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マイ・メリーバッドエンディング

2014年11月29日 21:45

mnok.【タイトル】 マイ・メリーバッドエンディング
【制作】 mnok. 志島しま様、まえの様

マイ・メリーバッドエンディング
【ジャンル】 バッドエンドを目指すSLG
【対象】 12歳以上推奨
【ED数】 10種類
【スチル数】 10枚
【プレイ時間】 1周10分(トータル45分)程度
【ツール】 吉里吉里2/KAG3
【容量】 11.3MB
【公開日】 2014年11月3日

創作の国に住むキャラクターたちは、国を訪れる作家さんの台本にあわせて
ものがたりを演じる<役者>です。
役者たちはものがたりが未完のまま筆を折らないよう作家さんを励まし、
時に叱り、アドバイスをしながら、原稿の完成をめざしていました。
でもヒロイン役のシュピカ(※名前変更可)は思うのです。
なにがあっても幸せになれるヒロインなんて、古臭いしつまらない!
「じゃあ……私は私が見たいエンディングを、プライベートで好きに演じればいいんだ。
趣味と実益は別だよねっ!」
さて、そうと決まれば大好きなあの人を殺しに行こう。
愛し合っているのに殺し合うふたり。そんな素敵なバッドエンドのために。
(ふりーむ!紹介ページより引用)


現実世界で進む表現規制を嘆いたヒロインが、バッドエンドを目指して奔走するという
一風変わった乙女ゲーです。

ちなみにメリーバッドエンドという言葉を調べてみると、
傍から見るとバッドエンドに見えても当人たちは幸せと感じているもの、
本人たちの不幸が結果だけを見たときに世間的にハッピーエンドであるもの、
受け取る側の解釈によって幸福と不幸が入れ替わるという結末を持つもの、
等のいくつかの解釈があるようです。

シュピカはバッドエンドを目指しているので選択肢も物騒なものばかりなのですが、
「これを選ぶとこうなるかな……」という予想が悉く裏切られて。
思いもよらないコミカルな展開、想像した通りの流血沙汰、残酷だけどぞくりと美しい結末。
色々なエンディングを見る事ができました。
全部で10種類ものエンディングがあるので、どなたもきっとお気に入りが見つかる事でしょう。

どんな悲劇を迎えても「新しい物語が始まれば全て元通り」と呟くシュピカ。
そう、私がリプレイすれば物語はそう、はじめから、元通り……。
途中からそんなメタ発言にも思えて、不思議な錯覚を覚えつつプレイしていました。
プレイ前はあらすじからヤンデレまっしぐらなゲームかなと思っていたのですが、
やり直しがきくという希望は、バッドエンド苦手なプレイヤーさんには救いになるかもしれません。

絵柄もとても綺麗で、コミカルな展開ではデフォルメされた可愛いキャラクターが見られるし、
シリアスな展開では美しいスチルで、思わずうっとりと眺めてしまいました。
もの物語ではシュピカはシュピカとしてしか活動しませんが、彼女の着飾ったお姫様姿や
赤ずきんちゃんコスプレ(?)等見てみたいなぁ、と思わされました。
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