千年魔王とかぼちゃの夜

2019年10月09日 20:00

せんやも、いちやも【タイトル】 千年魔王とかぼちゃの夜
【制作】 せんやも、いちやも 砂原みたけ様

千年魔王とかぼちゃの夜
【ジャンル】 ハロウィン 短編ADV
【対象】 全年齢
【ED数】 3種類
【プレイ時間】 1周15分(トータル45分)程度
【ツール】 WOLF RPGエディター
【容量】 14.2MB
【公開日】 2015年10月1日
【プレイver.】 ?

ある日、千年魔王の元に勇者からの手紙が届いた。
「親愛なる魔王様へ
ハロウィンの夜にまいります。
おいしいお菓子を用意して待っていて下さい。 勇者」
お菓子を用意できなければいたずらされてしまう!
なんとも恐ろしい勇者のいたずらから逃れるため、 魔王はお菓子づくりの材料を探すことに。
(制作サイトより引用)


以前プレイさせて頂いた「千年魔王と憂鬱な日々」の続編に当たるハロウィン作品です。
こちら単体でも問題なく楽しめますが、前作プレイ済みだと人間関係が把握できて良いかも。

今回は、恐怖の勇者に差し出すお菓子を作るため、魔王さまが奮闘します。
集めたアイテムや行った場所によりエンディングが変化します。

お城は狭すぎず広すぎずのMAPで、あまり迷うことはないでしょう。
探索を進めれば、いずれかのエンディングには辿り着くと思います。
ただ、ひとつフラグを立てると別のエンディングの為のアイテムが取れなくなったりするので、
エンディングが見つからず詰まったときは最初からプレイしてみると良いかもです。

相変わらず気弱な魔王様、可愛い。
今回は、魔王様の「家族」の様子が垣間見えたりして、ちょっと心が温まりました。
でも、それが過去の話だというところが切なく、しんみりしてしまいます。

3つのエンディング厨では、アミュレとのエンディングが良い雰囲気で、好きでした。
このまま勇者とは平行線のまま、平和に暮らしていって欲しいなぁ。
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606号室

2019年10月07日 20:00

草の生えた屋根【タイトル】 606号室
【制作】 草の生えた屋根 シマウマ人様

606号室
【ジャンル】 考察系ホラー脱出ゲーム
【対象】 12歳以上(中学生~)推奨
【ED数】 5種類+α
【プレイ時間】 1周6分(トータル1時間45分)程度
【ツール】 WOLF RPGエディター
【容量】 58.4MB
【公開日】 2019年9月13日
【プレイver.】 1.00

これは、私が旅行先のホテルで体験した話だ。 (ふりーむ!作品ページより引用)


ホテルの606号室で起こる、一夜の恐怖。
主人公は、舞台の観劇で遠方のホテルにひとりで宿泊しているようです。
私も、たまにですが同じ状況でホテルに泊まることがあるので、余計に怖かったです。

作品紹介で「演出に力を入れました」という作者さんのコメントがあり楽しみにしていました。
期待通りすごかったです。
ドット絵やイラスト、そして効果音ですごく細かい所まで丁寧に演出されていて、プレイ中何度も見惚れました。
私自身、ホラー作品に慣れてきたものあるので耐性がついちゃったのですが、
怖いの苦手な方は恐怖心を煽られるのではないでしょうか。

恐怖演出だけでなく、ちゃんと主人公がパジャマに着替えるのも何か良かったです。
ただ、鏡を覗いた時にパジャマに刺しゅうされたホテルのロゴが反転していないところは、
細かいけどちょっと気になりました。

基本的に浴室と部屋だけの範囲なので探索は楽かな……と思いきや、意外と手こずりました。
エンディング3つまでは比較的さっくり見られたのですが、残り2つが難しかった。
日を改めて最初からプレイし、END4までは何とかクリア。しかしEND5が自力では無理でした。
制作サイトさんに攻略法があるので、拝見してコンプリート。
うーん、多分試行錯誤しているときにEND5のルートには入っていたような気がします。
ただ、途中まで演出が一緒なので「変わりない」と思ってリセットしてしまったような……。無念なり。
トイレ】がキーポイントになるのは何となく気付いてたのですが、難しかったです。

随分迷ったので、コンプリートまで1時間45分程かかっています。
上手く見付けられたならもう少し短い時間でいけそう。
比較的短時間でプレイできて、すごく楽しめた作品でした。
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あなたは、404です

2019年10月03日 20:00

horror影本ゲーム置き場【タイトル】 あなたは、404です
【制作】 horror影本ゲーム置き場 horror影本様

あなたは、404です
【ジャンル】 考察系ホラー脱出ゲーム
【対象】 12歳以上(中学生~)推奨
【ED数】 3種類
【プレイ時間】 1周5分(トータル38分)程度
【ツール】 WOLF RPGエディター
【容量】 379MB
【公開日】 2019年7月10日
【プレイver.】 1.10

見知らぬ部屋で目を覚ました、高校生の立川奈保。
扉はロックされており、ただ一言「あなたは、404です」とアナウンスが。
"表面のみを捉える者に、救いの光は届かない"
ここはどこなのか、アナウンスの意味とは、そして隠された奈保の真実とは一体―――
(ふりーむ!作品ページより引用)


404といえばnot found――
そんなテーマの短編ホラー作品です。

一部屋のみでストーリーが進行していきます。
扉をロックすると、実際音声が流れてきます。何だかすごい。
本当にシンプルな部屋なのですが、探索するうちに色々な変化が起こってくるのです。

しかしこれ、意外と難しかった。
エンディングのひとつは5分程で辿り着けたのですが、それ以外になかなか進展できず。
ゲーム同梱のヒントファイルを見て全エンドクリアしました。
複雑とか難しいというより私が思いつかなかっただけ、という感じ。
出来ることは意外と少ないので、色々試してみると進展あるかもしれません。
最後の謎解きは上手くいかずに「何でー?」と思ってましたが、プレイ後は、してやられた、という感想です。
苦戦しちゃいましたが、最後まで出来て良かった。面白かったです。

ちなみに、エンディングの数字は404と同じくネットの接続エラー?のメッセージのようです。
私は知らなかったので、クリア後はググってみて「なるほど、そういうことなのかな」と。
そこも楽しめました。

あまり前知識なしにプレイした方が楽しめる作品だと思います。
以下、ネタバレではないのですが見ない方が楽しめるかもしれません。
反転しないと見えないようにしておきます。

真相は予想外で、完全に騙されました。
謎解きを突破して一瞬「?」だったんですが、ハッと気づいてやられたー!と思いました。
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Rot im Wald

2019年10月02日 20:00

Paper Moon【タイトル】 Rot im Wald
【制作】 Paper Moon ゆきはな様

Rot im Wald
【ジャンル】 短編ホラーファンタジー
【対象】 15歳以上(高校生~)推奨
【ED数】 1種類
【プレイ時間】 45分程度
【ツール】 RPGツクールMV
【容量】 184MB
【公開日】 2019年5月11日
【プレイver.】 1.02

赤いフードを被った美しい少女。
彼女は今日も森をひとり歩いて行く――


基本ブラウザプレイで、ふりーむ!IDをお持ちの方はダウンロードも可能です。

赤ずきんをベースにしたホラーファンタジー。
作品説明にもありますが、前半は台詞や説明のない考察パート。
後半で真相が明かされるパートに分かれています。

まず、赤ずきんさん美しすぎ。
彼女の美しさに人々が魅了されるのが分かります。説得力あります。
少女だけでなく、狼も美しいです。美しいだけでなく、どことなく色気を感じるのもすごいと思います。
ゆきはなさんの描くキャラクターは、みんな美麗で見惚れてしまうのです。
私もゆきはなさんのゲームの世界に生まれていたら美形だったんだろなぁとか思ってしまいますね。
(ホラゲーの世界に生まれてしまい真っ先に死にそうですが(´;ω;`))

前半は森を探索して色々なシチュエーションを見ていくことになります。
詳細は分からないので、何となくこうなのかなと考察しつつ進めるのが楽しい。
森の景色も美しくて、歩き回るのは楽しかったです。

後半は、前半で歩いたシーンを台詞付きで見ていくことに。
前半の幻想的な雰囲気は少し薄れ、生々しくなってまいります。
謎のベールが徐々に剥がれていく感覚が面白かったです。
謎を残したままの前半のみでも素敵ですが、きちんと物語を理解できた方がスッキリはしますから。
しかし、真相は残酷というか何というか……
前半で自分が勝手にこうだ、と思っていたことがガラガラと崩れていく部分もありました。
でも、その想像外だった部分も意外性が味わえて良し。

後味の悪い物語ではあると思います。言ってしまえば、醜くさえあるかもしれない。
が、美しくて醜い、その両面性が作品の醍醐味だと思います。
目を背けたくなるような面があるからこその「ホラー」ですしね。
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Paranoiac(リメイク版)

2019年09月29日 22:26

Uri Games【タイトル】 Paranoiac(リメイク版)
【制作】 Uri Games うり様

Paranoiac(リメイク版)
【ジャンル】 ホラー探索ゲーム
【対象】 全年齢
【ED数】 2種類
【プレイ時間】 1周2時間11分(トータル2時間33分)程度
【ツール】 WOLF RPGエディター
【容量】 58.0MB
【公開日】 2019年6月11日(リメイク版)
【プレイver.】 1

叔母が死んで三年経つ。
私はある事情から、叔母の死後放置されていた家に移り住むこととなった。
(ゲーム内文章より引用)


うりさん制作のホラーゲーム、リメイク版です。
何と、映画化もされているというすごい作品。
うりさんのサイトを初めて拝見したときは、これ、あまりにも怖そうだったのでプレイするつもりがなくて。
(そう思って初めて手に取ったのが「人魚沼」だったんですが、結果としてはそっちの方が怖かったです……)
MANシリーズをプレイしてうりさんのゲームが非常に面白いと知ってしまったので、
やっぱりこれもプレイしたい!と思っていました。
ただその時には既にリメイク版制作に入られていて公開停止中で、完成を楽しみにしていたのであります。

亡くなった叔母が住んでいた家に引っ越して来た主人公。
家は広くて快適そうですが、誰かが亡くなった後の家にひとりで済む居心地の悪さは分かる気がします。
叔母がどういう人物だったのかはさておき、誰かの生活の息吹がそのまま残った家ですからね。
その家で、案の定と言いますか、奇妙な出来事が起こり始めるというストーリー。

Paranoiacとは偏執症患者のことらしいです。
タイトルから見れば、奇妙な出来事は主人公の妄想では?と思われるところです。
ただ、本当にそうなのか分からないので、最後までどう転ぶのかという不安と緊張感がありました。
途中で、近所に住む三浦さんという男性が登場し美紀を助けてくれるんですが、
彼も爽やかながら下心がありそうで、本当に好青年なのか、裏があるのか?と最後まで疑心暗鬼になってました。

ホラーとはいえ驚かせ要素はほぼ無し。ただし、追いかけらる箇所はあります。
チェイサーは足が遅いので逃げるのは難しくありません。
しかし、これが途中で消えたりとトリッキーな動きをするので何となくいやらしい。
そして、逃げ延びる為には法則があり、そこに気が付くまでは何度もゲームオーバーになりました。

クリアまでは2時間以上かかっています。
しかし全然時間の長さを感させないストーリー展開で、あっという間の2時間でした。
途中迷ってうろうろしてしまい、時間を消費した箇所もあり。
謎解きも少しだけあるものの、そちらは特に詰まることなく進めました。
もし詰まっても制作サイトさんに攻略があるので安心です。
また、家の間取りも掲載されています(追いかけられシーンのネタバレが書いてあるのでそこは閲覧注意)。
いやー、この家豪邸ではないのですが部屋数多くて、普通ならこの家で暮らせるの羨ましいですねぇ。
お掃除は大変そうですが。

エンディングは2種類。
終盤の選択肢で分岐します。
最初に「これはBADだろう」と思った方から選択肢を選んだのですが、いやはや。
意外な展開で面白かったです。

流血や心臓に悪い脅かしはないので、そっち系が苦手な方にはお薦め。
じわじわと精神的に圧迫されるような怖さのホラーです。
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