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もう二度と君に会えない

2018年11月02日 20:00

もう二度と会えない【タイトル】 もう二度と君に会えない
【制作】 モリ様 (Webサイトなし)

もう二度と君に会えない
【ジャンル】 ホラーアドベンチャー
【対象】 全年齢
【ED数】 1種類
【プレイ時間】 20分程度
【ツール】 WOLF RPGエディター
【容量】 24.0MB
【公開日】 2018年7月21日
【プレイver.】 1.0.2

ゲームをプレイしていたあなたは、突如ゲームの世界に閉じ込められてしまう。
そこで同じように閉じ込められたという女性に出会い、共に脱出を目指すことに。


第10回 WOLF RPGエディターコンテスト 斬新さ部門で17位を獲得された作品です。
作品サイトの他、ウディコンのサイトからダウンロード可能(エントリー番号【23】)。

プレイを始めると、ゲーム画面の中にテレビ画面が。
劇中劇のような、ゲーム中ゲームが始まります。
レトロなテレビ画面が、昔のファミコンみたいで味があります。
グラフィックもシンプルなドットで、内容はいかにもなホラー。
その荒いドットの無機質な感じが逆にちょっと怖かったです。

全編を通じて、基本は探索と追いかけられゲームでした。
セーブは、一定の箇所まで進むと自動セーブされます。
難しくはありませんが、かと言って易しくもない難易度でした。
逃げが苦手な私はちょっと手こずって何度かトライしました。
ただ、嫌になって投げ出したくなる前にクリアできる程度です。
個人差があるので何とも言えないけど、多分普通にゲーム慣れしてる方なら難なくいけるかと。

クリアすると、タイトルの意味が分かります。
こういうの好きです。唸らされました。
これ、ネタを思いつくところまでは誰でもいけそうですが、
それをゲームとして作り上げるのは大変だっただろうなぁと思います。
作者さんに敬意を表したいです。

すごくグラフィックが綺麗とか、ストーリーが秀逸とか、ゲーム性が高いとか
そういう面では失礼ながら突出したところがある訳ではありません。
それなにに、2周目をやりたくなる魅力を秘めた作品です。

WOLF RPGエディターコンテスト
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にんげんロール!

2018年10月29日 22:45

喫甘展【タイトル】 にんげんロール!
【制作】 正午の夜喫甘展) 献科様

にんげんロール!
【ジャンル】 ハロウィン探索プチADV
【対象】 12歳以上(中学生~)推奨
【ED数】 1種類
【プレイ時間】 12分程度
【ツール】 RPGツクールMV
【容量】 110MB(ダウンロード版)
【公開日】 2018年9月28日
【プレイver.】 1.01

妙に母親の機嫌が良いなと思っていたら、見知らぬ大人(身長2m)に引き渡されていた主人公。
家に帰るか闇に姿を消すかするよりはマシかどうか、大人の人格や生活状況を品定めする。
(制作サイトより引用)


ツクールMV製で、基本はブラウザプレイです。
ふりーむ!もしくはRPGアツマールでプレイできます。
また、制作サイトさんにあるリンク先から、ダウンロード版も入手・プレイ可能。

ふりーむ!の作品ページ→  RPGアツマールの作品ページ→

基本コメディで、ちょっぴりせくしーででんじゃらすな要素がないこともない、ハロウィン作品。
ゲームが始まると、ロールプレイとロールキャベツについての説明が。なんだこれ。

どうやら母親に売られてしまった主人公。新しい部屋とご主人様に探りを入れていきます。
何か悲惨な状況ですが、ノリは軽い……というかシュールで明るいです。
主人公、小難しい言葉を喋るのに、全部ひらがな表記というギャップが良い味出しています。
両手を広げたポーズも何かツボに入って真似したくなりましたヾ('ω')ノ

お相手のゆきみちゃんも良いキャラで、2人の会話が軽妙で面白いです。
ただ、料理のシーンはちょっとヒイッってなりました。"trick"なのか"treat"なのか!?
流血表現がないのに、何かグロイ……。

ハロウィン要素としては、おうちの装飾とかぼちゃの存在でしょうか。
プレイは、普通に調べたり喋ったりしていると左上のハートが満たされていき、満杯になるとクリア。
特に難しいこともないので、普通に探索していれば大丈夫です。

ゲーム説明にある「えっち(Huge)になるハロウィン探索プチADV」という紹介文も気になっていましたが、
最後のオチを見て、その説明も、タイトルも、キャラクター名も、なるほどそういうことかー!と。
びっくりしたと同時に、何か色々と納得行きました。

短時間で気軽にプレイできて、面白かったです。
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闇の森の少女

2018年09月25日 20:00

セイナルボンジン【タイトル】 闇の森の少女
【制作】 セイナルボンジン たぬ子様

闇の森の少女
【ジャンル】 掌編ダークファンタジー
【対象】 全年齢
【ED数】 2種類
【プレイ時間】 15分程度
【ツール】 ティラノビルダー
【容量】 121MB (ダウンロード版)
【公開日】 2018年3月1日
【プレイver.】 1.00

恐ろしい魔物が棲む森を
幼い弟の手を引き 少女は走る (ふりーむ!作品ページより引用)


ティラノビルダー製の選択式ノベル作品。
基本ブラウザプレイで、ふりーむ!IDをお持ちの方はダウンロードも可能です。

こちら、千文字喫茶2への参加作品ということで、テキストはシンプルに抑えられています。
ですが、動きのあるグラフィックとBGM、効果音の演出で盛り上げられていて、
得体のしれない魔物から逃げ回る、息の詰まるような緊迫感がひしひしと感じられました。
墨色の画面も、物語のシチュエーションにぴったりです。
物語を進める度に少しずつ変わり明かされていく「何か」にも、怯えつつも引き込まれていきました。

セイナルボンジンさんの作品をプレイした方ならご存知かもしれませんが、
こういう人外が絡む物語には狂言回しを担う「黒服の男」が登場することがあります。。
今回も彼が登場しまして、個人的にそこが嬉しいポイントでした。

エンディングは2つ。BADとTRUEに分岐します。
私はTRUE→BADの順で見ました。
TRUEは、憐憫と空恐ろしさが入り混じったような複雑な気分になり……。

短時間で読了できますし、秋の夜長、眠れない夜に、
彼ら姉弟と一緒に闇の森を彷徨ってみるのも良いかもしれません。
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夜だというのに眩しかった。

2018年09月17日 20:00

5Z6P【タイトル】 夜だというのに眩しかった。
【制作】 5Z6P ひさかきぬい様、素凡様

夜だというのに眩しかった。
【ジャンル】 短編ノベル
【対象】 12歳以上(中学生~)推奨
【ED数】 2種類
【プレイ時間】 1周11分(トータル15分)程度
【ツール】 RPGツクールMV
【容量】 217MB (ダウンロード版)
【公開日】 2018年3月16日
【プレイver.】 1.00

これはキミと私とあの子のおしまい。 (ふりーむ!作品ページより引用)


少女と、ある「告白」をされた少年の物語。
抽象的で、思春期の脆さや感受性を感じる物語でした。

画面の色合いが独特で、美しくも奇妙な雰囲気。
非現実的な現実を突きつけられて酩酊する主人公の気持ちが表れているようです。

正直、少女が語る「告白」は彼女の心象が大きく、具体的に何があったのかは想像するしかありません。
それ故に読者としては不可解な面もあるのですが、聞いた少年にとっては些細なことのようです。
理屈では理解できなくても少女を理解できる、そんな関係性が少し羨ましくもありました。

選択肢はひとつあり。
エンドタイトルの意味もちょっと考えさせられますね。
現実を受け止める、と逃避する幸福……でしょうか。

最後に、タイトルの「夜だというのに眩しかった」という表現は、とても美しい表現だと思いました。
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I am you

2018年09月15日 20:00

square world【タイトル】 I am you
【制作】 square world

I am you
【ジャンル】 探索アドベンチャー
【対象】 全年齢
【ED数】 2種類
【プレイ時間】 1周45分(トータル50分)程度
【ツール】 RPGツクールMV
【容量】 163MB (ダウンロード版)
【公開日】 2018年9月14日
【プレイver.】 1.00

不思議な夢の中にいた、もう一人の自分。 
彼は僕にこう言いました。
「ボクはキミだよ」 と。
彼の代わりにあるものを探すことに。
それを探し始めると、僕と彼との関係がだんだん分かってきて……
ちょっぴり切ない 二人の物語 (ふりーむ!作品ページより引用)


ツクールMV製で、基本はブラウザプレイです。
ふりーむ!もしくはRPGアツマールからプレイできます。
ふりーむ!IDをお持ちの方は、ダウンロード版もプレイ可能。
(この記事の作品タイトルからは、ふりーむ!さんの作品ページにリンクさせて頂いています)

ふりーむ!の作品ページ→  RPGアツマールの作品ページ→

生きることに苦しみ、死んでしまいたいと思いながら眠りについた青年のお話です。
そういう経験は自分にもあるので、まさにタイトル通り、お前は私か!という心境でした。
落ち着いた、でもどこか悲しい音楽が流れる中、見知らぬ屋敷を探索していきます。

ごく僅かに脅かし要素(ものがちょっと動く程度)はありますが、ホラー要素はほぼ無し。
探索を進めていくと、ストーリーの骨格はかなり明確に把握できます。
しかし、全てを文章ではっきりと解説しているという訳ではありません。
暗号を兼ねた日記や詩のようなもの、そして暗喩的なオブジェクトの配置。
この類のゲームは、あまりに抽象的すぎるとなかなか作品が理解できないこともあるものですが、
この作品は決して語りすぎず、それでいてゲームに引き込まれる程度に謎めいていて、
尚且つストーリーが分かり易いという良い塩梅でした。

謎解きも易しすぎず難しすぎず、だと思います。
どちらかと言うと少し手応えがある方かなと。
少し思考しつつも詰まらずに解いていける、個人的に心地良い難易度でした。
もし分からなくなっても、制作サイトさんに攻略があるので安心です。

エンディングは2種類。
まずEND1に辿り着き、少し戻ってリプレイしたところEND2もさくっとクリアできました。
思ったより容易にコンプリートできて幸いですが、プレイ次第ではかなり遡らないといけなかったかも。
ちなみに、分岐条件も制作サイトさんの攻略ページに記載があります。

終わり方は、どちらかというと予感した通りのものに近かったです。
エンディングは定義付けられていませんが、END1はトゥルーっぽい、END2はバッド寄りでした。
いずれにしろ、ハッピーエンドとはいえないかもしれません。しかし、バッドエンドでもないように思えます。
プレイする人によって、受け取り方は変わりそうです。
私は主人公の心情が身につまされるところもあり、作品タイトルの意味も含め、色々と考えさせられました。
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