
【タイトル】
Trick & Treat【制作】
RabbitonGames Rabbiton様

【ジャンル】 謎解き探索アドベンチャー
【対象】 12歳以上(中学生~)推奨
【ED数】 3種類(+DEAD9種類)
【プレイ時間】 1周1時間40分(トータル1時間53分)程度
【ツール】 RPGツクールVX Ace(RTP不要)
【容量】 104MB
【公開日】 2016年9月27日
【プレイver.】 2.0
ハロウィーンの夜に、若い魔女シャーロットとメイドのアメリアが「トリック・オア・トリート」を行います。
訪れた先は、呪われた古いお屋敷。
気づいたら、アメリアはそのでかい、恐怖な屋敷に迷い込んでしまった。
ゴーストと踊ったり、ドールと遊んだり。
そして、果たして彼女は、屋敷の暗い過去を暴き出し、シャーロットと再会できるのか。
(ふりーむ!作品ページより引用)
ハロウィンの日に訪れたお屋敷を探索するゲーム。
謎解きとホラー要素あり。ただ、ホラーは怖いというよりは微笑ましさの方が勝るかも。
どうやら海外のゲームを翻訳したものらしく、日本語に多少の不自然さはあります。
きちんと意味は分かりますし、謎解きには問題ないので、そこはご安心を。
ただ、同梱のReadMe日本語バージョンが文字化けしていて読めず、そこは残念です。
主な操作キャラはかぼちゃを頭に乗せたメイドのアメリアで、はぐれてしまったシャーロットを探し回ります。
スクリーンショットの屋外のシーンはプロローグでして、探索は屋敷の中のみ。
グラフィックは少なくともキャラクターはオリジナルかと思われます。
このキャラクター達が、動作含めてすごく可愛いかったです。
屋敷はそこそこ広いものの、行ける場所が限られていて少しずつ解放される仕組みなので、
探索がすごくスムーズで快適でした。謎解きもきちんと考えれば解ける難易度かと。
セーブは固定で、開いた本の形のオブジェクトがセーブポイントになっています。
大体イベントが起こる箇所には隈なく配置されていて、不便は感じませんでした。
謎解き探索ゲームとしてすごく楽しくて、プレイして良かったです。
エンディングは後半で分岐するので、時間かけずに回収できたのもGOODでした。
エンディングは、NOMAL→BAD→TRUEの順で到達しました。
9種類用意されているデッドエンドは「多分これやると死ぬな」と思ったところを敢えてやると
回収できたのですが、いくつか見逃したものもあり。
バッドエンドのタイトルもウィットが効いていていて、おぉ……と感心。
特にBAD4あたり上手いなぁと思います。
ひとつエンディングを迎えるとタイトル画面からおまけに行け、攻略を見ることができます。
一枚絵も可愛いものが多いのですが、ちゃんとここで見られるのでありがたい……!
同じエンディングでもちょっとストーリーが変わったりするようなので、またチャレンジしたいですね。
2周目をやるとアメリアの衣装がチェンジできると書いてあったのでちょっとだけやってみたんですが、
オープニングの注意喚起の文章まで変わっていて笑ってしまいました。
前述したように、ホラー演出も過剰ではなく可愛らしいところもあり、ホラーが苦手な方も大丈夫なはず。
終わってみればほっこりした気持ちになれる、良いストーリーでした。
沙鳥(11/18)
沙鳥(10/24)
ゆゆ(10/19)
沙鳥(09/05)
長友(08/28)