幸福のラルカ

2019年01月17日 22:37

劇団kolme【タイトル】 幸福のラルカ
【制作】 Libretto(twitter

幸福のラルカ【ジャンル】 ビジュアルノベル
【対象】 全年齢
【ED数】 3種類
【プレイ時間】 1周30分(トータル40分)程度
【ツール】 ティラノスクリプト、E-mote
【容量】 235MB(ダウンロード版)
【公開日】 2018年8月6日
【プレイver.】 1.00

『ようこそ、カフェ・エスタシオンへ』
空を見上げて微笑む花。
すべてを溶かしてしまいそうな日差しに、届かぬ願いを運ぶ風。
そして、溶けることのない雪。
移ろいゆく季節の中で、彼らは静かに心を紡いでいく―― (制作サイトより引用)


ふりーむ!およびノベルゲームコレクションにて公開中のビジュアルノベル。
ふりーむ!では、ダウンロード版とブラウザ版が別作品としてそれぞれ公開されています。
下記のリンクでは、ダウンロード版のページにリンクさせて頂いています。

ふりーむ!の作品ページ→  ノベルゲームコレクションの作品ページ→

あるカフェでの、主人公と店員さんたちとの交流の物語。
フルボイスで、キャラクターがぬるっと動きます。
美男美女揃いですし、制服も可愛くて良いのです。
画面の動きも目まぐるしくて臨場感があるし、窓の外の雨なんてとてもリアルでした。
優しいストーリーも魅力ですが、ビジュアル面での完成度が特に目を引く作品だったと思います。

画面は主人公の目線から見た構成。
ただ、主人公は一言も喋りません。店員からの視点で描かれます。
正体も謎めいていますが、序盤で正体は分かってきます。

徐々に足繁くカフェに通うようになる主人公が、店員たちと「幸福」について語ります。
窓の外の景色も、雨から雪、花吹雪など虚ろっていくのが素敵でした。
今どきのゲームにしては珍しい(?)、悪い人が出てこないストーリーです。
ほんの少し悲しみも含んだ穏やかなストーリーで、読んでいて暖かい気持ちになれました。

選択肢次第でエンディングが分岐しますが、どれが「正解」という訳ではない気がします。
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こわいへや

2019年01月15日 21:57

NUMBER7【タイトル】 こわいへや
【制作】 NUMBER7 六夏様

こわいへや
【ジャンル】 探索型アドベンチャー
【対象】 15歳以上(高校生~)推奨
【ED数】 4種類
【プレイ時間】 1周22分程度
【ツール】 ティラノビルダー
【容量】 107MB(ダウンロード版)
【公開日】 2018年10月8日
【プレイver.】 2.00

『こわいへや』へようこそ!
このゲームはこわい部屋での夜を楽しむアドベンチャーゲームです。
画面をクリックして部屋を探索して見てください。
無事に夜明けが訪れますように…… (制作サイトより引用)


グラフィックに一目惚れしてプレイしました。
「こわいへや」という直球のタイトルも何かイイ。

ふりーむ!にて、ブラウザ版とダウンロード版がそれぞれ公開されています。

ハロウィンのような、ブラックさとユーモアを含んだ作品です。
部屋の色々なところをクリックして、アイテムを拾ったりしつつ進めましょう。
途中の行動次第でエンディングが変化する模様。
部屋の住人(……住人は自分、のはずなんですが)は、ちょっと怖いけど愛嬌のあるモンスター達。
でも、意外と良い奴だと思って心を許してしまうと、どこかで豹変しそうなダークさも感じます。
最初はおっかなびっくりでしたが、うっかり選択すると即死するようなシビアさはなかったので、
次第に大胆に色々試して楽しめるようになりました。

しかし、エンディングに辿り着く条件を見つけるのが思ったより難しいです。
実はまだコンプリートできていないので、少しずつ楽しみながらクリアしたいです。
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To Myself ~記録の私と記憶のわたし~

2019年01月14日 23:00

To Myself ~記録の私と記憶のわたし~ ノベルゲームコレクションのページ【タイトル】 To Myself ~記録の私と記憶のわたし~
【制作】 タク様(twitter)、チョロミ様(twitter

To Myself ~記録の私と記憶のわたし~

【ジャンル】 ノベルゲーム×謎解きADV
【対象】 全年齢
【ED数】 - (分岐なしノベル)
【プレイ時間】 36分程度
【ツール】 ティラノビルダー
【容量】 196MB(ダウンロード版)
【公開日】 2018年8月21日
【プレイver.】 4.5

知らない場所のはずなのになぜか知っている……。
そんな屋敷への地図を見つけた少女サフィア。
「あなたは……わたし……!?」
屋敷にはサフィアと同じ顔をした少女がいました。 (ノベルゲームコレクション作品ページより引用)


ティラノビルダー製の、謎解きアドベンチャー。
スマホプレイに合わせてなのか、縦長の画面となっています。

祖父の部屋で、ある屋敷への地図を見つけた少女サフィア。
気になって訪ねると、そこには自分とそっくりの少女が居て……というお話。
驚いて逃げ出そうとするサフィアですが、そっくりな彼女から屋敷で日記を探すように頼まれます。
その日記と共に、提示される謎を解いていきます。

謎解きは、パズルや暗号、クロスワードや簡単な数独まで色々なものがあり面白かったです。
ぱっと見て分かるものもあれば、ちょっと考えさせられるものもあり。
しかし、考えれば解ける程度の難しさで、謎解きの心地良さを味わえました。
ちなみに解いた謎はキーボードで答えを入力する方式なので、当てずっぽうでは進めません。
分からない時は、きちんとヒントも見られるようになっています。
ただし、ヒントを見ても解けない時は、作者さんのtwitterで質問するしかないようです。
多くの人が解ける難易度だとは思いますが、そこだけはちょっと手間がかかってネックかなぁ。

キャラクターがアニメーションで、ぴょこっと動くのも可愛かったです。
特に挨拶の時に上下に動くのが、本当に膝を折って挨拶してるみたいで、可愛い(*´∀`*)
ストーリーも気になって、追っていくのが楽しかったです。
サフィアも、もうひとりのサフィアも素直で屈託のない良い子だったので、
奇怪な雰囲気ながら、ドロドロで救いのない展開ではないはず!と信じてプレイできました。
真相は期待通りドロドロではなかったものの、予想したのとは違う展開でちょっとびっくりでした。
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蒼の屋敷

2019年01月12日 22:38

ちゃんとする【タイトル】 蒼の屋敷
【制作】 ちゃんとする サム様

蒼の屋敷
【ジャンル】 サスペンスADV
【対象】 全年齢
【ED数】 6種類
【プレイ時間】 1周20分(トータル55分)程度
【ツール】 NScripter
【容量】 39.1MB
【公開日】 2013年4月30日
【プレイver.】 1.05

旅行の途中で怪我をしたレイビットは
息も絶え絶えの所を、近くの屋敷に住むエウルに助けられます。
怪我が完治するまで屋敷で療養する事になったレイビット。
美しい屋敷の主人と、無愛想なメイド、優しい執事など
独特な住人達との生活は安らかでとても楽しい日々です。
しかしそんな生活もつかの間、屋敷の謎が少しずつ見えてくるのでした。
(ふりーむ!作品ページより引用)


森の中で怪我をした主人公が、通りすがった男性の屋敷で過ごすお話。

オープニングシーンを見て、結構な残酷さにびっくり。
ただ、その後の展開はほのぼのとしています。
豪華なお屋敷で、使用人も主人も親切。レイビットは楽しく過ごします。
怪我をするのは嫌ですけど、お屋敷に泊まれる機会など滅多にないし、ちょっと憧れます。
レイビット羨ましい!と思っていました。

ただ、ゲームは「サスペンスADV」ですし、紹介文やオープニングの不穏さからしても
この屋敷には謎があるんだろうな……と覚悟はしていました。
周回プレイを進めるうち、その「謎」が明らかになっていきます。
ネタバレになりそうなのであまり詳しくは書かないことにしますが、
段々と緊迫した状況になってきて、手に汗握りながらプレイしていました。
可愛らしいキャラクターと、序盤のほのぼのに騙されてはいけません……!
というか、可愛らしいからこそサスペンスな展開が余計に怖くて震えます。

ストーリーは予想外というものではなかったものの、見せ方が上手いなぁと思いました。
2周目から徐々に真実が見え始め、ある程度のエンディングに辿り着くと
更にその先が解放されるという仕組みになっています。

サム様の作品はいくつかプレイさせて頂きましたが、「雨雲」のようなサスペンスから
魔法お仕事物語 Twinkle Night」のような暖かくて優しい作品まで、作風の幅が広いんですよね。
なので、この作品はどっちに転ぶのかと想像がつかないのも良かったように思います。

きちんと選択肢を試していけば詰まらずに全エンディング制覇できると思います。
トータルでも1時間程度でクリアできるかと。
短編ながら、ぎゅっと面白さが濃縮されている作品でした。お薦めです。
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孤独者のワルツ

2019年01月10日 23:49

孤独者のワルツ ふりーむ!のページ【タイトル】 孤独者のワルツ
【制作】 さと@く様(Webサイトなし)

孤独者のワルツ
【ジャンル】 探索ホアドベンチャー
【対象】 全年齢
【ED数】 2種類
【プレイ時間】 1周55分(トータル1時間10分)程度
【ツール】 WOLF RPGエディター
【容量】 46.5MB
【公開日】 2013年9月20日
【プレイver.】 2.0

主人公の居る町では20年毎に近くの屋敷に住む「吸血鬼」に生贄を奉げる事になっていた。
それに選ばれた主人公の少女と、吸血鬼の屋敷で会った少年との不思議な物語。
(ふりーむ!作品ページより引用)


多少謎解きもありの探索アドベンチャー。

もし「何か面白いゲームない?」と聞かれたとして、この作品をお薦めすることはないと思います。
若干のバグがあったり、画面が暗くて探索し辛いのです。
ですがブログで紹介することにしたのは、遊んでいて純粋に面白かったと思えたから。
「吸血鬼の住む館」を探索するのですが、なぜか部屋に池があって釣りをすることになったり、
突如ニワトリがじゃんけんを挑んできたり。
「なんだこれwww」「次は何が起こる!?」と飽きませんでした。

まず、館に入るとほぼ暗闇です。
暗闇の空間にドアが4つ浮いてるような作りで、変わった構造だなぁと思っていました。
進めるところが分かり辛くて迷ったところもあり。
しかし、2階に進んで探索していると、突如前触れもなくフローリングが現れた……!Σ('□'*)
床が見える状態で眺めると、なるほど、ワンマップに小部屋が4つ配置されている構造なのでした。
これを見て、もしかして本当は床が見えるのが正解なのでは?と思ったり。
ただ、その後1階に戻ると暗闇に戻ってしまいました。
ふりーむ!さんのスクリーンショットを見ると背景は暗いし、バージョンアップで修正されていないということは
やっぱり暗いのが正解なんでしょうか。どうなんだろう。

「乙女向け要素がある探索ゲーム」という一文のように、主人公と館で出会う少年ブラントが良い雰囲気になります。
ストーリーはかなり大胆で、よく考えられたなぁと思いました。
パワーと勢いはありますし、おっと思える巧みさも垣間見えるけれど、緻密さに関しては惜しい感じ。
プレイし終わって、これはちょっとおかしいのでは?と思ったところがあります。

以下、ネタバレになるので反転しないと見えないようにしています。

作中でブラントは15歳と名乗るのですが、彼が語る真相通りだと主人公よりブラントの方が年上のはずでは。
主人公が20歳なので、ブラントは若くても25歳くらいのはず。
そうすると、彼はなぜ15歳と名乗ったのか?
自分のことを知られたくなかった彼が、とっさに15歳と嘘を吐いたのでしょうか。
推定25歳の青年が15歳と名乗るのはちょっと厳しい気もしますが、若く見えるのかもしれません。
しかし年齢の話を振ったのは彼からなので、誤魔化したい話題に自分から触れるのも妙に思えます。
と、いくら推察しても、その点に関しては作中で一切触れられていないので、真実は闇の中ですね。
もしかしたら作者さん……気付かれてないのかも?さすがにそれはないかな?


読み返して確認はしたんですが、もし私の勘違いや見落としだったらゴメンナサイ。

エンディングは2つあり、私は運良くハッピーなエンドに先に辿り着きました。
迷った方は同梱ファイルに攻略情報があります。

色々と突っ込んでしまったけど、こういうフリーゲームの手作り感が嫌いじゃないです。
そして繰り返しますが、探索ゲームとしては面白かったです。
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