学期末のアウトサイダー

2020年11月05日 20:00

言ノ葉迷宮【タイトル】 学期末のアウトサイダー
【制作】 言ノ葉迷宮 KaTana様

学期末のアウトサイダー【ジャンル】 推理コミックゲーム
【対象】 全年齢
【ED数】 2種類
【プレイ時間】 1周13分(トータル1時間半)程度
【ツール】 吉里吉里2/KAG3
【容量】 21.3MB
【公開日】 2019年12月(フリー版公開)
【プレイver.】 1.00

ある朝、登校を急ぐ木野は、曲がり角で同級生らしき見知らぬ女子とぶつかってしまった。
下校時に再び出会った彼女は、桂と名乗る。
その後も桂と出会い仲良くなった木野は、彼女から学校の七不思議について聞かれたり、
一緒に学食を食べに行きたいとせがまれるのだった。
しかし、快諾した木野に桂は、「自分には秘密があるんだ」と打ち明けてきて――


※2020年5月9日より、ブラウザ版も制作サイトさんにて公開されています。
 こちらからプレイ可能です。

元々コミティアで帆布のち、2017年9月にダウンロード販売された作品。
その後に、おまけ要素を削って見開き構成でリメイクしたフリー版の公開を開始されたとのこと。
そのフリー版の感想です。

コミPo!というコミック制作ツールで作られたコミック作品。
クリックかエンター、またはマウスのホイールでページをめくって進めていきます。

今までの人生で悟ったことのひとつは、食パンを咥えて登校する人なんて現実にはいないということ。
しかし、そんなベタな展開を敢えてやってしまうとは……!

今作は、そんなベタな出会いをした少女・桂さんの秘密を当てる推理ゲーム。
後半で、答えの入力があります。
更に、それとは別にある事件の推理も楽しめるという二重構造(こちらは入力なし)でした。
漫画面白かったですけど、推理はかなり難しかったです。

あまりにも見え透いていて、多分これは違うだろう、という答えしか思いつかず。
とりあえず入力してみましたが、不正解エンドの結末2に行きました。やっぱりなー。
さっぱり思い浮かばず、でもヒントを見たくなくて、片っ端から思いつく単語を試してしまいました。
最後は何とか正解でき、ほっとしました。
プレイログを見ると、90回は入力していたようです。ハハッ
所要時間1時間半かかっているところで、どれだけ苦心したか分かって頂けるかと……。
苦労したけど、試行錯誤した過程はたいへん面白かったです。

以下、ちょっとネタバレになるので、反転しないと見えないようにしておきます。

読んでいてこれは絶対伏線だろうと思っていたことがあり、その方向で考えていたのですが全く違いました。
これ、きっと意図的なミスリードですよねぇ。見事に引っ掛かりました。
その思い込みをいったん忘れて、「なぜ彼女がこんなことをしているのか」という事実から
思考を手繰り寄せていったところ、正解に辿り着けました。

ただ、何で名前が被っているのかが解せませんでした。
二人はもしやきょうだい!?と一瞬思いましたが、ならば彼女は兄(弟)にリサーチするでしょうし。
単なる偶然……というか、ミスリードの為の作品上の都合なのでしょうか。


それにしても、上手くしてやられたなぁと悔しいです。
更に、その後の「事件の真相」もぼんやりとしか分からず、ほぼ外してしまいました。
そこもちょっと悔しいです。
まぁ、クリア出来たので良しとしましょう。
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RoomNo.666

2020年10月14日 20:00

RoomNo.666 ふりーむ!のページ【タイトル】 RoomNo.666
【制作】 心ときおり雨様(twitter

RoomNo.666

【ジャンル】 サイコミステリー
【対象】 15歳以上(高校生~)推奨
【ED数】 6+1種類
【プレイ時間】 1周14分程度
【ツール】 Unity
【容量】 -
【公開日】 2020年4月29日
【プレイver.】 1.01

西の魔女が死んだ。
死因は焼死。しかし、事故にしては不可解な点があるのだという。
容疑者は3人。いずれも精神的な問題があり、尋問できる時間は1人につき1分に制限されている。
取り調べの期間は6日間。
この限られた期間で、主人公は犯人を指摘することができるだろうか――?


ブラウザでプレイできるサイコミステリーノベルです。
ふりーむ!とunityroomにて公開されている模様。

ふりーむ!の作品ページ →  unityroomの作品ページ→

ふりーむ!だと表示が大きすぎてメッセージウィンドウが表示されなかったので、
Unityroomでプレイさせて頂きました。

こちらの作品、ふりーむ!の1分ノベルコンテスト参加作品です。
ちょっと思うところがあって1分ノベルについて概要を調べてみたのですが、
“1プレイ1分程度。(数分程度までが目安。面白すぎて体感時間1分など、1分は幅広く解釈可)”
とのこと。
しかしこの作品、どうしても1周1分程度では終わりませんし、1分ノベルと言うのは苦しいような。
尋問に1分という制限を設けてはいるので、1分ゲームの解釈としてはOKなのでしょうが、
自分としては「1分ゲームと聞いて期待するもの」とはかけ離れていたので、少し首を傾げてしまいました。

ただし、1分ノベル云々というしがらみを除けばゲームとして面白く楽しめました。
モノクロームの鉛筆画っぽいキャラクターは、ミステリアスな雰囲気で個性的。
誰も彼もが怪しく、何もかもが疑わしいという状況です。
彼らに尋問できるのは1分だけなので、それには焦りました。
とは言っても一度に話してくれるのは一つの話題のみなので、時間が足りないということはありません。
じっくり話を聞くべしです。

何度もプレイしたものの、自力では2つのエンディングしか見られませんでした。
作者さんのtwitterから攻略ページが見られるので、それを頼りに6つまでクリア。
よく方向性を考えて煮詰めていくと攻略なしで行けるのかもしれませんが、結構難しかったです。
更にもうひとつトゥルーエンドがあるようなので、まだ辿り着けていません。
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60秒のセレナーデ

2020年09月28日 20:00

箱庭のイデア【タイトル】 60秒のセレナーデ
【制作】 箱庭のイデア 栄崎様

60秒のセレナーデ
ジャンル】 1分ノベルゲーム
【対象】 全年齢
【ED数】 4種類
【プレイ時間】 1周1分(トータル13分)程度
【ツール】 RPGツクールMV
【容量】 126MB (ダウンロード版)
【公開日】 2020年4月6日
【プレイver.】 1.01

見知らぬ部屋で目を覚ましたあなたは全身を拘束され身動きが取れません。
「あなたを60秒後に殺すわ」
傍らの少女はそういって微笑みました。
少女と対話して、自分を殺すのを止めましょう。 (ふりーむ!作品ページより引用)


ふりーむ!で開催中の、1分ノベルコンテストに参加されている作品。
基本ブラウザプレイで、ふりーむ!IDをお持ちの方はダウンロードも可能です。

1分ノベルって、短すぎでは?とも思いましたが、それだけに気軽にプレイできるのでありがたい。
そして、この作品は時間制限を上手く使っていらっしゃるなぁと思います。

ストーリーはいきなり衝撃的なシーンから始まります。
ゲームの内容と言いこの時点で「面白そう!」ってなりますね。
すぐにカウントダウンが始まるので、焦る焦る。
しかし、できるだけ読み飛ばさず、とにかく彼女の話をよく聞くことが大切です。
数回プレイし解きほぐしていけば、何となく「答え」が見えてくるので。

しかしこれ、ひとつ真相が明かされたときに、あまりに予想外すぎてびっくりしました。
何と言うか、思いもしなかった方向性というか……。

エンディングは4つで、死亡エンド2つ、生還エンド2つです。
真相に辿り着けさえすれば、パターンをいくつか試せばコンプリートできると思います。


※以下、少しネタバレ含むかもしれません。未プレイの方はご注意下さい。


たった1分のゲームに、長い年月の背景を込めたところがまた素晴らしいなぁと。
彼と彼女のこれまでとこれからに思いを馳せずにはいられません。
シンプルにバッドとかハッピーの区分ができない、ちょっと複雑な気持ちですね……。
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KOKUTOU - 御伽倶楽部 -

2019年11月26日 21:56

大沼屋【タイトル】 KOKUTOU - 御伽倶楽部 -
【制作】 大沼屋 大沼遼太郎様、アイゼン伯爵様

KOKUTOU - 御伽倶楽部 -【ジャンル】 日常ミステリーアドベンチャーゲーム
【対象】 全年齢
【ED数】 6種類
【プレイ時間】 1周15~45分(トータル1時間)程度
【ツール】 ティラノスプリクト
【容量】 253MB(ダウンロード版)
【公開日】 2019年8月31日
【プレイver.】 1.02

今回の謎は柚葉の通う学園が舞台。
そこでまことしやかに囁かれていた謎の倶楽部の噂、その名も『御伽倶楽部』。
果たして柚葉は御伽倶楽部の謎を見事解き明かすことが出来るのか。
(制作サイトより引用)


日常系ミステリーのKOKUTOUシリーズ、最新作が公開されていました!
今作は、ティラノフェス参加作の為か、今の所ノベルゲームコレクションでのみ公開のようです。
その後、、ふりーむ!やVector等からのダウンロード版も公開されました。
制作サイトさんからリンク一覧があるので、お好みのものをどうぞ。
この記事の作品タイトルからは、ふりーむ!の作品ページへリンクさせて頂いています。

ティラノゲームフェス2019 にて、佳作を獲得された作品です。

第一作目の「KOKUTOU - 消えた初恋の謎 -」と第二作目「KOKUTOU - 招かれざる常連客 -
の続編となっています。
この作品からプレイすると登場人物の関係が分かり辛いので、順番にプレイすることをお薦めします。

今回は、ヒロイン柚葉ちゃんの通う高校が舞台。
高校に存在すると囁かれる謎の倶楽部を探し当てるというものでした。
秘密の部活動とか、何だか聞いていてワクワクします。
学校が舞台なので、探偵役である黒十さんの出番は、他の作品より薄めでしたが、
その分柚葉ちゃんがいつもより頑張ってました。

柚葉ちゃん、初期の頃は、黒十さんを巻き込んで謎解きに夢中になる天真爛漫な女子高生、
というイメージが強かったように思います。
しかし今回は、お嬢様とは思えない生活力で黒十さんを支える姿が見られました。
そういうシーンも押しつけがましくなくて、柚葉ちゃん良い子やなぁと思いました。

今回は、旧作にも登場した人物、そして新しい人物も登場します。
女子高が舞台なだけに、女子高生だらけ。美麗なイラストで、麗しい……!
それに今回もフルボイスなので、ボイスもそれぞれ違って魅力的です。
私は特に、新キャラ・輝夜先輩の落ち着いたボイスが好みでした。

他愛もない謎解きのようで、実は解かないと柚葉ちゃんが困ったことになるかも、という展開で。
そのプレッシャーが適度な緊張感をもたらしてくれます。
探索や謎解きは、比較的簡単かなと思います。
一応、一発でベストエンドらしき展開に持ち込めました。

ただ、6つあるというエンディングのうち、5つまでしか回収できず。
同じエンドでも、途中の選択によってバッジが2種類貰えるので、それを含めると6つになるのですが……。

柚葉ちゃんメインなお話ながら、最後はちゃんと黒十さんが活躍するという、
プレイヤーの期待を裏切らない展開も嬉しいところでした。
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オカルト儀式と幽霊と

2019年09月16日 20:00

言ノ葉迷宮【タイトル】 オカルト儀式と幽霊と
【制作】 言ノ葉迷宮 KaTana様

オカルト儀式と幽霊と【ジャンル】 現代ファンタジーアドベンチャー
【対象】 全年齢
【ED数】 2種類
【プレイ時間】 1周7分(トータル18分)程度
【ツール】 吉里吉里2/KAG3
【容量】 12.0MB
【公開日】 2018年12月2日
【プレイver.】 1.01

生徒会所属の主人公は、会長と一緒にオカルト部の視察をすることになった。
オカルト部は現在4部屋ある旧文化棟を独占しており、その特別待遇が適切なのか判断する為だという。


※2020年5月9日より、ブラウザ版が制作サイトさんにて公開されました。
 こちらからプレイできます。

第21回3分ゲーコンテストで2位を獲得された作品です。
ただ、「3分ゲーとは思えなかった作品」に投票が多いというコンテスト結果のように、
普通に読んでいくと3分では1周するのも難しいかと思います。

コミPo!というコミック制作ツールで作られた作品で、
クリックかエンター、またはマウスのホイールでページを進めていきます。

プレイを始めてまず、今作は画面の大きさに「おおっ」と思いました。
見易くて良いですね~。

コミックを読んで、最後にどーんと推理する感じ。
正直、「え、これで考えるの……!?」と分からなすぎて呆然としました。
推理は入力形式なので、アホみたいに手当たり次第思いつく単語を入力。
全然当たりませんでした。
ただ、ちょっと答えにかするとヒントらしき台詞を言ってくれるので、それを基に考えに考えて。
十数回外した挙句、ようやく正解できました……。

いや、後からよく考えると、あーなるほどなぁという感じですね。
後から読み直してみるとばっちり示されているのに、気付けなかったのが悔しいです。
どうしても分からない方は、ゲーム中でヒントが閲覧できます。
後で解放して試したところ、かなり分かり易いヒントになっていました。

3分では終わらないものの、迷いまくっても30分かかりませんでした。
さくっと気軽に遊べる良作です。
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