ゴッデスリトルラビット!

2018年06月02日 20:00

Paper Moon【タイトル】 ゴッデスリトルラビット!
【制作】 Paper Moon ゆきはな様

ゴッデスリトルラビット!
【ジャンル】 ゴリラ系おバカ短編RPG
【対象】 全年齢
【ED数】 1種類
【プレイ時間】 50分程度
【ツール】 RPGツクールMV
【容量】 189MB
【公開日】 2017年4月1日
【プレイver.】 1.00

ラビットは、弟のヒースと2人で小さなマジックショップを経営しているエルフの女の子。
ある日、お薬の届け物をするために友人のたぬちゃん家へ向かった彼女は、
たぬちゃんに絡むオークに遭遇する。魔法で何とかオークをこらしめたラビットだったが……


第13回 ふりーむ!ゲームコンテスト お笑い部門の銅賞を受賞された作品です。

作品ページを見れば分かるように、素晴らしきおバカゲームです。
同作者さんの別作品と比べると、あまりの違いに同じ人の作品なのかと愕然としそうなのですが、
大丈夫。過去作でもおまけ要素に、ギャグの片鱗は現れていました(・ω・)b

ネタゲーと分かっててプレイを始めたのですが、ラビットちゃんの可愛らしさと戦闘の楽しさに
うっかりはまってしまい、つい序盤は真面目にレベリングに励んでしまいました。
ラビットちゃんだけでなくて、家の外装のグラフィックがすごい可愛くて良い!
そして音楽も良い雰囲気なんです。普通に冒険したくなっちゃいますよこれ。
しかし、あまりやりすぎない程度で切り上げておいて良かったです。ほんと。

ストーリー的には思った通りな展開で、後半はストレス解消な痛快さでした。
過去作のキャラクターもちょっぴり出演するので、プレイ済みだとニヤッとできます。
というかニヤッとできるでしょうか。いいのかこの扱い(((゜Д゜))) というポジションです。

そして終盤はギャグ一辺倒かと思いきや、ラスボスは意外と強くて一回負けました。
リトライで油断せずやると勝てたので、この緩急あるメリハリがゲームとしてすごく良い感じ。
ただ痛快なだけじゃなく、RPG的要素も味わえて最後まで楽しめました。
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霧と太陽の王

2018年04月22日 18:04

Paper Moon【タイトル】 霧と太陽の王
【制作】 Paper Moon ゆきはな様

霧と太陽の王
【ジャンル】 ファンタジーアドベンチャー
【対象】 12歳以上(中学生~)推奨
【ED数】 4種類
【スチル数】 9枚?(差分あり)
【プレイ時間】 1周1時間40分(トータル3時間15分)程度
【ツール】 RPGツクールMV
【容量】 276MB
【公開日】 2016年12月26日
【プレイver.】 1.2

第12回 ふりーむ!ゲームコンテスト 個性派部門金賞を受賞された作品です。

城で長い眠りから目覚めた王さまと、お城で倒れていた少女の物語。
2人で城内を探索するうち、なぜ人間の少女が異形の城に居たのか。王さまは何者なのか。
徐々に真実が紐解かれ、解き明かされていきます。

マウスまたはキーボード操作で進めていきます。
ゲームパッドは使用できますが、セーブやロードのボタンが反応せず使い辛いかも。
移動はマウス・キーボード・ゲームパッドどれもやり易かったです。
謎解き要素も少しだけあり。難易度は易しめ、ごく簡単なものです。
しかし私はちゃんと理解できず、力任せで(というかやったら当たってた)解いてしまいました……。

個性派部門を受賞されたと言っても、すごく奇抜な事をされている訳ではありません。
少しダークな御伽噺のような、真っ当で良質なファンタジー作品です。
物語のオリジナリティもありますし、何より個性派部門に輝いた理由と思われるのは、
きっと一目で惹かれるに違いないこのグラフィック!
キャラクターはもちろん背景まで手書きで、探索しつつ見惚れてしまいました。
主人公の少女は喋れないのですが、キャラが頷いたり瞬きするもの可愛かったです。
そして更に豪華な事に、こちらの作品キャラクターボイス付きなのです。
フルボイスではなく、イベントのみ喋ります。私は宰相さまの渋いボイスが好きでした。

エンディングは4種類(1つはVer.1.1からの追加のようです)あります。
readmeにお勧めと攻略法が書いてありますので、見ておくと良いでしょう。
ちなみに私はプレイ時間3時間以上かかりましたが、これ、うっかりセーブを終盤ですべて埋めてしまい、
バッドバッドを見る為に最初からやり直した時間も含まれています。
きちんとreadmeで分岐方法を把握して適切な所でセーブしておけば、40分位は短縮できるかと。

私は、バッド→バッドバッド→ノーマル→トゥルーの順で辿り着きました。
トゥルーが一番良いのには違いありませんが、それぞれ違った味わいを楽しめました。
このモノクロの霧の世界には、バッドも良く似合うと思うのです。
見た目に惹かれて始めた作品ですが、ただ美麗なグラフィックを楽しむだけでなく、
ひとつの物語としても、読み終えた後に余韻をもたらし、溜息が漏れる。良い作品でした。

以下、それぞれのエンドの感想を書きます。
多少ネタバレも含みますので反転しないと見えないようにしておきますが、
ネタバレが嫌な方は閲覧にご注意下さい。

※以下、ネタバレ注意※






◆ BAD END 【異形達の霧の王

途中から嫌な予感がしていたのですが、予感したそのものの展開でした。
バッドだけあり悲しいエンドなんですが、個人的にコレ、好きです。
ダークサイドに堕ちた王様が本当に異形の王に相応しいお姿でハッとしたのもありますが、
この展開、背筋がちょっとぞわりとしたくらいすごく好き。
ただ、今まで気の遠くなるような長い時間を、許しを待ち望み、人間を慈しむ気持ちを忘れずに
大切に大切に抱えて耐えてきたあの方の事を思うと、心底胸が痛みます。



◆ BADBAD END 【安寧の鳥籠

ちょっとびっくり。個人的にヤンデレ系好みではないのですが、お好きな方にうけるだろうなぁ……。
結末としてはアリかもですが、王様が突然豹変しすぎな気が。
ただ、ゴージャスイケメン王様は文句無くカッコいいです。ひれ伏したい。



◆ NOMAL END 【忘れられた太陽の王

バッドに至る過程で、これも脳裏を過った展開のひとつではありました。
自分としては、この結末は一番受け入れ難くダメなやつです。虚しいです。
約束通り許されたものの、またそのうち元に戻るんじゃないかコレ。



◆ TRUE END 【霧と太陽の王

最後に見るのをお勧めされるだけあって、もうこうなって欲しいという展開そのものです。
しかし、王様の年齢が気になりました。王様意外と若いんですか。
いや、500年以上生きてるのだからルシャナと年の差500歳はあるな。ロリですか……!?
って、仮にルシャナが20歳でも、480歳も違うじゃないか。そう考えると誤差の範囲でセーフか!
それにしても、成長したルシャナがとても綺麗で幸せそうで。本当に良かったです。
2人は本当の意味で太陽の神への信仰を守っていくのでしょうね。
そして、霧の異形達も案外近くで見守っている(というかチャンスを伺ってる!?)のかも。
そんな思いを抱きました。
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箱庭の花乙女

2018年04月20日 21:00

Paper Moon【タイトル】 箱庭の花乙女
【制作】 Paper Moon ゆきはな様

箱庭の花乙女
【ジャンル】 雰囲気お散歩ゲーム
【対象】 12歳以上(中学生~)推奨
【ED数】 2種類
【スチル数】 -
【プレイ時間】 20分程度(おまけ含)
【ツール】 RPGツクールMV
【容量】 202MB
【公開日】 2016年5月14日
【プレイver.】 1.10

花の咲き誇る雨模様の箱庭で繰り広げられる、美しくも切ないストーリーです。
マウスまたはキーボードで進めていけます。

ご覧の通り、キャラクターや背景の花々、そして流れるBGMまでがとても綺麗で。
パステルカラーの花乙女はもちろん、デフォルメされたキャラもすごく可愛いです。
readmeには百合要素ありと記されていますが、恋愛感情だとしても友情だとしても
こういう気持ちあるよね……と思える内容で、私はあまり百合だなぁと感じませんでした。

強いて気になった点を挙げると、作品のボリュームの割にゲームの容量が大きいことでしょうか。
今どきのPCでこの程度の容量が問題になる事はないと思いますが。

キャラクターの名前は、それぞれの花の名前そのものです。
しかし、庭に咲く花と言えば思いつくものは他にもたくさんあるのに、なぜ彼女たちだったのか。
もしや花言葉に何か秘密が!?と気になって調べてみました。
花言葉は色々あるので正確に把握できているかどうか分かりませんが、言葉の中には
当てはまる部分もあるものの、性格や立場に全てぴったりという程にしっくりこない気もします。
あとは、春から初夏のに咲く紫っぽい花というところが共通点でしょうか。
美しいけれど、華やかというよりは品のある落ち着いたイメージの花々なので、
そこがまた決して明るくはないストーリーを強調して、纏まった印象になっていたと思います。

ちなみに私は、花乙女の中ではウィスタリアが可愛くて好きでした。
どの乙女も可愛いのですが、デフォルメキャラも立ち絵も名前も彼女が一番好みです。
藤って今まであまり見かけることがない花でしたが、これをきっかけに藤を検索し画像を眺めて、
「ああ、こんなに綺麗だったんだ」と、今まで気付かなかった美しさを認識する事ができました。

丁度、今からが彼女たちの季節です。
願わくば、雨の中も太陽の下でも、精一杯咲き誇る花を見に行きたいなと思わされました。
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