呪う人形

2018年08月20日 20:00

呪う人形 ふりーむ!のページ【タイトル】 呪う人形
【制作】  紫蘇漬け様(Webサイトなし)

呪う人形
【ジャンル】 ホラーノベル
【対象】 全年齢
【ED数】 - (分岐なしノベル)
【プレイ時間】 7分程度
【ツール】 Yuuki! Novel
【容量】 6.83MB
【公開日】 2011年9月6日
【プレイver.】 1.0

選択肢なしのノベル作品。

呪う人形のお話なのですが、初っ端から予想外の文章に口があんぐり。
呪いの人形があたかも家電でもあるかのように評価されており、その独特な語り口に釘付けになります。
フィクションなのに何だか面白そうで、自分だったらどれにするかなぁとついつい考えてしまいました。

言っている事は不穏なのに、どこか軽快でコミカルな雰囲気ですが、オチはきちんとホラー。
思わずおおっと感心してしまいました。
絵柄も、綺麗なんですけどどこか不気味で、良い味を出していると思います。

心底ゾッとするようなホラーではないものの、一風変わったストーリーが楽しめる作品です。
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オロホスの夢

2018年08月16日 20:34

ツノウサギの家【タイトル】 オロホスの夢
【制作】 ツノウサギの家 やかろ様

オロホスの夢
【ジャンル】 探索型ホラーゲーム
【対象】 12歳以上(中学生~)推奨
【ED数】 4種類
【プレイ時間】 1周1時間15分(トータル3時間10分)程度
【ツール】 RPGツクールVX Ace(RTP不要)
【容量】 207MB
【公開日】 2016年7月25日
【プレイver.】 1.04

ある部屋に置いてあった日記。そこに書いてあったのは少年と少女のこと…
そして誰かの夢の結末。 (制作サイトより引用)


第12回 ふりーむ!ゲームコンテスト 個性派部門で銀賞を受賞された作品です。

ある屋敷が舞台の探索・謎解きゲーム。
キャラクターの可愛さに一目惚れしました。
特にこのオロホスが可愛いったらありゃしない。性格も含めて、すごい好みです。

ジャンルは探索型ホラーとなっているものの、怖さはあまり感じません。
ホラー要素は控えめだと思います。
ただし、若干の追いかけられ要素あり。
初見ではちょっとだけ妨害トラップもあり逃げにくくなっていますが(それにいちいち引っ掛かっる私って……)、
距離は短いので苦痛はありませんでした。
まだ少年ながらしっかりと自分の意思を持っており、それを貫こうとしている主人公。
そして、どこかほんわかして心ここにあらずのオロホス。
2人の道中の会話に癒されつつプレイできました。

謎解きは、解きなれていない人にとってはやや難しいかも、慣れていると中程度くらいかな?
論理的な思考より、直感やひらめきが必要なものが多かったように思います。
途中では空気に関する雑学も読めたりして、純粋に興味深かったです。

ストーリーは、誰やら正体が分からない人物の回想形式になっているので、
どういう展開になるんだろう?と引き込まれました。
ちなみにこの人物、エンディングによって正体が変わります。そこも面白い。

エンディングは4種類。
私は最初にBAD1に辿り着きました。
しかし残りのエンディングの到達方法が分からず、制作サイトさんの攻略を頼りました。
HAPPY ENDは自力クリアできたかもしれず、惜しかったです。
実は最初にこちらに向かっていたのに、リセットしちゃったんですよね(・ω・`)
道中にヒントもあるし、もしかしてそれかなと思っっていたやり方でした。
HAPPY ENDでは、ラストで見られるオロホスの姿がとても美しく、印象的でした。

上記の2つについてはすぐに回収できたものの、BAD1と3についてはなかなか大変でした。
分岐点が序盤で、ほぼ3周プレイすることに。
それでもまた違う後味のENDなので、全部見て良かったと思います。
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Monochrome

2018年08月15日 20:59

WHGF【タイトル】 Monochrome
【制作】 WHGF WH様

Monochrome
【ジャンル】 ホラー風アドベンチャー
【対象】 12歳以上(中学生~)推奨
【ED数】 3種類
【プレイ時間】 54分(トータル1時間40分)程度
【ツール】 RPGツクールVX
【容量】 104MB
【公開日】 2016年2月10日
【プレイver.】 1.03

白黒の見知らぬ部屋で気が付いた少年。
ここはどこだろうと辺りを見回すと、「ようこそ、モノクロームへ」という声が聞こえてくる。
そこにいたのはアヤとシキという2人の女性。
ここは少年が忘れた色の世界で、失われた7色を取り戻すのだという。


【注意】このゲームをプレイするには別途RPGツクールVXのランタイムパッケージが必要です。
ダウンロードはこちらから→ツクールweb

探索・謎解きゲーム。
ホラー要素は薄めですが、途中で追いかけられ要素あります。

モノクロの世界で目覚めた主人公。
どうやら失われた「色」を取り戻さねばならぬようです。
屋敷にはいくつかのステージがあり、順番に探索をしていくことに。
何となくですが、失われた主人公の記憶に関連するステージのようで、
クリアする度に新しい「色」を手に入れていきます。
そして、ゲーム中のBGMは全てショパンの曲で統一されています。
知っていて好きな曲もあれば知らない曲もあり、プレイ中は全部がショパンなのか
分からなかったですが、クリア後に読めるおまけによるとやはりショパンで統一されているとのこと。
分からなかった曲も曲名が見られてありがたかったです。

単なる探索のステージだけでなく、時間制限の中で記憶を辿っていくというような
一風変わったところもあり、面白く感じました。

序盤はさくさくと進め、「これなら気軽に短時間でクリアできそうかな」と思っていたのですが、
途中で長く困難な箇所がありまして、やや苦戦しました。
結構がっつり追いかけられ要素があるので、そこが一番大変でした。
どうやったら逃げられるの!?と悲鳴をあげそうになる程度に追われた気が……(((゜Д゜)))

道中では、明らかに重要そうなアイテムをGETしていきます。
薄々勘づいてはいたのですが、エンディング分岐に関わるものでした。
実は序盤でそれを取り逃したかもと気付いていながら、まぁいいやとそのまま進めてしまい後で後悔。
あの追いかけっこをもう一度せねばならぬとは orz
ほぼ2周プレイしたので、全エンディングクリアまでずいぶん時間がかかってしまいました。

主人公に何があったのかは途中の展開で何となく想像はついていきます。
意外な真相を味わえるタイプの作品ではないものの、色を取り戻した後のアヤとシキがとっても綺麗ですし、
クリア後のおまけ部屋で読める設定などを拝見すると、なるほどと思うものもありました。
それを知ると、途中の困難なステージもなぜ難しかったのか理解できます。

アクション要素もありやや難しめでしたが、手応えあるゲームでした。
クリアできて嬉しかったです。
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ハコイリさま症候群

2018年08月14日 20:30

箱庭のイデア【タイトル】 ハコイリさま症候群
【制作】 箱庭のイデア 栄崎様、すけ様

ハコイリさま症候群
【ジャンル】 ホラーチックな謎解き探索ゲーム
【対象】 12歳以上(中学生~)推奨
【ED数】 3種類
【プレイ時間】 1周1時間50分(トータル2時間10分)程度
【ツール】 WOLF RPGエディター
【容量】 38.7MB
【公開日】 2014年2月14日
【プレイver.】 1.31

ある森に大きなお屋敷がありました。
主人公アルマも今日からここに住むことになります。
しかし、屋敷には昼とはまた違う、夜の顔があるようで……。
アルマは同じ屋敷に住む仲間の頼みを聞くうち、
この屋敷に潜む『ハコイリさま』の謎に迫ることになります。 (ふりーむ!作品ページより引用)


ホラー風の探索・謎解きアドベンチャー。

ある学園に転入してきた、主人公のアルマ。
そこは大きなお屋敷で、学校や寮が一緒になっているようなところです。
一見平穏なようですが、自室へ案内されたアルマは先生から固く言いつけられrます。
「夜に部屋の外へ出ちゃダメよ」

いやー、そうなるともう夜に外に出るんだな!というフラグですよね。
しかし、自然と探索せざるを得ない流れになるのと、外に出たからと言って
恐ろしい何かがある訳でもないので、あまり緊張感はなく探索できました。
現実でも人気のない夜出歩くときは心細さを感じるものですが、それに似た雰囲気は味わえました。
日毎に行ける場所も増えていくので、次の日が楽しみで仕方なかったです。
セーブポイントは固定ですが、何か所か設けられているので不便には感じませんでした。

一風変わったところとしては、その場面に応じた“キーワード”がいくつか用意されており、
そのうちのどれかを選んでセットし、切り替えつつ進めて行くというところ。
キーワードによって話しかける人物の反応が違ってきたりします。
これはなかなか斬新で面白かったです。
そしてこのゲーム、キーの割り当ても独特で。
通常はシフトキーでダッシュだと思うのですが、この作品ではキーワードの切り替えなので、
つい慣れでシフトダッシュしようとするとキーワードがかちかち切り替わってしまうという。
これは最後までなかなか慣れませんでした。

謎解きは通常の暗号的なものからパズルまで、色々なバリエーションが楽しめました。
パズル的なものは、他の作品で見かけないものもあって面白かったです。
パズルによっては、作中でもヒントを貰えるようになっています。
私は自力クリアしましたが、後からどんなヒントかな?と聞こうとすると
「自力で解いてこそ意味があるんじゃない?」とまずは諭されるという、ニクイ演出でした。
安易に答えを与えない、でも最終的にはちゃんと聞けるというのは良いですね。

ストーリーも謎に満ちていて面白かったです。
何か不穏なことが起こっているのに、大人たちは何も知らないと言う。
でも、本当に知らない訳ではなく知らないふりをしているというのが露骨に分かるので、
すごく不気味で居心地の悪さを感じます。
先が気になって、飽きずにぐいぐいプレイできました。

エンディングは3種類。
私はエンディングAだけは自力到達できずに、制作サイトさんの攻略ページを拝見しました。
分かってみると、ヒントは色々とあったので自力でやりたかったと悔しい思いも抱きましたが、
やっぱり自力で思いつくのはちょっと難しかったかも。という感じの方法でした。

それなりにボリュームもあり、謎解きも探索もストーリーも楽しめた良作でした。
同作者さんの別作品「白のキョウメイ」のレーネちゃんにも会えて、嬉しかったです('-'*)
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きみと雪どけ

2018年08月12日 20:00

5Z6P【タイトル】 きみと雪どけ
【制作】 5Z6P ひさかきぬい様、素凡様

きみと雪どけ
【ジャンル】 短編ホラー
【対象】 12歳以上(中学生~)推奨
【ED数】 3種類
【プレイ時間】 1周10分(トータル20分)程度
【ツール】 WOLF RPGエディター
【容量】 49.7MB
【公開日】 2016年12月17日
【プレイver.】 2.00

―――だって、この雪は、とてもあたたかい。
主人公が目を醒ますと、そこは自分の部屋だった。
いつも通りのはずなのに、どこか違和感がある。
テーブルの上に置かれた、見覚えのない据え置き電話。
突然それが鳴りだして…?
朧げな記憶を手繰り寄せた先に待つのは、一体…? (ReadMeより引用)


ジャンルは短編ホラーとなっていますが、ホラー要素よりしんみりとした悲しみと切なさの漂う
ストーリーとなっています。

一部屋のみの探索なので、さほど時間はかからないと思います。
進展がなくなったときは、部屋の物を調べまくると何とかなります。

素朴で、優しそうな主人公の青年。
自分の部屋で目覚めたはずが、何か違和感があり部屋を調べ始めます。
ストーリーの真相については、プレイしているうちに概ね予想がつくのですが……
だからこそ、悲しい結末になって欲しくないなぁと思いつつプレイしていました。

エンディングは3種類。
END3とEND2はやり切れない展開で、何でそんなことに、と悲しくなりました。
ただ、初回プレイではこの2つのうちのどちらかに辿り着くかと思います。
そこから少し奮闘してのEND1。ほっとしました。

以下、ネタバレというほどでもありませんが、クリア後でないと分からない感想になります。

実は主人公と少し似た体験をしたことがありまして、彼の気持ちはよく分かります。
多分、その苦しさは和らいでもふと蘇り、生きている限り一生続くと思います。
しかし、優しすぎるのもいかんなぁとも思いました。極端すぎるよ(・ω・`)


追記にて、エンディングに辿り着くための条件をざっくりと記載しています。
反転させないと見えないようにしていますが、ネタバレが嫌な方はご注意ください。
[きみと雪どけ]のヒント・攻略を見る
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