四季神楽

2018年09月26日 21:10

WHGF【タイトル】 四季神楽
【制作】 WHGF WH様

四季神楽
【ジャンル】 和風アドベンチャー
【対象】 12歳以上(中学生~)推奨
【ED数】 1種類
【プレイ時間】 1時間50分程度
【ツール】 RPGツクールVX
【容量】 44.4MB
【公開日】 2016年12月23日
【プレイver.】 1.01

中学校生活を終えた春休み、友達との別れを寂しく思いながら川のほとりを歩いていた佐々木。
見事に咲き誇る桜を眺めていたとき、ふと誰かに呼ばれた気がして返事をすると、
世界が突然今いた場所とは違う景色に一転する。
あまりの出来事に混乱し、戸惑う佐々木。
そこへ現れた喋るカエルに喰われそうになったところを、謎の人物に助けられ……。


【注意】このゲームをプレイするには別途RPGツクールVXのランタイムパッケージが必要です。
ダウンロードはこちらから→ツクールweb

妖の世界へ迷い込んでしまった少年が、人間の世界へ帰る為に奮闘します。

WHさんの作品は、切ないストーリーや暗い結末のものも多いのですが、
この作品は主人公の性格も手伝って、明るい「陽」の雰囲気を感じました。
作者さんのコメントで、この作品はキャラクターが先に思い浮かんで制作された、
という趣旨のものをお見掛けしたことがあります。
確かに、キャラクターが魅力的で面白い。
最初は妖怪たちの跋扈する世界でひとり奮闘していた主人公の佐々木。
運よく味方を得てからは、彼らの掛け合いが始終面白く、最後まで楽しかったです。
単発ストーリーの作品ですが、彼らのお話をもっと読みたい……と思わされました。

ゲーム性としては盤で追いかけられアクションがあり、そこが一番の難関でした。
ストーリーの流れとして、そこを逃げ切ったことで妖から「できる人間」と見なされるのですが……
いや、ものすごく捕まったよ。平凡な人間だよ。むしろそれ以下だよ……(・ω・`)
こっちは迷路を走っているのに、敵は壁をすり抜けてくるのでチートだと思います。
アクション苦手なので、何度も頑張ってクリアしました。
その後の展開は苦労して良かったと思える魅力に溢れるものだったので、挫折しなくて良かったー。

途中ではストーリー進行と関係ないミニゲーム等もあります。
先を急がず、そこは出来るだけ遊んで楽しみました。
もういっそこの世界から出たくないと思ってしまう居心地の良さも感じたり。
ドット絵の世界とはいえ、四季の色どりを楽しめる景観も見応えがありました。
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2018年09月11日 20:00

Sinilintu【タイトル】 
【制作】 Sinilintu 梅ヶ枝きな様

蝶
【ジャンル】 短編和風ファンタジー
【対象】 全年齢
【ED数】 2種類
【スチル数】 2枚
【プレイ時間】 1周5分(トータル35分)程度
【ツール】 LiveMaker
【容量】 16.6MB
【公開日】 2016年5月8日
【プレイver.】 1.01

目が覚めた私は周りを見渡した。
見覚えのない――けれど知識としては知っている。
敷かれたレールの上を真っ直ぐに走っていく、これは「汽車」だ。
私は汽車に乗っている――何故? (制作サイトより引用)


大正時代くらいのレトロな雰囲気が魅力のゲーム。
どちらかと言うと女性向けな感じですが、乙女ゲーという訳ではありません。

最初のプレイは5分程度であっけなく終わります。
何気ない会話や文章なのに、「何かおかしい」と不穏な気配を感じさせられ……。
制作サイトさんにも記載があるように、初期はセーブ・ロードがなく、
何度か繰り返すと段階が進んでいくという周回前提の作品です。
もし進めなくなった際は、ゲームフォルダ内のreadmeにヒントあり。

少しづつ進んで行くうちに、一体何が起こるのか。終着点はどこなのかと引き込まれました。
終盤の展開では、ついに序盤で感じた不穏さがついに姿を現した感じ。
全体的に妖艶で美しいグラフィックとも相まって、破滅に酔うような酩酊した気分を味わえました。
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ツクモノガタリ~心泣ノ聲編~

2018年09月09日 20:00

WHGF【タイトル】 ツクモノガタリ~心泣ノ聲編~
【制作】 WHGF WH様

ツクモノガタリ~心泣ノ聲編~
【ジャンル】 ホラー風アドベンチャー
【対象】 12歳以上(中学生~)推奨
【ED数】 1種類
【プレイ時間】 40分程度
【ツール】 RPGツクールVX
【容量】 41.0MB
【公開日】 2018年9月1日
【プレイver.】 1.00

「消える村」の噂を調査する為、京都近くの村へと出かけけていた佐久間。
彼から手を貸して欲しいとの手紙を受け取り、九十九も佐久間を追って村へ向かう。


先日公開された、ツクモノガタリシリーズの最新作。
待ってました!
この作者さん制作ペースが驚くべき速さで、プレイヤーとしては嬉しい限りです。

今回は、いきなり佐久間氏が調査をしているシーンからの開始です。
スタートもさながら、全体的に今までと違った雰囲気を感じました。
いつも以上にストーリーメインで、それをひたすら追っていくような構成です。
謎解きも特になく、ゲーム的な要素としては妖を避けつつ進むイベントくらいでしょうか。
妖の動きはゆっくりで襲っても来ないので、苦労なく進めました。

キャラクターとしては九十九や佐久間氏が主人公には違いないのですが、今作は何というか、
2人がメインなのに「影」になっていて、関わる妖が外側から主役として俯瞰しているような……。

悲しみややるせなさ、受け入れるしかないのに受け入れがたい苦しみ。
静かに語られる色々な感情が内包された、複雑な余韻を残す物語でした。

シリーズとしては、九十九の過去がまた少しだけ垣間見られます。
また、佐久間さんの年齢がばっちり分かったのが一番の収穫かも!?
(過去作でもう出てましたっけ?忘れました……ゴメンナサイ)
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陽が堕ちたその先で

2018年09月03日 20:00

WHGF【タイトル】 陽が堕ちたその先で
【制作】 WHGF WH様

陽が堕ちたその先で
【ジャンル】 ホラー風アドベンチャー
【対象】 12歳以上(中学生~)推奨
【ED数】 1種類
【プレイ時間】 25分程度
【ツール】 RPGツクールVX
【容量】 21.1MB
【公開日】 2016年9月3日
【プレイver.】 1.01

丞は、気が付くと裏の森にいた。なぜこんなところにいたのか記憶が無い。
不思議に思っていたところ、ぽつりぽつりと雨が降り出す。
帰り道を急ぐ丞だったが、どれだけ歩いても森を抜け出せず、誘われたようにある家に辿り着く。
そこで一夜の宿を乞うことになるが……。



【注意】このゲームをプレイするには別途RPGツクールVXのランタイムパッケージが必要です。
ダウンロードはこちらから→ツクールweb

森で迷い込んだ家に泊めてもらったところ、夜中に妖怪のいる妖しい世界へ誘われ……
というお話。
妖怪ということで同作者さんの「ツクモノガタリ」シリーズに近い雰囲気を感じました。
ホラーと言っても過剰な怖さはありません。
短時間でプレイできますし、探索も謎解きも易しめだと思います。
何故彼の記憶が欠如しているのか、進めるうちに徐々に状況が判明していきます。
スクリーンショットはやや見難いと思いますが、暗闇の中ぼうっと照らされる明かりが幻想的。
ストーリーと、妖しの世界の雰囲気を楽しむ作品だと思います。

誰も不幸になってはいない。しかし、叶わなかった願いに胸打たれ、切なかったです。
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一夜奇譚-イチヤキタン-

2018年08月03日 20:00

浅葱妖怪相談所。【タイトル】 一夜奇譚-イチヤキタン-
【制作】 あまてる。 さはら彰人様、冬空 実様

一夜奇譚-イチヤキタン-
【ジャンル】 ホラーADV
【対象】 12歳以上推奨
【ED数】 3種類
【スチル数】 14枚
【プレイ時間】 1周15分(トータル30分)程度
【ツール】 吉里吉里2/KAG3
【容量】 52.1MB
【公開日】 2012年12月9日
【プレイver.】 2.0

一人のしがない小説家がいた。
小説家はとある望みを胸の内に秘め、宿に泊まった。
小説家は願いを叶えてほしかったのだ。
―――その宿に現れるという、座敷童子に叶えてほしかったのだ。 (制作サイトより引用)


ノベル形式の選択式ホラーアドベンチャー。

座敷童って、畏怖の念は覚えるものの「良い妖怪」のイメージが強いのではないでしょうか。
その愛すべき妖怪が、今作では恐怖の対象です。

主人公は、売れない小説家。
人生の望みをかけて、座敷童が出るという噂の宿にやってくるのですが。
崖っぷちの状況なのに、あるかどうかも分からないそんな際どい命綱を掴もうとする、
その時点で彼の狂気を感じます。

何が起こっているのか分からぬまま進んで行くストーリーは怖かったです。
主人公と同じように、まるで悪夢の中を彷徨っていくようなじっとりした怖さ。

しかし、思ったより短時間であっさり終わりました。
夏といえばホラー。ホラーといえば夏。
難しい謎解きもなく、グラフィックも綺麗で演出も良し。
気軽にホラーを味わい方にお薦めです。

ストーリーの後味は悪いです。
ホラーとしてはこれで良いのでしょうが、どうしてもある人物(?)に心底同情してしまいました。
何とかしてあげたいなぁ(・ω・`)
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