囚われのヘンゼル

2019年11月11日 20:00

きゃべTクリエイション【タイトル】 囚われのヘンゼル
【制作】 きゃべTクリエイション きゃべT様

囚われのヘンゼル
【ジャンル】 探索ADV
【対象】 6歳以上(小学生~)推奨
【ED数】 6種類
【プレイ時間】 1周7分(トータル23分)程度
【ツール】 ティラノビルダー
【容量】 170MB(ダウンロード版)
【公開日】 2019年7月19日
【プレイver.】 1.00

ある日、家族と離れ離れになったグレーテル。
グレーテルがいないことに気づきヘンゼルが迎えに来てくれたが、そこから事態は更に一変した。
(ノベルゲームコレクション作品ページより引用)


ふりーむ!でブラウザ版、ノベルゲームコレクションではブラウザ・ダウンロード版がプレイ可能。

ふりーむ!の作品ページ→  ノベルゲームコレクションの作品ページ→

ヘンゼルとグレーテルをモチーフにした短編ノベルアドベンチャー。
ストーリーに共通点はあるものの、オリジナル部分が濃厚です。

冒頭で2人は森の中で熊に襲われて、森の奥へと逃げる事に。
大ピンチなシーンなのですが、熊が可愛すぎて何というか……和んでしまいそう。
ヘンゼルもグレーテルも、すごく可愛い絵柄です。
ただ、ストーリーは全般を通してシリアスでした。

熊に追われたヘンゼルを追うと、彼は魔女に囚われていました。
お兄ちゃんを救い、魔女の目を盗んで逃げだすのが目的となります。

探索はさほど調べる箇所が多くなく、難しくありません。
ただ、見つけ辛くて最初は気付かなかったところもありました。

ED1~3まではさっくりクリアできたものの、その後がなかなか進展せず、ヒントを拝見しました。
EDヒントはタイトル画面の右下にあり、最初から見ることも可能です。ありがたや。

選択次第では彼らを悲惨な運命に導いてしまうので、何だか申し訳なく……辛かったです。
ただ、頑張れば2人が幸福になる結末もきちんと用意されています。
これは最高のエンディングでした。
ED5は完全なるハッピーエンドではないものの、この終わり方も好き。
そして、ED4は心に突き刺さり、最も印象的でした。

ちなみに、ある選択肢で正解以外を選ぶとED2なのですが、
同じED2でも選ぶものによってエンディングタイトルが異なります。
ヘンゼルの反応も違うので、つい全部試しちゃいました。
バッドエンドなのに、ごめんよヘンゼル……。

お馴染みの童話なのに、途中から全然展開の予想がつかず面白かったです。
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一朶の仇花

2019年11月10日 21:15

一朶の仇花【タイトル】 一朶の仇花
【制作】 さかあがり様 

一朶の仇花
【ジャンル】 和風探索アドベンチャー
【対象】 12歳以上(中学生~)推奨
【ED数】 3種類
【スチル数】 3枚+α
【プレイ時間】 1周30分(トータル1時間)程度
【ツール】 WOLF RPGエディター
【容量】 122MB
【公開日】 2019年7月21日
【プレイver.】 1.07

秘密の封書を探して、秋谷邸に忍び込むことになった墨。
なぜかついてきた伊之介と共に、邸の中を歩き回るが……。 (ふりーむ!作品ページより引用)


第11回 WOLF RPGエディターコンテスト 総合5位、物語性3位等を獲得された作品です。
作品公式ページ他、ふりーむ!、ウディコンのサイトからもダウンロード可能(エントリー番号【22】)。

和風のドット絵とキャラクターが魅力的な、探索アドベンチャー。
戦闘もあるのでRPGと言った方が良いのかな?

何やら、密書を探りに忍び込んだ仲間が行方不明になり、主である姫の命で探索に行くことになった墨。
隠密行動ですからとひとりで忍び込むと思いきや、姫様の兄の伊之介がくっついてきます。
墨はなにやら嫌そうですが、味方居るって心強い。

天井裏に忍び込んで、下の部屋の様子を伺いつつ調べていきます。
最初は状況からてっきりステルスゲーだと思い、見つからないように慎重に探索していました。
が、うっかり見つかってしまいやむを得ず戦ったところ、倒すと二度と襲われないことに気付きまして。
決して殺すわけではなく気絶させるだけ、というところで良心の呵責もなく、
その後は手あたり次第になぎ倒して探索していきました。
序盤の隠密行動は何だったのだ。
まぁ、結果としては気絶させて調べないと進まないので、隠密に徹することは出来なそうです。
また、屋敷の見張りだけでなく、天井裏にはごく稀に妖怪も出没します。

敵の強さはさほどでもなく、サクサク勝てる感じでした。
ありがたいことに天井裏には商人がいて、回復アイテムや防具を買ったり武器を研いで強化したりできます。
武器は買い替えでなく、そのまま強くしていくというのも面白いですね。

ほんの少し謎解き要素もありますが、これも難しくはありません。
屋敷も迷うほど広くなく、ストレスなく探索できました。
しかし、後半になるにつれ、何やら不穏な気配が漂ってきます。
段々と程良い緊迫感が生まれましたし、ストーリーも気になるしで、進めるのが楽しかったです。

エンディングは、後半で分岐します。
最後の選択肢で、「えぇー……伊之介怪しい」と疑心暗鬼に囚われ、ちょっと選択を迷いました。
何と言うか、ほのぼのゲーというだけではない、でもドロドロでもない(エンディングにもよりますが)。
清濁併せ持つも、後味は悪くない、良い塩梅のストーリーだったと思います。
コンテストの物語性3位に輝いたのも納得。

END2だけは条件が分からず、公式サイトさんを拝見しました。
攻略があって、ありがたかったです。

姫も墨も可愛いし、伊之助も良いです。
墨の仲間たちも魅力的でしたし、もっと彼らのストーリーが見たいと思わされました。


WOLF RPGエディターコンテスト
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いきなり魔王

2019年11月02日 20:00

いきなり魔王 公式紹介サイト【タイトル】 いきなり魔王
【制作】 NICE STALKERSTUDIO OVER DRIVECrystal.Originate

いきなり魔王
【ジャンル】 レトロRPG風コマンドバトル型謎解きゲーム
【対象】 全年齢
【ED数】 1種類
【プレイ時間】 1プレイ1分(トータル50分)程度
【ツール】 ティラノスプリクト
【容量】 115MB (ダウンロード版)
【公開日】 2016年5月21日
【プレイver.】 ?

『いきなり魔王』は【レトロRPG風コマンドバトル型謎解きゲーム】です。
物語は、いきなりラスボス魔王戦!
だけど勇者は「レベル1」
こんなの…絶対勝てるわけがない!?
いいえ、勝てます!あなたの、知恵と力と工夫と努力で、最弱勇者が魔王を倒します。
道具に魔法、使えるものは何でもつかってください。
それでも負けてしまったら、天の声がヒントを教えてくれるでしょう。
魔王を倒すその時まで、どうかあなたの力を無謀な勇者に貸してあげてください!
(公式紹介サイトより引用)



ティラノゲームフェス2016 にて、準グランプリを獲得された作品です。

公式作品サイトからダウンロード、ノベルゲームコレクションでブラウザ版・ダウンロード版が公開されています。

ノベルゲームコレクションのページはこちら→

これ、一見レトロなRPG風なのですが、手順を考えて魔王を倒す思考パズルゲームです。
最初は誰しもが一撃でやられること必至ですが、謎のししょーの言葉やアイテムのヒントが絶妙で、
徐々にどうして良いか分かってくるという。
このゲーム、最初に名前入力があり。そこからして「ん?」と引っ掛かりがあるのですよ。
それからプレイしているうちに、徐々に色々なことが見えてくるのがすごく楽しかったです。
準グランプリなのも納得な面白さでした。
面白いだけでなく、ドット絵も可愛くて素晴らしい。

ただ、これ思ってたより手こずりました。・゚・(ノД`)・゚・。
何度もプレイしているうちにあれ?どっちだっけ?と混乱してきて。
恥ずかしながら、約50分もかけてようやくクリアできました。
うーん、やるべきことは見えててですね、やろうとしてたんですけどねぇ……
数回プレイすると、ここまでは絶対間違いないという手順が見えてくるんですよ。
そこまで何度も同じようにやって、最終的に「どうさせたい」かも見えてたのに……
何であんなに詰めを誤ってたんだか。(・ω・`)

クリアすると死亡回数が表示されるのも良いですね。
私は途中でゲームを閉じてしまったので何度トライしたか定かではないのですが、
50分かかったということは少なくとも30回くらいは死んでるんじゃ!?さすがに失敗しすぎです、これは。
多分きちんと算数できるひとはそんなにかからないです。
途中でセーブしてぇ!と心の中で叫んでましたけど、
まさか制作者さんもこんなに死ぬプレイヤーがいるとは思っていなかったに違いありません。
私はずっとプレイしていて途中で泥沼にはまった感があったので、
もしなかなかクリアできないときは、いったん時間を置いて気持ちを切り替えた方が良いかも。

しかしながら、苦労した分クリアできたときはスッキリしました。
1プレイが短くキリを付けやすいですし、ちょっとした空き時間等に頭の体操はいかがでしょうか。
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キングオブデモンズ

2019年10月31日 20:00

Leave ふりーむ!のページ【タイトル】 キングオブデモンズ
【制作】  ガキノハウス 友川康昭l様

キングオブデモンズ
【ジャンル】 魔界再建SLG
【対象】 12歳以上(中学生~)推奨
【ED数】 7種類
【プレイ時間】 1周55分程度
【ツール】 RPGツクールVX Ace
【容量】 39.5MB
【公開日】 2019年10月27日
【プレイver.】 1.00

魔界の力「オーの炎」を失ったこの世界は、
大部分を闇にのまれ、すっかりと朽ちてしまった。
魔界が朽ちてその15年後。
人間界で暮らしていた主人公(デフォルト名:ニュート)は、
魔界に呼び戻され、自分が魔界王の子であることを知る。
次期魔界王として、主人公は6名の家臣とともに魔界再建に乗り出す。
(ふりーむ!作品ページより引用)


【注意】このゲームをプレイするには別途RPGツクールVX Aceのランタイムパッケージが必要です。
ダウンロードはこちらから→ツクールweb

突如、「お前は魔界の王の子だ!」と言われた主人公が、魔界の再建を目指す物語。
ハロウィンの日までの25週で再建を目指しつつ、魔界の住人と仲良くなり、結婚を目指しましょう。

最初に会ったキャラクターが女性だったので、うっかり主人公は男だとばかり思いこんでいましたが、
主人公に性別設定はないです。
よって、交流する魔界の住人も男女両方。
脳内でBL、GL、ノーマルと想像し放題ですね。

流れとしては、住人と交流して好感度を上げつつ、魔界の再建で数値上げてクリアを目指す感じ。
交流で時々プレゼントを貰えるので、それを使って好感度を上げたりできるようです。
制作者さんコメントによると、1周で全てのキャラクターをクリアできるとのこと。
しかし、私はそんな器用なことはできなかった(・ω・`)
各キャラクターに会うと再建のお手伝いを頼めるのですが、どうも得手不得手があるようなんですよね。
で、自分が上げたい再建パラメーターが得意なキャラクターばかりに会っていたら、
すごく好感度に偏りが出てしまいました。

キャラクターは魔界の住人だけあって、人造人間や吸血鬼、ゾンビと様々です。
ただ、見た目はモンスターらしからぬ美男美女。
しかし、その容姿安堵していると、思わぬブラックさや奇妙さが垣間見えて「うへぇ」となります。
一筋縄ではいかない、クセのあるキャラクターが多し。

私は、初回クリアまでに55分程かかりました。
制作者さんの想定プレイ時間より長かった。
好感度MAXまでいけたのは2人だったので、とりあえず2人とはめでたくゴールイン(*/∇\*)
今度は最初からプレイして、全員を隈なくたらしこみたい、と野望を抱いています。
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PRESS START

2019年10月30日 22:55

nemurita【タイトル】 PRESS START
【制作】 nemurita 初様

PRESS START
【ジャンル】 探索アドベンチャー
【対象】 12歳以上(中学生~)推奨
【ED数】 2種類
【プレイ時間】 1周2時間半(トータル2時間40分)程度
【ツール】 WOLF RPGエディター
【容量】 94.1MB
【公開日】 2019年7月21日
【プレイver.】 1.07

幽霊の少女が言う。「成仏するのを手伝って欲しい」…
聞き入れた少年はじめは、古電車で海を渡り月の形をした島へ。
そこは少女が幽霊になる前に行った島だった。
何処か懐かしさを感じつつ、二人は最期の願いを叶えにゆく。 (制作サイトより引用)


第11回 WOLF RPGエディターコンテスト 総合3位、画像音声1位、物語性2位等を獲得された作品です。
ふりーむ!での公開他、コンテストページからもダウンロード可能(エントリー番号【13】)。

これは、プレイできて良かったと思える作品でした。
物語も、グラフィックもキャラクターも素晴らしかったです。

まず、ウディコンで画像音声1位なのが納得のグラフィックに目を惹かれました。
可愛らしく美しい風景。
MAPを切り替えるのが楽しみで、新しい景色が出てくる度に「おおっ」と見惚れていました。
特にイベントのない通り過ぎるだけのMAPさえ、すぐに進んでしまうのが惜しくて
立ち止まって風景を眺めたりしたことも。
怖いシーンさえ目を凝らして見ていたくなるのです。
建物の中などは、間取りが直線的でなく曲線で描かれていたりして面白いです。

そして、個性的で魅力的な登場人物。
見た目も可愛く、性格も愛嬌があり引き込まれる人物ばかりでした。
悪人がいない、というのもプレイしていて心地が良いものです。

ストーリーも、物語性2位なのも頷ける面白さでした。
優しく、でも時折仄暗い顔を覗かせる。そしてシュールな点もあり。
色々なテイストがたのしめました。
全体的にはものすごく意外だったとか、すごく泣けたという訳ではなかったのですが、
特にキャラクターの設定に関しては細かい所まで描かれていて少しずつ知っていいくのが楽しかったです。

また、途中で服を買えたり料理を食べたりと、寄り道できる部分も面白かったです。
主人公はじめとアイちゃんのやりとりが楽しい。
そしてこれもまたそれぞれグラフィックがあるので見て楽しめます。
後で必要になるのかもと警戒して、私はお金をあまり使わなかったのですが。
(とりあえず購入して、イベントを見たらリセットとかしてました)
特にストーリーには関連しないので、安心して好きなだけ楽しむべし、です。

本当に面白かったので良い所ばかり思い浮かぶのですが、
敢えて気になった点を挙げると、ちょっとMAPが広くて移動が大変だった箇所があることでしょうか。
終盤の洞窟とか、通り抜けるのがやや面倒に思えました。

エンディングは2種類。
終盤の選択肢で分岐します。
私は敢えて悪い方を先に選んだつもりだったのですが……そこは予想外でした。

ただひたすらクリアを目指すだけでなく、道中も楽しめる良作でした。


WOLF RPGエディターコンテスト
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