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無人島

2019年11月01日 20:00

無人島 ノベルゲームコレクションのページ【タイトル】 無人島
【制作】 加藤 匠様 (twitter)

無人島
【ジャンル】 短編ノベル
【対象】 全年齢
【ED数】 7種類
【プレイ時間】 1プレイ10分(トータル55分)程度
【ツール】 ティラノスプリクト
【容量】 100MB (ダウンロード版)
【公開日】 2019年8月30日
【プレイver.】 1.1

無人島に何か1つだけ持っていくとしたら?
ふと目を覚ますと、男は無人島に漂着していたが、選んだものも漂着していた。
何があれば、あなたは生きられるでしょうか・・・。
何があれば、あなたは帰れるでしょうか・・・。
何があれば、あなたは幸せでしょうか・・・。 (ノベルゲームコレクション作品ページより引用)


前作「公衆電話」がオリジナリティ高く面白い試みの作品だったので、
こちらも以前から気になっていたのですが、ようやくプレイさせて頂きました。

無人島に流れ着いてしまった主人公。
ひとつだけ無人島に持って行けるとしたら何を選ぶか……?
単語を入力することで物語が進みます。

いくつか頭に思い浮かんだもののうち、ひとつを入力したところ物語が進みました。
最初の単語がヒットしたので結構何でもいけるのかと思っていましたが、ヒットする品物は限られています。
用意されてないとんでもないものを入れてもスルーされますのでご注意を。
進むと、【】付きでいくつかの単語を主人公が連想するので、「ああ、これが入力できるのだな」と分かります。
このシステムが面白い。
ちなみに、思い浮かばずに何も入力せず進めると、きちんと単語をひとつ提示してくれます。

最初に考えたとき、誰でも思いつくような食料や水といったものしか思い浮かばなかったんですが、
ストーリーが進行すると意外なものを提示されます。
あー、そういう候補もあるのか!と目から鱗。
そこからどんどん現れる単語をひとつずつ試し、物語を進展させていくのがすごく楽しかったです。
コツとしては、次々に現れる単語を見逃さないようにきちんとメモしておくことでしょうか。
全て入力すれば、全てのエンディングは回収できます。

それぞれの結末も、無残なもの、現実的なもの、ちょっと不思議なもの、ハッピーエンドと様々に展開。
どれも違ったテイストでどれも面白かった。
また、きちんとしたエンディングの他にも、入力した単語によってはストーリーには進展しないものの、
主人公のツッコミが入ったりと面白いコメントになったりします。
前作「公衆電話」にちなんだものも見られたりと、小ネタまでたのしめました。

しかし、自分としてはひとつだけの品物では、無人島で生き残れる自信がない……。
思いつめた挙句、「コンビニ」(これさえあれば生きていける気がした)とか、いやまだ足りない!と
「日本列島」とか「地球」とか試したんですが、さすがに全部ダメでした。てへ。

1周で10分程度くらいで読める手軽さもありがたいです。
全部のエンディングを集めるのに1時間弱かかりました。
私は単語メモするのさぼってやや手間取ったので、きちんと順序立ててプレイすればもう少し短くいけるかも。

この作品、バージョンアップでエンディングがいくつか追加された経緯があるようです。
今後また新しいエンディングできないかな、とちょっぴり期待してしまいますね。
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ミッドナイトストレンジ

2019年10月24日 20:00

ビーの一族 ブログ【タイトル】 ミッドナイトストレンジ
【制作】 ビーの一族 ブログ ウチチャン様(代表)

ミッドナイトストレンジ
【ジャンル】 短編ノベルアドベンチャー
【対象】 全年齢
【ED数】 4種類
【プレイ時間】 1周9分(トータル37分)程度
【ツール】 ティラノビルダー
【容量】 -
【公開日】 2016年10月8日
【プレイver.】 2.01

最近この町に引っ越して来たばかりの主人公が、初めて迎えるハロウィンの夜。
まだ友達もいないが、せっかくのハロウィンだし一人で町を散策することに。
そこで主人公が出会ったのは……?


ハロウィンが舞台の短編ノベルアドベンチャー。

まず、主人公の名前を決定するところから始まります。
自分の名前を入れちゃえばいいのですが、私はあまり自分の名前は付けないタイプでして。
この主人公、男女性別が決まってないというのでしばし悩みました。

名前が決まると、ストーリーに登場する4人の中からキャラを選んで進めていきます。
この作品、キャラクターがとにかく個性的で楽しい。
台詞が結構痛いんですが、痛すぎて面白すぎ。読みながら笑い転げてました。
中でも痛かったのが、死語を連発する死神……!
どちらかと言うと悪役で、性格も痛いのですが、なぜか憎めませんでした。

私はパッと見てエメロードちゃんが気にいったので、エメロードちゃんから順に進めました。
一見気が強そうな女の子ですが、気が強い面が出すぎず、礼儀正しくて優しい子で。
キャラクターも想像以上に良かったし、ストーリーも良かったー。
でも、この子はちょっと最後に取っておけば良かったかも、と思ったり。
とは言え、プレイ順はお好みで良いとは思います。

主人公の性別が不明なのでBL、GL要素ありとの記述があるものの、
あまりがっつり恋愛という感じで描かれてないので、さほど気にならなかったです。
一番猛烈に主人公に迫ってくるキャラがちょっとアレなので、恋愛どころかギャグでしかないという。

最初は乙女ゲーかギャルゲーっぽいのかな、と思ってプレイさせて頂いたのですが、
どちらという訳でもなく、最初に想像したより面白かったです。思いがけず心が温かくもなりました。
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ハロウィズハロウィン

2019年10月12日 20:35

箱庭ゾーイトロープ【タイトル】 ハロウィズハロウィン
【制作】 箱庭ゾーイトロープ 戸塚様

ハロウィズハロウィン
【ジャンル】 ハロウィン短編ノベル
【対象】 全年齢
【ED数】 - (分岐なしノベル)
【プレイ時間】 1周5~10分(トータル20分)程度
【ツール】 ティラノスクリプト
【容量】 -
【公開日】 2017年10月8日
【プレイver.】 1.00

ハロウィンの日に巻き起こる、それぞれのお話 (制作サイトより引用)


ティラノスプリクト製で、ブラウザでプレイできます。

3つのお話が楽しめる短編ノベル。
冒頭でどのお菓子を食べるかの選択肢があり、それぞれにひとつずつのお話が読める形式です。

選べるお菓子は「ふわ甘マシュマロ」「ファニークッキー」「ほろ苦タルト」なのですが、
これがそれぞれのお話のテイストをズバリ表しています。
お嬢様と召使のほのぼのストーリーから、コミカルだけどちょっとブラック!?とハラハラするお話、
ほろ苦いテイストのお話と、それぞれ違った雰囲気を味わえます。

どれも10分未満で読める短編なので、気軽に読めるのはありがたい。
絵柄も可愛くて良かったです。
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転生天命-Call-

2019年10月06日 22:24

あ行。【タイトル】 転生天命-Call-
【制作】 あ行。 アワラギ 様

転生天命-Call-
【ジャンル】 ホラーファンタジーADV
【対象】 12歳以上(中学生~)推奨
【ED数】 1種類
【プレイ時間】 1時間10分程度
【ツール】 ティラノビルダー
【容量】 126MB(ダウンロード版)
【公開日】 2017年12月7日
【プレイver.】 1.02

女子大生の吉野八知の携帯電話には…浮遊霊から電話がかかってくるという…
自身の記憶のない浮遊霊「中身」は、強い未練のある体に引き寄せられて他人の体に入ってしまう。
その体から出る方法は、生前の「未練を叶える」こと。
八知はしかたなく浮遊霊の「中身」の頼みを聞きさまざまな体の未練の解決に協力していく…
お人よし浮遊霊「中身」と霊感女子、吉野八知のホラーファンタジー 。
(制作サイトより引用)


ティラノビルダー製で、基本ブラウザプレイ。ダウンロードも可能です。

ふりーむ!の作品ページ→  ノベルゲームコレクションの作品ページ→

第13回 ふりーむ!ゲームコンテスト ブラウザゲーム部門にて銀賞を受賞された作品です。

LiveMaker製の前作「転生天命」をブラウザ対応にした移植作品とのこと。
内容はほぼ同じということで、新作のこちらをプレイさせて頂きました。
こちらはLive2D化されたということで、キャラクターがぬるっと動くのが面白かったです。

生前の記憶を無くした浮遊霊が、未練を持ったままの死体に乗り移ってしまうという物語。
ホラーというかオカルト寄りな気がします。
主人公が心霊現象に慣れた女性なのもあり軽快な語り口なのですが、単なるコメディではなく、
時折ふと霊というものの異質さが垣間見えて空恐ろしくなる、そんな絶妙な塩梅でした。

浮遊霊は、女子大生・八知により「中身」と呼ばれています。絶妙なネーミングセンスだ。
訳も分からず他人の身体で目覚めてしまい、霊感の強い八知に助けを求める中身。
いやー、助けて!って縋り付く気持ちは分かりますわー。
でも、幽霊から所かまわず電話がかかってきて困っている八知の気持ちも分かる。
八知がお人好しすぎず、かと言って冷たすぎないキャラクターなのは良かったと思います。
もし八知があまりに中身に翻弄されすぎていると、読者としても中身にイラつくかもしれませんし、
冷たく突き放しすぎていると中身に同情して八知の好感度が下っていたかもしれません。

物語は何章かに分かれていて、時々選択肢があります。
基本的には、思うがままに選んでいって大丈夫そう。
詰まることはない作りだと思いますが、もし困ったら制作サイトさんに攻略チャートがあります。

ストーリー展開は「これからどうなるの!?」と目が離せなくなる展開で、ぐいぐい引き込まれました。
ホントに面白い。
八知には申し訳ないですが、中身には記憶が戻らないままシリーズ化して欲しいとか思っちゃう。
ラストがどうなるのかは選択肢次第ですが、どちらの流れもそれぞれ好きでした。

エンディングは、大きな流れとしては基本的にひとつ。
ただ、選択肢や行動によって展開が違ったり、先のエピソードに進めずに終わったりします。
一番先のエピソードに進んだエンディングとしてはひとつ、という感じ。
先に進めないエンドもそれぞれ違った味わいがあるので、やはり選択肢は全部試してみるのがお薦めです。

そしてこの作品、エンディング後におまけエピソードがあります。
ふりーむ!の作品説明にも書いてあるのですが、、おまけでは"Blue Line Games"さんが制作された
フリゲの登場人物が出てくるという。
この作品と同作者さんだったの!?と思いましたが、そこは違うようです。
私も以前プレイさせて頂いた「DOKI★DOKIラブパニック」や「怪奇探索少年隊」「白い焔」の
キャラクターが登場しまして、ひとり興奮しておりました。
中でも「白い焔」の小松父にはビックリ。霊感強い猛者かと思っていたのに、意外と普通の人だった……!

もちろんそれらの作品をプレイしていなくても本編は十分に楽しいです。
しかし、プレイしているとおまけエピソードの楽しみが半端ないですよ。
「DOKI★DOKIラブパニック」だけは異色ながら、他の作品はこの作品と通じるものがあるので、
前でも後でも併せてプレイをお薦めしたいです。
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re.

2019年09月17日 20:00

re. ノベルゲームコレクションのページ【タイトル】 re.
【制作】 pmpm様(twitter

re.
【ジャンル】 短編アドベンチャー
【対象】 全年齢
【ED数】 2種類
【プレイ時間】 1周8分(トータル17分)程度
【ツール】 ティラノビルダー
【容量】 127MB(ダウンロード版)
【公開日】 2019年7月9日
【プレイver.】 ?

あたし、まだ (ノベルゲームコレクション作品ページより引用)


画面に惹かれてプレイしました。
トータルで20分弱の短編です。

タイトル画面で流れる、サティのグノシェンヌが作品の雰囲気を象徴しているよう。
この曲、昔から聴くと心がざわざわして落ち着かない気持になるんですよ。

最初は状況がよく分からないまま進めていくことになりますが、
プレイしているうちに何となく察せられてきます。
ある程度の考察は必要になるものの、読めばきちんと状況は分かるかと。

重苦しく、虚無感のあるストーリーでした。
特に最後の主人公の描写で心がぎゅっと締め付けられます。
途中で入力があり、それによりストーリーが進行していくのですが。
何か隠されたコードがあって別の道があるのでは、と色々試したのですが駄目でした。
結局決められた入力をしないと進めることができず、
後ろめたさを感じつつもそうするしかない自分が、運命に抗えない主人公と重なってきます。

可愛い絵柄とフォントなのにそれとは離反するストーリーでした。
最後まで読むとタイトル絵の意味も察せられて、溜息を吐きたくなります。表現力が凄いですね。
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