“聴”能力捜査官 キキミミ!!:Complete

2018年07月08日 20:00

LAb246【タイトル】 “聴”能力捜査官 キキミミ!!:Complete
【制作】 LAb246 LIKEMAD/ツシマユキヒロ様

“聴”能力捜査官 キキミミ!!:Complete【ジャンル】 ミステリーADV
【対象】 全年齢
【ED数】 1種類
【プレイ時間】 1時間45分程度
【ツール】 RPGツクールMV
【容量】 119MB
【公開日】 2017年3月30日
【プレイver.】 1.04

サイキックである主人公のヒナタ・スペンサーは、国際特別捜査局の捜査官。
捜査本部のある英国から、生まれ育った桜木町へと本部の命令で戻ってきた。
しかし、それは表向きの理由。
彼女はどうしても解決しなければならない大きな問題を抱えていた。
“聴”能力キキミミ!!を使い、難事件の真相を暴け!  (制作サイトより引用)


第4回 PLiCyゲームコンテスト シナリオ部門・金賞受賞作品。

“聴”能力捜査官である主人公・ヒナタ。
“キキミミ”という、探しものの位置を“音”で聴いて確認できる能力を持っています。
そのキキミミを駆使して、事件を解決していくストーリー。
音が重要なキーポイントになっていますので、音声必須、ヘッドホン推奨です。
MV製なのでブラウザ版もありますし、アンドロイドの方はアプリ版もリリースされています。
私はダウンロード版でプレイさせて頂きました。

ストーリーは何章かに分かれており、EPISODE1~FINALまで全10章。
元々はひとつずつ配信されていたのを纏めたので"Complete"というタイトルのようですね。

ゲームを始めると、オレンジの画面にポップなタイトルが。
キャラクターは、デフォルメされた感じの絵柄でとても可愛いです。
音を手掛かりに探索というのも、上手くできるかな?と少し不安でしたが、分かり易かった。
こちらの作者さん、過去作でも音がキーポイントになる作品があるのですが、
それよりも分かり易くなっていたと思います。

そして嬉しい驚きだったのが、同作者さん制作「迷☆探偵の助手」シリーズに登場する
大和さんというキャラクターがが絡んでくるということ。
この作者さん、作品同士がリンクしていることがないので意外でした。
プレイ後に制作サイトさんを拝見したところ、どうやら大和さんにスポットを当てた
スピンオフ作品として制作されたゲームというようなことが書かれていました。
なるほど、確かに脇役というより重要なポジションとして登場しています。
桜木町のMAPには空木探偵事務所の位置も示されるのですが、そこで同シリーズの
千穂や御影くんが相変わらずドタバタやってるんだろうな……と想像すると、街が愛おしく感じられました。

見た目もポップでスタイリッシュですし、そのイメージ通りに最初は軽快な雰囲気で始まりますが、
捜査が進むにつれ徐々に事件の真相……思いがけない隠された闇が見えてきます。
軽快から警戒へ。なんちゃって。
誰もが怪しく思えてくる手に汗握る展開で、ミステリーとしてとても楽しめました。
ヒナタの大和さんへの淡い恋心も見どころです。大和さんファンの女性はご覚悟を(笑)
大和さんはまだクールな対応ですが……続編も制作中のようですし、これからが楽しみな2人です。
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SALVATION 月影に灯る光

2018年05月12日 21:02

LAb246【タイトル】 SALVATION 月影に灯る光
【制作】 LAb246 LIKEMAD/ツシマユキヒロ様

SALVATION 月影に灯る光
【ジャンル】 シネマティックアドベンチャー
【対象】 12歳以上(中学生~)推奨
【ED数】 1種類
【プレイ時間】 3時間45分程度
【ツール】 RPGツクールVX Ace
【容量】 76.2MB
【公開日】 2016年5月27日
【プレイver.】 1.03


舞台は封鎖された街・MOONLIGHT CITY。
ある夜、S.C.I.S捜査官であるショーゴは、監視任務中にいん石を目撃した。
落下したのは、S.C.I.S敷地内にある科学研究部だ。
慌てて車へ乗り込み現場へ向かうと――――――
謎の光に包まれ、そこで意識をなくしてしまった。
しかし、次に目覚めたのは見慣れた自分のアパートであった。
『一体、誰が部屋まで運んだのか?』
だが、奇妙な現象はそれだけに留まらず、更なる謎を引き寄せるのだった。
人々との触れ合いの中から、真実を解き明かせ。 (制作サイトより引用)


【注意】このゲームをプレイするには別途RPGツクールVX Aceのランタイムパッケージが必要です。
ダウンロードはこちらから→ツクールweb

第12回 ふりーむ!ゲームコンテスト 優秀賞を受賞された作品です。

元々好きな作者さんで、中でも評価の高い作品なのでプレイを楽しみにしていたのですが、
期待通り、いえそれ以上に面白く、クオリティの高い作品でした。
プレイ中に「え、これフリーゲームなの?」と何度も思ったものです。
古き良きアドベンチャーのコンシューマーゲームをプレイしている錯覚に陥りました。
以前、クオリティの高さとゲームとしての面白さは必ずしも比例しないと書いたことがあるのですが、
これはどちらも最高に楽しめた、驚くべき作品です。

モノクロで描かれる人物と、ブラウン管のテレビを思わせる画面。
古き良きハードボイルドの探偵小説を思わせるようなどこかレトロな雰囲気なのに、物語はSF風です。
作中に出てくるものも、一昔前のものと現代や近未来のものが入り混じっているのが不思議な感じ。
モブキャラは非常口や道路標識でよく見る、デフォルメされた人型なんですよね。
一見作品のスタイリッシュさと合わない気がするのですが、なぜか違和感なかったです。
そういった相反するものが混ざり合って調和しているのが、何とも言えない面白みがありました。
それから、主人公の友人のラボに飾られている額縁なんかは結構おふざけが混じっていて。
主人公が食事を摂るシーンでは美味しそうなランチの絵も出てきたりします。
お腹が空いているときにプレイするとある意味ツライです。
完璧そうに見える中そういった遊び心が満載で、堅苦しすぎず心地良かったです。
主人公のキャラクターにはドット絵を使わず靴型のみというところには、引き算の美学を感じました。

それなりに長いゲームながら、先が気になって一気にプレイしてしまいました。
強いて気になった点を挙げると、悪役との対決が期待したよりはあっけなかったことでしょうか。
あとは、ストーリーが一本道なこと、途中の戦闘が慣れると単調になってしまうこと。
ただそれも、もしこれが市販のゲームだったらと厳しい目で見てのことですので、
フリーゲームとしては十分すぎるのですが。

終盤は、物語が悲劇へと向かうのではという危惧を感じる、緊張感のある展開でした。
ラストがどうなるのか、嫌な予感は当たったのか……そこはプレイしてのお楽しみということで。
ただひとつだけ。
"SALVATION"というタイトルの意味、そして登場人物の名前に隠された暗示に胸が熱くなりました。

自分の感想では作品の面白さを伝えきれず歯痒いのですが、
アドベンチャーゲーム好きな方なら迷わずプレイすることをお勧めします。
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BlueBird

2018年04月27日 21:49

LAb246【タイトル】 BlueBird
【制作】 LAb246 LIKEMAD/ツシマユキヒロ様

BlueBird
【ジャンル】 サイコホラーアドベンチャー
【対象】 15歳以上
【ED数】 2種類
【プレイ時間】 55分程度
【ツール】 RPGツクールVX Ace
【容量】 38.9MB
【公開日】 2016年7月15日
【プレイver.】 1.00c


主人公・アンナはウェカルパ大学の6年生。
獣医を目指し生まれ育った町・レプンを出たのだが、PTSD(心的外傷後ストレス障害)の
治療の為にレプン町へと戻って来ていた。ある日の実習中『鳥』に対して強い恐怖を感じ、
そして目眩と吐き気、頭痛が症状として現れたのだ。
しかし、検査結果は異常なし。ノイケル医師の元でカウンセリングを受ける事に。
だが、それでもアンナの病状が回復することはなく、遂に大学教授からこう切り出された。
『少し実家に戻って心を休めてみたらどう?』
その言葉通りレプンへと戻ってくるアンナだったが、思い当たる原因は何もない。
しかし、カウンセラーのノイケル医師はアンナの過去に何か原因があると言う。
アンナの抱えるトラウマとは一体……?
(ふりーむ!作品ページより引用)


【注意】このゲームをプレイするには別途RPGツクールVX Aceのランタイムパッケージが必要です。
ダウンロードはこちらから→ツクールweb

何故だか鳥に恐怖を感じる主人公が、記憶を取り戻していくストーリー。
そして、何という事でしょう。女子高生失踪事件の容疑者にまでなってしまうという。
過去のトラウマはどう考えても楽しい記憶ではないのは確かで、果たして何が思い出されるのか、
どういう展開になるのかドキドキしつつプレイしました。
今までの作者さんの作品とは異なり、コミカルな面や非現実的な要素はあまりないので、
始終アメリカのサスペンスドラマを観ているような感覚で。
ツシマ様のゲームはどの作品も楽しませて頂きましたが、今まででこの作品が一番好きです。

途中で簡単なミニゲームの要素もありますが、さほど難しくはありません。
探索もMAPが適度な大きさで無意味に彷徨う事もありませんし、エンディングの分岐も
分かりやすいので、ストレスなくプレイできました。
エンディングはバッドとトゥルーで2種類扱いですが、選択キャラによってラストの会話途中や
エンディングの会話が若干異なります。

ところで、主人公の大学の名前がちょっと変わってるなぁと思っていました。
どうしてもアルパカさんに引っ張られてウェルパカって読んじゃう。
主人公や妹は普通の女性名なのに、と気になって調べてみたところ、
どうやらいくつかの名称はアイヌ語が元のようです。
他にもあるかもしれませんが、分かる範囲ではウェカルパ、レプン、エクスン教授と
ノイケル医師、バウェン、カムイ神父(この方は分かりやすい)辺りがそうみたい。

舞台はばりばりの海外なのに、アイヌが混じっているのが何となく不思議な感じでした。
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迷☆探偵の助手-2016-

2018年04月08日 20:00

LAb246【タイトル】 迷☆探偵の助手-2016-
【制作】 LAb246 LIKEMAD/ツシマユキヒロ様

迷☆探偵の助手-2016-
【ジャンル】 脱出アドベンチャー
【対象】 全年齢
【ED数】 1種類(+α)
【プレイ時間】 40分程度
【ツール】 RPGツクールVX Ace
【容量】 17.4MB
【公開日】 2016年11月10日
【プレイver.】 1.01


ウツギ探偵事務所で助手を務めるミカゲカズヤ。
ある日、一件の依頼が舞い込んで来た。
依頼人は高校生探偵と会社経営者と言う2つの顔を持つシロウマ探偵だ。
なんでもシロウマカンパニーが建設中の『ミステリーランド』と言うテーマパークの
アトラクションを開発しているらしい。その名も『脱出アソシエーション』
人間の心理を利用し、バーチャル映像を駆使した体感型脱出アトラクションだ。
そのアトラクションの試験を行うので、暇をしていたカズヤ達に声が掛かったのだが……
カズヤ達は無事に脱出する事が出来るのか!?
(ふりーむ!作品ページより引用)


【注意】このゲームをプレイするには別途RPGツクールVX Aceのランタイムパッケージが必要です。
ダウンロードはこちらから→ツクールweb

以前楽しませて頂いてた、迷☆探偵の助手の番外編のような作品です。
以前から気になっていたのですが、ようやくプレイできました。
謎解きとしてだけならこちら単体でも出来ますが、ストーリー的には本編プレイ済みの方向け。

キャラクターイラストは本編の時と変わっていましたが、どちらもかわいい絵柄です。
本編プレイから随分時間経っていたけど、色々思い出が蘇ってきました。また彼らに会えて嬉しい限り。

ゲームは、それぞれのキャラクターと簡単な謎解きをしていくスタイルでした。
ひとつひとつは5分~10分程度で終わるボリュームです。
謎解きはそれほど難しくないとは思うのですが、私は三妃さんと白馬さんでちょっと躓きました orz
三妃さんは制作サイトさんのヒントを拝見。そうか…気づかなかった。
そして白馬さんは、分からなかったのですが勘だけでクリアできてしまいました。
実は未だにどうしてそうなるのか分かりません。ちょっとだけモヤっとしています。

エンディングは基本ひとつですが、プレイの仕方によってやや変化します(制作サイトさんに記述あり)。
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IN THE BOX

2018年04月02日 20:00

LAb246【タイトル】 IN THE BOX
【制作】 LAb246 LIKEMAD/ツシマユキヒロ様

IN THE BOX
【ジャンル】 脱出アドベンチャー
【対象】 全年齢
【ED数】 6種類
【プレイ時間】 1周8分(トータル50分)程度
【ツール】 RPGツクールVX Ace
【容量】 19.1MB
【公開日】 2016年8月11日
【プレイver.】 1.00a

主人公・マシロは泥棒だ。この日も留守宅で“仕事”をしていた。
しかし、住人が帰宅し、マシロは警察に追われることに。
追跡をかわし、逃げ込んだのは薄暗い閉鎖的な部屋だった。
窓もなく、ドアすらない。だが、確かにマシロはこの部屋へと入った。

  『どうせ誰もこの部屋から、出る事なんて出来ない』

そう語るのは謎の人物・ノクス。マシロは無事にこの部屋から脱出できるのか?
(ふりーむ!作品ページより引用)


【注意】このゲームをプレイするには別途RPGツクールVX Aceのランタイムパッケージが必要です。
ダウンロードはこちらから→ツクールweb

ツクール製探索謎解きゲーム。
サティのグノシェンヌがBGMです。
静謐で、しかしながらじわじわと不安が心に染み込んでくるような落ち着かないこの曲。
雰囲気が主人公の心情とシンクロするようで、ゲームにぴったりでした。

狭い部屋で探索範囲も限られているのですが、シンプルなだけにかえって難しかった。
何度やっても同じエンドに行ってしまい手こずりました。
制作サイトさんに丁寧なヒントがあるので、参考にさせてもらいましたよ。
多分アレがヒントなんだ……と、謎解きの核心には迫っていたのですが、やり方間違えてました orz
他にも分岐フラグだと思っていた色々な箇所がそうでもなかったりと、個人的に難しかったです。
制作サイトさんには全クリア30分程度とありますが、私は最初ヒントなしで頑張っていたのもあり
50分程度かかりました。
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