「しーちゃん...その恰好...。もう、今日はハロウィンじゃないよ!」
(ノベルゲームコレクション作品ページより引用)


選択式の短編ノベルゲーム。
こちら、何と8時間で制作された作品だそう。
それだけにセーブ機能やスキップ機能はありませんが、1周が短いのであまり苦もなく遊べました。
スキップ機能は欲しいなぁとちょっと思いましたが……しーちゃんが可愛いからまぁいっかと思えちゃう。

いやー、これは楽しかったです。台詞がいちいち面白い。
一見シリアスな始まりなのに、パパとの電話で笑い転げました。
かと言ってギャグ一辺倒という訳でもなく、よく考えるとかなりホラーな場面もあったり。
シュールさとシリアスが入り混じって、そのアンバランスな感じが何とも言えず良い味わいでした。

選択肢を誤ると即デス!です。
とは言え、デスエンドもなかなか楽しいものばかりなので、全部見ちゃうのがお薦め。
ラストは意外と救いが無く……ですが、その救いの無さの方向性が様々で面白かったです。
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KOKUTOU - 御伽倶楽部 -

2019年11月26日 21:56

大沼屋【タイトル】 KOKUTOU - 御伽倶楽部 -
【制作】 大沼屋 大沼遼太郎様、アイゼン伯爵様

KOKUTOU - 御伽倶楽部 -【ジャンル】 日常ミステリーアドベンチャーゲーム
【対象】 全年齢
【ED数】 6種類
【プレイ時間】 1周15~45分(トータル1時間)程度
【ツール】 ティラノスプリクト
【容量】 253MB(ダウンロード版)
【公開日】 2019年8月31日
【プレイver.】 1.02

今回の謎は柚葉の通う学園が舞台。
そこでまことしやかに囁かれていた謎の倶楽部の噂、その名も『御伽倶楽部』。
果たして柚葉は御伽倶楽部の謎を見事解き明かすことが出来るのか。
(制作サイトより引用)


日常系ミステリーのKOKUTOUシリーズ、最新作が公開されていました!
今作は、ティラノフェス参加作の為か、今の所ノベルゲームコレクションでのみ公開のようです。

第一作目の「KOKUTOU - 消えた初恋の謎 -」と第二作目「KOKUTOU - 招かれざる常連客 -
の続編となっています。
この作品からプレイすると登場人物の関係が分かり辛いので、順番にプレイすることをお薦めします。

今回は、ヒロイン柚葉ちゃんの通う高校が舞台。
高校に存在すると囁かれる謎の倶楽部を探し当てるというものでした。
秘密の部活動とか、何だか聞いていてワクワクします。
学校が舞台なので、探偵役である黒十さんの出番は、他の作品より薄めでしたが、
その分柚葉ちゃんがいつもより頑張ってました。

柚葉ちゃん、初期の頃は、黒十さんを巻き込んで謎解きに夢中になる天真爛漫な女子高生、
というイメージが強かったように思います。
しかし今回は、お嬢様とは思えない生活力で黒十さんを支える姿が見られました。
そういうシーンも押しつけがましくなくて、柚葉ちゃん良い子やなぁと思いました。

今回は、旧作にも登場した人物、そして新しい人物も登場します。
女子高が舞台なだけに、女子高生だらけ。美麗なイラストで、麗しい……!
それに今回もフルボイスなので、ボイスもそれぞれ違って魅力的です。
私は特に、新キャラ・輝夜先輩の落ち着いたボイスが好みでした。

他愛もない謎解きのようで、実は解かないと柚葉ちゃんが困ったことになるかも、という展開で。
そのプレッシャーが適度な緊張感をもたらしてくれます。
探索や謎解きは、比較的簡単かなと思います。
一応、一発でベストエンドらしき展開に持ち込めました。

ただ、6つあるというエンディングのうち、5つまでしか回収できず。
同じエンドでも、途中の選択によってバッジが2種類貰えるので、それを含めると6つになるのですが……。

柚葉ちゃんメインなお話ながら、最後はちゃんと黒十さんが活躍するという、
プレイヤーの期待を裏切らない展開も嬉しいところでした。
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