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となりの者ですが

2019年01月22日 21:36

chiffon cake【タイトル】 となりの者ですが
【制作】 chiffon cake 遠江様

となりの者ですが

【ジャンル】 悪あがきお料理コメディ
【対象】 全年齢
【ED数】 7種類
【プレイ時間】 1周7分(トータル18分)程度
【ツール】 吉里吉里2/KAG3
【容量】 36.2MB
【公開日】 2018年12月14日
【プレイver.】 1.00

家に帰ってきたらお母さんからいつもの置き手紙が…
でも今日の内容はいつも通りじゃなかった!
「おとなりさんに私の作った料理、持っていってね!」
と頼まれて焦る主人公。
焦る理由はただひとつ、だってお母さんの料理は…… (制作サイトより引用)


いわゆるメシマズの母を持つ主人公が、お隣さんに持っていくお裾分けをどうするか奮闘します。
かと言って主人公も料理が得意!という訳ではない様子。
失敗するとお隣さんのの関係がギクシャクする可能性もあるし、悩みどころです。
自分ならどうするかなぁ、とか考えちゃいました。

母の料理をアレンジするための材料や火加減を選び、選択肢によってエンディングが分岐します。
火加減は何となくこれはヤバそう、というのが分かるんですが、
材料はどれも普通の食材で明らかな地雷がある訳ではありません。
もう、勘と運しだいですね。
正解の道筋が明らかでないだけに、何が起こるかな?と楽しみでもありました。

しかし、お隣さんは幸い良い人なんですが、初対面の男性の一人暮らしの部屋に
女子高生がお邪魔するのはあまり良くないのでは……といらぬ心配もしてしまったり。
乙女風と銘打っているので、ある程度仲良くなる展開は必要なのかもですが。

料理がうまくいくと、2人の仲もより良い感じとなります。
恋愛未満のストーリーながら、ほんわりときめく乙女向け、少女漫画のような可愛い雰囲気でした。
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公衆電話

2018年11月01日 20:43

公衆電話 ノベルゲームコレクションのページ【タイトル】 公衆電話
【制作】 加藤 匠様 (twitter)

公衆電話
【ジャンル】 
【対象】 全年齢
【ED数】 7種類
【プレイ時間】 1プレイ3分(トータル40分)程度
【ツール】 ティラノスプリクト
【容量】 77.4MB (ダウンロード版)
【公開日】 2018年8月27日
【プレイver.】 1.02

ふと目が覚めると、男は公衆電話ボックスに閉じ込められていた・・・。
プレイヤーは自分で好きな番号に助けを求めることができますが、
所持金は10円玉が3枚だけ。
30円分(=3回)しか電話をかけられないので、すぐに力尽きてしまうでしょう。
しかし新たな番号さえ知ることができたなら、次回は初めからかけていくことで、
物語の真相へと近づくことができるはずです。
あなたを助けてくれそうな人は誰だろう? (ノベルゲームコレクション作品ページより引用)


以前、twitter等で面白いという感想をお見掛けして、気になっていたゲーム。
ノベルゲームコレクションの作品ページより、ブラウザプレイ・ダウンロードが可能です。
ゲーム会社にお勤めのプロのゲームクリエイターさんが個人的に作られているようで、興味津々でした。

電話ボックスという狭い空間に閉じ込められた主人公の脱出劇。
手元にあるのは10円玉が3枚という絶望的な状況です。
最初は何とか自分の置かれた状況が分かるだけで、何のヒントもありません。
主人公は携帯やスマホも持っておらず、家族や友人の番号も暗記してはいないようです。
ただ、そういう状況で助けを求めるとしたら?誰でも思いつくことはあるはず。
そこから少しずつヒントが提示され進展していく構成は、良く考えられていると思います。

ストーリーも、単なるホラーというよりはメッセージ性の強いものになっています。
辛口で言えばちょっと上手くいきすぎな気がしますが、ストーリーの巧みさが良かったというより、
プレイしたことで自分はどうだろうか、自身を振り返るきかっけになったことが何より良かったと思いました。

プレイ後に作者さんのtwitterを拝見したところ、ボタンを押す音は実際の公衆電話で録音された模様。
欲を言えば、「カチカチ」という音ではく、「ピッポッパ」と鳴る音が好きなので、
そっちを実装して頂ければ嬉しかったかも。
それと、わりと凡ミスで掛け間違いをしてしまうことがあったので、
相手に繋がるまでの間はガチャンと切って掛けなおせる仕様だと良かったかなと思います。
(30円しかないのだから、もっと慎重に掛けろという話ですが……)

エンディングは7種類。
終盤までプレイを進めれば、エンディング分岐条件は分かってくるかと。
トータルで遊ぶと30分はかかると思いますが、とくかく斬新なゲームで最後まで夢中でプレイできました。
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夏の雫

2018年10月02日 20:00

晴れ時々グラタン【タイトル】 夏の雫
【制作】 晴れ時々グラタン ユキ子様

夏の雫
【ジャンル】 ビジュアルノベル
【対象】 全年齢
【ED数】 3種類(+α)
【スチル数】 16枚
【プレイ時間】 1周52分(トータル1時間20分)程度
【ツール】 NScripter
【容量】 24.5MB
【公開日】 2010年9月10日
【プレイver.】 1.1

夏だった。
熱い太陽が、僕らを照らし付けていた。
「久しぶり、……しーちゃん」
夏の少女と、十年の時を経た僕との――約束の物語。 (制作サイトより引用)


「夏」をテーマにしたノベル作品です。

冒頭に、シェイクスピアのソネット(十四行詩)18番からの英文が引用されています。
引用は一部分ですが、本編読了後に気になって全文を読むと、まさにこの作品にぴったりな内容。
明記はされていませんが、もしかしたらこの詩から発想を得られたのかもしれません。

夏のうだるような暑さが心に染み、水底のぞっとするような冷たさに頬を撫でられるような、
肌に「温度」を感じられる、素晴らしいノベルでした。
この作者さんの作品は久々に拝読しましたが、いやー、上手いですねぇ。
物語が巧みで深くて好きな作者さんは他にもいますが、この作品、文章が飛びぬけて上手いと感じました。
私の個人的な感想ではありますが、読みやすく、感情の表現や言葉が詩的で、とても美しいです。
涙を夏の雫に例えた表現とか、抽象的でありながら情景が目に浮かぶようで、ほうっと息を漏らしそうでした。

文章だけでなく、アイキャッチで間を取ったり、イラストや画面転換での演出も良かったです。
主人公の強い公開や恋情がダイレクトに伝わってきて胸が締め付けられました。
エンディングは基本3種類。
決してハッピーエンドではないものの、トゥルーエンドは物語に相応しいと思えるものでした。

悲しいお話は苦手……という方にも朗報が。
実はもうひとつ、クリア後に読めるEXITRAからIFエンドを読むことができるのです。
これは、読者が夢見る幸せな結末。
私は決してハッピーエンド至上主義でなありませんが、やっぱりほっとしちゃいますね。
どちらが真実かは読者に委ねるという作者さんの姿勢に、ちょっぴり優しさを感じました。
また、同じEXITRA内から読める作者さんのあとがきは、本編のシリアスさから一転してコミカルな内容です。
こちらも重い気持ちを払拭してくれる明るさで、こちらにもほっとさせられました。
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空似

2018年09月29日 20:00

しぐれいん【タイトル】 空似
【制作】 しぐれいん ナリオ様

空似
【ジャンル】 短編ノベル
【対象】 全年齢
【ED数】 - (分岐なしノベル)
【プレイ時間】 20分程度
【ツール】 ティラノスクリプト
【容量】 111MB
【公開日】 2018年9月5日
【プレイver.】 1.00

赤の他人のはずなのによく似た男女の話。 (ふりーむ!作品ページより引用)


選択肢なしの一本道ノベルです。
ふりーむ!ではダウンロード版のみの公開で、ノベルコレクションにてブラウザ版がプレイ可能。
このページのタイトルからは、ふりーむ!のページにリンクさせて頂いています。

ノベルゲームコレクションの作品ページはこちら→ 

2人がどういう人物なのか紹介がない分、読んでみて面白い設定だなぁと惹かれました。
「女性向けですが恋愛要素はほとんどありません」との紹介の通り、恋愛未満のお話。
ただ、この2人雰囲気が良くてとてもお似合い。
読了すると、もうお互いこの人しかいないのでは?と思ってしまう巡り合わせでもあり。
今は違っても、いつかは……!と期待してしまいます。

読後感も良いお話なので、恋愛もののベタベタした関係が苦手な方にもお薦め。
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好きだ!好きだ!大好きだッッ!!

2018年09月18日 20:00

稲海"【タイトル】 好きだ!好きだ!大好きだッッ!!
【制作】 稲海 かずき様

好きだ!好きだ!大好きだッッ!!【ジャンル】 ラブコメノベル
【対象】 全年齢
【ED数】 4種類
【スチル数】 4枚
【プレイ時間】 1周5~15分(トータル30分)程度
【ツール】 Ren'Py
【容量】 128MB
【公開日】 2018年5月5日
【プレイver.】 1.00

夕暮れに染まる教室。
二人きりの男女。
見つめ合う目と目……
そう、ここまで読んだ貴方ならお気付きかと思う。

私は、断じてコイツのことなんか好きではない!!! (readmeより引用)


選択式のノベルゲーム。

こちらは「ゴールデンウィークだよ!一週間ゲーム製作大会」に参加し作られた作品のようです。
確かに短編ですが、ストーリーも丁寧だし、絵も綺麗だし、一週間で作ったとは思えない良作です。

断じて好きではない!!!って、ダイエット中の女子がスイーツを前にして言っているぽくて、ちょっと笑えます。
しかし、個人的にちょっと苦手な青春ラブコメノベル……と思いきや、不覚にも感情移入してしまいうるっときました。
学生時代の、打算も計算もなくただただ相手を「好き」だった感情を思い出したというか。
知られるのが怖くて、好きなのに好きじゃないよ?ってフリをしてみたり。
いつも相手のことを目で追いかけて、ひとつひとつの仕草をあぁ好きだなぁ、と思ったり。
コメディタッチなのですが、単なるドタバタ劇や上っ面の会話ではなく、感情が丁寧に描かれていたと思います。

最初は月子ちゃん視点で物語が進んで行きます。
エンディングは2つ。進展あり、なしに分かれます。
どちらに転んでも、それはそれであぁ、青春だなぁ……と思える終わり方ではありました。
ただっやっぱり、進展ありのエンディングでは、ちょっと甘酸っぱくて身悶えしそうでした。
良いですねぇ良いですねぇ(*´∀`*)

そして、クリア後からは連くんでのプレイが出来るようになります。
月子ちゃんルートで見た展開を連くんの視線で見ていくことになるのですが、全く同じという訳ではなく。
月子ちゃんが連くんに惚れた理由は何となく分かるんですが、
連くんのストーリーを見ると彼が何故月子ちゃんを好きになったのかも分かります。
連くんルートも進展なし・ありの2種類のエンディングあり。
こちらの進展ありエンドは、月子ちゃん編より更に甘くて、更に身悶え(*/∇\*)

何か、こう、清々しい良い気持ちを分け与えて貰えた気分です。ありがたや。
読んで良かったと思いました。
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