公衆電話

2018年11月01日 20:43

公衆電話 ノベルゲームコレクションのページ【タイトル】 公衆電話
【制作】 加藤 匠様 (twitter)

公衆電話
【ジャンル】 
【対象】 全年齢
【ED数】 7種類
【プレイ時間】 1プレイ3分(トータル40分)程度
【ツール】 ティラノスプリクト
【容量】 77.4MB (ダウンロード版)
【公開日】 2018年8月27日
【プレイver.】 1.02

ふと目が覚めると、男は公衆電話ボックスに閉じ込められていた・・・。
プレイヤーは自分で好きな番号に助けを求めることができますが、
所持金は10円玉が3枚だけ。
30円分(=3回)しか電話をかけられないので、すぐに力尽きてしまうでしょう。
しかし新たな番号さえ知ることができたなら、次回は初めからかけていくことで、
物語の真相へと近づくことができるはずです。
あなたを助けてくれそうな人は誰だろう? (ノベルゲームコレクション作品ページより引用)


以前、twitter等で面白いという感想をお見掛けして、気になっていたゲーム。
ノベルゲームコレクションの作品ページより、ブラウザプレイ・ダウンロードが可能です。
ゲーム会社にお勤めのプロのゲームクリエイターさんが個人的に作られているようで、興味津々でした。

電話ボックスという狭い空間に閉じ込められた主人公の脱出劇。
手元にあるのは10円玉が3枚という絶望的な状況です。
最初は何とか自分の置かれた状況が分かるだけで、何のヒントもありません。
主人公は携帯やスマホも持っておらず、家族や友人の番号も暗記してはいないようです。
ただ、そういう状況で助けを求めるとしたら?誰でも思いつくことはあるはず。
そこから少しずつヒントが提示され進展していく構成は、良く考えられていると思います。

ストーリーも、単なるホラーというよりはメッセージ性の強いものになっています。
辛口で言えばちょっと上手くいきすぎな気がしますが、ストーリーの巧みさが良かったというより、
プレイしたことで自分はどうだろうか、自身を振り返るきかっけになったことが何より良かったと思いました。

プレイ後に作者さんのtwitterを拝見したところ、ボタンを押す音は実際の公衆電話で録音された模様。
欲を言えば、「カチカチ」という音ではく、「ピッポッパ」と鳴る音が好きなので、
そっちを実装して頂ければ嬉しかったかも。
それと、わりと凡ミスで掛け間違いをしてしまうことがあったので、
相手に繋がるまでの間はガチャンと切って掛けなおせる仕様だと良かったかなと思います。
(30円しかないのだから、もっと慎重に掛けろという話ですが……)

エンディングは7種類。
終盤までプレイを進めれば、エンディング分岐条件は分かってくるかと。
トータルで遊ぶと30分はかかると思いますが、とくかく斬新なゲームで最後まで夢中でプレイできました。
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よあひむちゃんとおいかけっこ

2018年10月26日 20:00

Shadow's Silhouette【タイトル】 よあひむちゃんとおいかけっこ
【制作】 Shadow's Silhouette A3様

よあひむちゃんとおいかけっこ
【ジャンル】 ハロウィン逃走ミニゲーム
【対象】 全年齢
【ED数】 3種類
【プレイ時間】 1周2分程度
【ツール】 Hot Soup Processor
【容量】 1.21MB
【公開日】 2013年10月26日
【プレイver.】 1.01

とある満月の夜、街頭で修道女に出会ったあなた。
満月の夜に現れる「シスター服を着た殺人鬼」の噂を思い出し、彼女に背を向け走り出す。
後ろからはゆっくりと追いかけてくる足音が。
目の前にあった建物に飛び込んだあなたは、殺人鬼から逃げられるのか……?


ハロウィン逃走ミニゲーム。
想像より小さい画面でしたが、プレイはし易かったです。

何と、私(主人公)が逃げ込んだ建物は、3Dの迷路Σ('□'*)
こ、これはきちんとマッピングしないと抜けられないやつ……か……!?
と慄きましたが、とりあえず手当たり次第に逃げてみました。
こちらが一歩進むと、よあひむちゃんも一歩追いかけてくる仕様らしい。
最初はコツが掴めず同じところをグルグル回ったりしてすぐ捕まっていたのですが、
慣れるとMAPが何となく把握できてきます。
しかし、進めば進むほど広くなっており、なかなか突破できません。
エンディング2つまでは辿り着いたものの、ひとつは未到達です。
やはりマッピングなり、メモを取るなりするしかないか……。
地道に作業するも良し、己の運を信じて突き進むも良し。かもしれません。

1周が短いので、気軽に遊べます。
私は何度もリプレイしているので、失敗したときにリセットできる機能が欲しいなぁと思いました。

それにしても、もう何度殺されたことか。・゚・(ノД`)・゚・。
日にちを開けてプレイすると、序盤の道筋も忘れてしまうのが厳しいです。
(いや、そこはメモしておこうよって話ですが)
ハロウィンまでに突破できるよう、頑張ります。
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The Hanged Man

2018年10月24日 19:57

Uri Games【タイトル】 The Hanged Man
【制作】 Uri Games うり様

The Hanged Man
【ジャンル】 ホラー探索ゲーム
【対象】 全年齢
【ED数】 5種類
【プレイ時間】 1周6時間10分(トータル8時間半)程度
【ツール】 WOLF RPGエディター
【容量】 144MB (フルボイス版)、87.0MB (パートボイス版)
【公開日】 2017年5月11日
【プレイver.】 2

雪の降る町を歩く一人の少年。
その手には、とある住所が記された紙と不吉なメッセージを記した手紙、
そして、"The Hanged Man"のタロットカードが握られていた。
ふらりと入った店で揉め事を起こしてしまった彼は、メモに記された住所に連絡され、ある人物に保護される。
しかし、黙ってその家を抜け出した少年は、郊外の森を抜けた先で廃墟へ辿り着く。
雪をしのいで一晩を過ごす為、彼は廃墟へと忍び込むが……。


うりさん制作のホラーゲーム"The Crooked Man" "The Sand Man" "The Boogie Man"
に続く、シリーズの四作目、最終作です。
大好きなシリーズなので、これで完結だと思うと寂しいですね。
前作までの主人公たちも登場しますので、前三作を先にプレイすることをお薦めします。

前作に引き続き、全て英語でのフルボイス版と、一部だけのパートボイス版があり。
私はパートボイス版をプレイさせて頂きました。
ボイス聴きたい気持ちはありますし、聴かないと声優さんや制作者さんの努力を無下にするようで
申し訳なく思ってしまうのですが……声に気を取られて読むのに集中できないというのと、
ボイスのスピードと黙読のスピードが合わず、進めるペースが狂ってしまうのです。

今作は、まずタイトル画面からほぉぉと見惚れてしまいました。
シンプルだけど、タイトルを反映したちょっと面白い画面です。センス良いなぁと思います。

雪の降る静かな町からゲームは始まります。
雪の上を歩くとサクサクという足音と共に足跡が付く!
これが意外と楽しくて、無駄に歩き回ってました。
家出なのか、遠い町にやってきたらしい少年。最初は名前も顔も明かされません。
町で揉め事を起こしてしまい、警察から連絡を受けたある人物の家へ行くことになりますが、
彼はそこから逃げ出します。
その先に辿り着いた廃墟で起こる出来事。

今作も面白かった。そして結構難しかった!
ただし前作がかなりの高難易度だったので、それに比べれば楽ではありましたが。

冒頭は人里なので全然良いのですが、廃墟に辿り着いてからは怖かったです。
過度な脅かし表現はありませんが、何の建物だか分からないやら、気味が悪いやら……。
ただ、探索中はビクビクしながら進むというより、先が気になって夢中で調べ回っていたので、
忘れた頃に起きる脅かし表現(床が抜けるとか)にいちいち驚いて、ビクッと身体が跳ねてました。ひぃぃ。

そういう脅かし表現は、単にプレイヤーを怖がらせる為ではなく探索のヒントになっています。
何か異常現象が起きるところに何かある、という具合に。
今回の廃墟は、10以上の同じ部屋がずらりと並ぶフロアが複数階あるような構造なので、
ヒントなしの探索はさすがに辛い。そこは配慮されていてありがたかったです。
しかしそれでも、ひとつイベントをクリアした後に何をして良いか分からなくなる時がありました。
何とか一周は自力でやりたくて、攻略は見ずに奮闘。
上記のようにきちんとヒントがあるゲームなので、虱潰しに探索しないと進めないはずはないと思ったものの、
他にやりようがなくて、かなり隅から隅まで調べ回りました。
その為プレイ時間も長くなってしまいましたが、うろうろしてMAPを覚えておくと後々役に立ちます。

今作の主人公の少年ウィルは、シリーズ最年少の主人公。
冒頭では荒んだ雰囲気を感じますが、ストーリーが進むにつれ印象が変わっていきました。
ウィルには、ネズミのポップという相棒がいます。
彼にとってポップは人間同様にしゃべるネズミで、本当の相棒のように会話しているのです。
普通ならウィルの空想だろうと思えるところですが、なんせこのシリーズは妖精が実在しますので、
ウィルも不思議な存在が見える子なのか?それともやっぱり……というのが気になるところでした。

そして、ストーリーが進むと明かされる意外なこ事実、期待通りに登場する過去作の人物たち。
不気味な廃墟の探索中、プレイヤーとしてお馴染みの人物に出会えるのは本当にほっとしました。
一緒に行動してもしなくても、ホラゲーで同じ空間に人間がいるのって安心しますよね。
ストーリーもシリーズの最終作に相応しく、キャラクターへの理解と愛情が深まるものでした。

今回もマルチエンド方式で、BAD ENDが4つとGOOD ENDが存在します。
頑張って自力で辿り着いた最初のエンディングは、BAD END2。悲惨でした……。
自分の目で見たシーンが信じられず、きっとこれは何かの間違いだと思ってしまうくらいショック(・ω・`)
分岐点は予想がついたのですが上手くできず、その後は攻略情報を拝見。
BAD3→BAD1→GOODの順で回収しました。
分岐については、ストーリー上予測がついたり、それとなく示唆となる台詞があったりするので、
きちんと考えてもう少し頑張れば全エンド自力クリアもできたかなと思いました。ちょっと悔しいなー。

GOOD ENDについては、主人公ウィルの成長物語になっています。
ここのところはシリーズ通して一貫していますね。
今回のGOODは分岐はさほど複雑ではないものの、クリアするのにかなり苦労しました。
詳細は伏せますが、私の苦手な要素がありまして……。
何度も頑張ってクリアできたときは、やったー!やっとできたぁぁ!と心底嬉しかったです。

重ねてになりますが、今作でManシリーズも一区切りと思うと寂しいです。
シリーズ全て思い入れの深い、好きな作品になりました。
制作サイトさんを拝見すると、本編とは別のサイドストーリーの構想もあるようで、そこを楽しみにしています。
このシリーズ、怖そうで無理かもしれないとプレイを躊躇していた時期がありまして。
思い切ってプレイして、本当に良かったと思っています。
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魔法使いのはなし

2018年10月17日 20:00

WHGF【タイトル】 魔法使いのはなし
【制作】 WHGF WH様

魔法使いのはなし
【ジャンル】 ホラー風アドベンチャー
【対象】 12歳以上(中学生~)推奨
【ED数】 5種類
【プレイ時間】 1周1時間15分(トータル2時間半)程度
【ツール】 RPGツクールVX
【容量】 41.1MB
【公開日】 2015年11月5日
【プレイver.】 1.08

ある時代、あるところに、一人の魔法使いがいました。
ある日、彼の元に『失くした記憶を探して欲しい』という一風変わった仕事の依頼が舞い込みます。
魔法使いは面倒に思いながらも、仕事先の屋敷に向かうのでした。 
(ゲーム内より一部改変して引用)


【注意】このゲームをプレイするには別途RPGツクールVXのランタイムパッケージが必要です。
ダウンロードはこちらから→ツクールweb

WHさん制作の「はなしシリーズ」第2作目。
前作で登場した魔法使いが主人公らしいので、楽しみにしていました。

しかし!
この作品、恐らく今までプレイした同作者さんの作品の中で、一番大変でした。・゚・(ノД`)・゚・。
進め方にやや特殊な部分があり、そこを上手く把握できずに詰まってしまいまして。
制作サイトさんにヒントはあるんですけど、全然違う箇所で躓いていたのでどうしようもなく、
YouTubeのヒント動画を探しだして拝見し、なんとか進めたという次第です。

魔法使いだけに、魔法が使えるのです。ここ大事。
これからプレイする方は、メニュー画面を注意して見ておくと良いかもです。

魔法使いの顔、鳥かな?と思っていたのですが、よく見ると違いますね。
ペストマスクのようなものでしょうか?
これ、付ける意味あるのかな。魔法使いの趣味かな?
狭い所でぶつけて悶絶しそうですけど……
彼の正体は明かされていないので(これから明かされるかも不明ですが)、気になるところ。
今回はクロネコもいませんし、一人で探索するのが何だか心細かったです。

今作でも戦闘がありますが、そこはあまり苦労せず突破できました。
また、前作同様この作品でもライフ制が取られており、戦闘や謎解きを間違うとダメージを受けます。
3回ダメージを受けるとゲームオーバー。
街で買える回復薬で回復することができます。
前作に比べるとダメージを受けるシーンが少なかったなという印象でした。

個人的に迷走してしまった原因のひとつなんですが、
まず運が良かったのか悪かったのか、序盤で適当に歩いていたら正解のステップを踏んでしまい、
その段階で手に入るはずのない鍵が偶然手に入ったのです。
少し進んだ段階で一度リセットしたので鍵は幻と化したのですが、
あの鍵を手に入れないとと思い、いつまでもそこに囚われてしまった、というのもありました。
きちんとした手順を知ると、手に入ったのは奇跡に近い偶然……
序盤で適当にやっても得られるはずもないものでした。

そうして苦労したものの、何とか全エンドクリア。
こんなに頑張ったのに、仕事が完璧に近づく程、エンディングの後味が悪くなるという orz
正直、自分のやったことは何だったのか……と、複雑な気分でした。うぐぐ。

以下、攻略の参考にさせて頂いた動画を紹介しています。
[魔法使いのはなし]のヒント・攻略を見る
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クロネコのはなし

2018年10月12日 20:00

WHGF【タイトル】 クロネコのはなし
【制作】 WHGF WH様

クロネコのはなし
【ジャンル】 ホラーアドベンチャー
【対象】 12歳以上(中学生~)推奨
【ED数】 6種類
【スチル数】 9枚(動画含)
【プレイ時間】 1周1時間6分(トータル2時間)程度
【ツール】 RPGツクールVX
【容量】 38.7MB
【公開日】 2016年3月12日 (リメイク版)
【プレイver.】 2.04

とある魔法使いに誘われ、一緒に暮らすことになった独りぼっちのクロネコ。
魔法使いは昼間仕事で出かけるが、いつも夜7時の鐘が鳴ると帰って来る。
ある日、いつものように仕事に出かけた魔法使いは、7時の鐘が鳴っても帰って来なかった。
クロネコは待ち続けたが、15日が過ぎたとき魔法使いを探しに行こうと決心する。


【注意】このゲームをプレイするには別途RPGツクールVXのランタイムパッケージが必要です。
ダウンロードはこちらから→ツクールweb

こちら、2015年に公開された同タイトルの作品をフルリメイクされた作品とのこと。
リメイク前のものは未プレイですが、既にプレイ済みの次作「魔法使いのはなし」と比べても
ユーザビリティ(常時ダッシュに切り替え・2周目スキップなど)や演出など、
より遊びやすく見応えがある作品になっています。
特に、時折見られるムービーはおおっと思いました。
キャラクターにより愛着を感じるのに一役買っています。

まず、タイトル画面のカーソルが黒猫なのが可愛い。
決定ボタンを押すと、これまた可愛い効果音が(*´∀`*)
ホラーゲームなのにちょっと癒されました。
ゲーム終了のボタンが「本を閉じる」になっているのも良い雰囲気です。

作品ページにもスクリーンショットがあるので書きますが、クロネコと言っても人の姿です。
無口な彼が、魔法使いの仕事先である屋敷を探索していきます。
途中がっつり謎解きあり。
キャラクターにライフポイントのようなものが3ポイントあり、謎解きを間違うと減っていきます。
ライフを使い果たすとゲームオーバー。
また、道中でライフを回復できる回復薬を入手可能です。
私、エリクサーを最後まで使えないタイプの人間なので(意味が分からなかったらゴメンナサイ)、
途中ダメージを受けたらリセットするという、非常に面倒なこだわりを持って進んで行きました。
そこまで節約しなくても、普通にプレイしていれば普通に進めるはずです。

謎解きは、さほど難しくはないと感じました。簡単すぎず、難しすぎずの塩梅かなと。
途中では戦闘もありますが、魔法使いが優秀なおかげ(!)で簡単な仕様なので
アクション苦手な私でも難なくクリアできる程度でした。
謎解きの攻略は、制作サイトにヒントのみ掲載されています。

クロネコや魔法使い、そして屋敷で出会う奇妙な仲間が面白く、わくわくしました。
外見はなかなか個性的、しかし性格は奇抜ではなく好感が持てます。
その「普通」に紳士なところや、優しさが滲み出ているところに癒されました。
ホラーではありますが、仲間と出会ってからは怖さよりワクワク感が勝っていた感じです。

エンディングは全部で6つ。
私は最初にEND6に到達しました(一番ダメなやつです……)。
恐らくあそこは分岐だなぁという点を踏まえてリプレイし、END1クリア。
END1……良かったです。私も一緒に暮らしたいなぁ。
その後は、END5→END4→END3までは自力でクリア。
この辺りまでは、何となく「こうしたらどうなるかな?」で行けるかと思います。
END2はちょっと分かり辛く、制作サイトさん掲載の分岐条件を確認してクリアしました。

キャラクター達の更なる活躍を見たいと思った作品でした。
続編もあるので、また彼らに会えるのが楽しみです。
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