華宮明博は離さない「船上のギャンブラー」

2019年02月12日 22:49

莞爾の草原。【タイトル】 華宮明博は離さない「船上のギャンブラー」
【制作】 莞爾の草原。 莞爾の草様

華宮明博は離さない「船上のギャンブラー」
【ジャンル】 掌編推理ゲーム
【対象】 全年齢
【ED数】 1種類
【プレイ時間】 1時間程度
【ツール】 RPGツクールMV
【容量】 -
【公開日】 2019年1月4日
【プレイver.】 1.01

昭和8年12月18日、京都府舞鶴。
ユダヤ人青年華宮明博は妹明瞭と共に客船を使ってドイツに住む叔父の元へ向かっていた。
航海の途中乗客の死体が見つかり、他の乗客たちはその死に様から自殺と決めつけるが、
明博はその死体に違和感を覚え一人牟部野の部屋を調べていく……
(ふりーむ!作品ページより引用)


ツクールMV製で、基本はブラウザプレイです。
ふりーむ!もしくはRPGアツマールでプレイできます。

ふりーむ!の作品ページ→  RPGアツマールの作品ページ→

華宮明博シリーズ?の続編。
今作では、タイトルに名前のある華宮明博氏が主人公です。
前作のノリに比べると真面目ですが、コミカルな雰囲気は受け継がれています。
探偵のキャラも魅力的で、個人的にはこちらの方が好きでした。

船上で起きた殺人事件を解決していきます。
調査を進めると「人物」や「証言」などが徐々に集まっていきます。
そのリストで選んでいる項目によってキャラクターの台詞が変わるという面白い仕様でした。

推理は間違っても突っ込みが入って繰り返し挑戦できるので安心です。
推理そのものより、上記の「選んでいる項目によって話が変わる」というところが重要かも。
詰まったら色々な項目を選択して何度も同じjん物に話しかけたりすると、展開が変わることもあります。


※以下、少し曖昧にしていますがネタバレありです。
 反転しないと見えないようにしていますが、ご注意下さい。


ただ、これちょっとトリック(?)に無理があるような。
この展開だと、【荷物と同じ方法で死体も取り扱った】ことになると思うのですが……。

これかなり大変ですし、主人公が指摘したことのためにやったにしては割に合わない気が。
そこに作品中で触れられていないので、ちょっとモヤモヤ感は残りました。
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華宮明博は離さない 特急「燕」の執行人

2019年02月11日 22:31

莞爾の草原。【タイトル】 華宮明博は離さない 特急「燕」の執行人
【制作】 莞爾の草原。 莞爾の草様

華宮明博は離さない 特急「燕」の執行人
【ジャンル】 掌編推理ゲーム
【対象】 全年齢
【ED数】 1種類
【プレイ時間】 1時間15分程度
【ツール】 RPGツクールMV
【容量】 -
【公開日】 2019年1月9日(リメイク版)
【プレイver.】 1.00

昭和9年7月14日、当時最速とよばれた特別急行「燕」の車内で
男が急に苦しみだし死亡した。
遺体に不審な点がないことから事故死だと思われていたが、
男の鞄の中から他の殺人現場で見つかったものと同じ暗号が入っていたことから
警察は事件性を疑い始めた。
長引く捜査によって列車は遅延し、その日たまたま列車に乗っていた
鉄道マニアの少年、遊泳船 時遥はその怒りから警視総監の息子の名を騙り
勝手に捜査に加わり事件を解決しようとしたのだった。
(ふりーむ!作品ページより引用)


ツクールMV製で、基本はブラウザプレイです。
ふりーむ!もしくはRPGアツマールでプレイできます。

ふりーむ!の作品ページ→  RPGアツマールの作品ページ→

列車の中で起きた殺人事件を解決するミステリーゲームです。

主人公がぶっ飛んだ性格で傍若無人なのにはやや唖然としました。
キャラクターとしては面白いんですが、個人的には感情移入しにくかったかなぁ。

グラフィックやキャラチップは自作されているようです。すごい。
最初はクリックポイントが掴めなくてなかなか話しかけ辛かったりしました。
その為なかなかストーリーが進まず時間を使ってしまったりも。
ただ、その操作がもどかしいところが逆にレトロゲーっぽくて味わいがある気さえしてきます。

推理は「そんなんで上手く行くか!?」と思うような強引な面もあるものの、
暗号もあり、どんでん返しな展開もありでなかなか楽しめました。
ただ、暗号については考え方は合っていたものの何か上手くいかず……。
制作ブログさんの攻略を参考にしました。
(リメイクの為作品名が変わっていますが、「華宮アキヒロは離さない 遥の字篇」攻略が該当します)
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安楽木(やすらぎ)さんは席についた ―消えた一億円の謎―

2019年01月06日 21:31

莞爾の草原。【タイトル】 安楽木(やすらぎ)さんは席についた ―消えた一億円の謎―
【制作】 莞爾の草原。 莞爾の草様

安楽木(やすらぎ)さんは席についた ―消えた一億円の謎―
【ジャンル】 推理ノベルゲーム
【対象】 全年齢
【ED数】 1種類
【プレイ時間】 20分程度
【ツール】 ティラノビルダー
【容量】 -
【公開日】 2017年10月24日
【プレイver.】 1.00

ミステリ作家、安楽木 奇子(やすらぎ・あやこ)のもとに訪れたのは、
彼女のおじである開業医の徳田という男だった。
徳田曰く、なんと金庫に保管していた一億円が急になくなってしまったのだという。
金庫の暗号は徳田しか知らない。金庫にこじ開けられた跡もない……。
犯人は一体、どうやって金庫の中の一億円を消して見せたのか?
(ふりーむ!作品ページより引用)


タイトルの通り、安楽椅子探偵が話を聞いて推理を繰り広げるミステリーノベルです。
安楽木 奇子さんという名前、そして助手を務める和渡尊くんも、良く見るとワトソン君という。
ティラノビルダー製で、公開先はふりーむ!のブラウザ版のみのようです。

おじさんが持ち掛けてきた相談を聞いて、最後に推理します。
警察ではなく姪っ子に相談をしてきた理由と言うのが、何ともびっくりな理由で。
しかし、きっちりその辺りも読者が納得行く決着を付けていて、作者さんと安楽木さん、お見事だと思いました。

読んだ時点で2つほど考えが浮かび、最初はハズレ。2度目の推理で正解できました。
外れたひとつは文中で可能性を否定されていたのですが(・ω・`)

選択式なので、総当たりで行けばクリアはできるかと思います。
事件も殺人事件ではなく盗難(しかもおじの事情を知るとあまり深刻になれない)ですし、
緊張感なく気軽に推理を楽しめました。
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あなたと3人とどうとでもなる死体

2018年12月26日 23:04

あなたと3人とどうとでもなる死体 ノベルゲームコレクションのページ【タイトル】 あなたと3人とどうとでもなる死体
【制作】 越智屋様 (Webサイトなし)

あなたと3人とどうとでもなる死体
【ジャンル】 ショートミステリー
【対象】 全年齢
【ED数】 2種類?
【プレイ時間】 18分程度
【ツール】 ティラノスプリクト
【容量】 79.6MB(ダウンロード版)
【公開日】 2016年6月1日
【プレイver.】 ?

森作邸の書斎にて、屋敷の主人である森作栄助が毒殺された。
状況から、犯行が可能なのは屋敷に住む3名に絞られる。
住人たちから事件の調査依頼を受けたあなたは、森作邸を訪れる。


ノベルゲームコレクションにて公開中の推理ゲーム。
ブラウザプレイ、ダウンロードの両方が可能です。

探偵なのか何なのか正体は分からない「あなた」イコールプレイヤーが殺人事件を調査します。

登場人物が、綾香・伊純・羽美、そして栄助。
名前の頭文字があいうえ とさりげなく並んでいるのが何か良いですね。
そうなると、「お」から始まる名前の謎の人物が犯人では……とか妄想が膨みました。
居ませんでしたけど。

屋内の数ヶ所を調べたり、容疑者たちから話を聞いていきます。
容疑者全員に動機がありそうだったり、いきなり自白する人物が居たりとなかなか一筋縄ではいかない状況でした。
紹介文に「5分で終わるショートミステリー」とあるものの、きちんと調査して考えるとさすがに5分で終了とはいかず。
早い方ならそのくらいでプレイできちゃうかもですが。
コマンドの中に「考える(ヒント)」や「事件の概要を見る」という便利なものもあり、プレイし易かったです。
ひととおり話を聞き終えると、「犯人を指名する」で推理が開始。
推理は選択方式です。
あまり調査する範囲が広くはないので、推理はそれほど難しくはないと思います。
推理を失敗しても、再調査からやり直したり考え直したりできるので、何度でもチャレンジ可能。
そのまま押し通すと推理失敗エンドとなります。
エンディングは、推理成功と失敗の2つではないかと思うのですが、間違っていたらすみません。

何というか、推理失敗エンドは……決して許されてはいけないのかもしれません、が、
これで良くない?という思いが頭をもたげてしまうという。
一風変わったゲームのタイトルも、失敗エンドを見て「なるほどねぇ」と思いました。

短時間できちんと推理を楽しめて、面白かったです。
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雨雲

2018年12月15日 20:47

ちゃんとする【タイトル】 雨雲
【制作】 ちゃんとする サム様

雨雲
【ジャンル】 サスペンスアドベンチャー
【対象】 15歳以上
【ED数】 4種類
【プレイ時間】 1周1時間~(トータル2時間)程度
【ツール】 LiveMaker
【容量】 87.5MB
【公開日】 2015年3月21日
【プレイver.】 1.07

女性の失踪事件と、とある女性の物語。 (ふりーむ!作品ページより引用)


序章~終章までの5章で語られる、クライムサスペンス。
事件の概要を纏めたりのミニゲームはあるものの、推理入力や選択などはありません。

ストーリーは重く、正直万人受けするものではないかもしれませんが、すごく面白かったです。
文章もグラフィックの演出も丁寧で、今まで何で知らなかったんだ、勿体ない!と思いました。

イベントシーンではグラフィックがアニメーションで表現されていて、見応えがあります。
特にストーリーのオープニングでもある序章は……臨場感がすごい。
サスペンスだと分かっていてもぞっとしたし、胸が痛みました。

続きの第一章からは舞台ががらりと変わります。
あれ、別の話になった?と首を傾げつつ読み進めることに。
次の章に行くとまたお話は一転しますが、読んでいくとストーリーの骨格が見えていきました。
犯人も終盤までプレイすると、おのずと察せられます。
犯人の生い立ちには同情はしますが……だからと言って共感も肯定もできない。
しかし、辛い境遇が犯人を狂わせたのか、犯人が狂っていたからそんな境遇になってしまったのか。
どうなんでしょうね。

終章では、選択肢によって即死(ゲームオーバー)もあり。
運命の分かれ道ではセーブを促されるので、ありがたいです。
終章はスリルと緊張感がすごく、思わず主人公の気持ちになって震えてました。
2択の選択肢が3連続で、ひとつでも間違うと即死なシーンがあるんですが、
偶然にも全部正解の選択してびっくり。運を使い切ったかもしれない。

最後には、何の因果か憎むべき犯人も自身を苦しめた人たちに復讐を果たしていて、
良く練られているストーリーだなぁと感心しました。

エンディングは4種類としていますが、基本は1種類です。
残りは、途中の選択肢次第で事件が起きなかったり、最後まで辿り着ずにて終わるエンディング。
ただ、これらもエンディングとしてカウントされていて、全部見るとクリア後におまけスチルが見られます。

トータルクリア時間は2時間程度でした。まさに2時間サスペンスドラマ……!
章仕立てなので途中で休憩しながら読めて良かったです。

ふりーむ!でのレビューがやや辛口なのが意外です。
私にとっては、かなり好きな作品のひとつになりました。良質のサスペンスだと思います。
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