ミステリー・サスペンス の記事一覧 
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オカルト儀式と幽霊と

2019年09月16日 20:00

言ノ葉迷宮【タイトル】 オカルト儀式と幽霊と
【制作】 言ノ葉迷宮 KaTana様

オカルト儀式と幽霊と【ジャンル】 現代ファンタジーアドベンチャー
【対象】 全年齢
【ED数】 2種類
【プレイ時間】 1周7分(トータル18分)程度
【ツール】 吉里吉里2/KAG3
【容量】 12.0MB
【公開日】 2018年12月2日
【プレイver.】 1.01

生徒会所属の主人公は、会長と一緒にオカルト部の視察をすることになった。
オカルト部は現在4部屋ある旧文化棟を独占しており、その特別待遇が適切なのか判断する為だという。


第21回3分ゲーコンテストで2位を獲得された作品です。
ただ、「3分ゲーとは思えなかった作品」に投票が多いというコンテスト結果のように、
普通に読んでいくと3分では1周するのも難しいかと思います。

コミPo!というコミック制作ツールで作られた作品で、
クリックかエンター、またはマウスのホイールでページを進めていきます。

プレイを始めてまず、今作は画面の大きさに「おおっ」と思いました。
見易くて良いですね~。

コミックを読んで、最後にどーんと推理する感じ。
正直、「え、これで考えるの……!?」と分からなすぎて呆然としました。
推理は入力形式なので、アホみたいに手当たり次第思いつく単語を入力。
全然当たりませんでした。
ただ、ちょっと答えにかするとヒントらしき台詞を言ってくれるので、それを基に考えに考えて。
十数回外した挙句、ようやく正解できました……。

いや、後からよく考えると、あーなるほどなぁという感じですね。
後から読み直してみるとばっちり示されているのに、気付けなかったのが悔しいです。
どうしても分からない方は、ゲーム中でヒントが閲覧できます。
後で解放して試したところ、かなり分かり易いヒントになっていました。

3分では終わらないものの、迷いまくっても30分かかりませんでした。
さくっと気軽に遊べる良作です。
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カシコキノカミ

2019年04月23日 20:00

カシコキノカミ【タイトル】 カシコキノカミ
【制作】 Ton☆kara!!(Webサイトなし) 憂様、 deletesk様

カシコキノカミ
【ジャンル】 推理ゲーム
【対象】 全年齢
【ED数】 3種類
【プレイ時間】 1周1時間(トータル1時間15分)程度
【ツール】 NScripter
【容量】 63.8MB
【公開日】 2015年12月24日
【プレイver.】 1.0

ボードゲーム部に所属する涼雲風矢は、6人の部員たちと新しいゲームで遊ぶことに。
そのゲームの名前は、「汝は人狼なりや?」。
ゲームを始めた瞬間、白い光に包まれた彼らが目を覚ますと、部員の一人が……。
(作品サイトより引用)


人狼ゲームをモチーフにしたノベルアドベンチャー。
とある高校のボードゲーム部が舞台なのですが、登場人物が個性的で面白かったです。
「マーガレット3世」ちゃんとか、ハーフなのか何の3世なのか語られることも一切なく。
そこが却って清々しく、逆に語られないことで「そういうものか」と納得できる感があります。

人狼ゲームなので狼を当てることになる訳ですが、部員が6人と少ないので複雑さはありませんでした。
うち一人は初日に死亡(ネットの人狼だとNPCですね)、プレイヤーに主人公は村人と示されている
……等々で、実際に怪しい人物はかなり限定されていきます。
人狼ゲーム好きな方だとやや物足りないかもですが、逆にプレイしたことのない方も遊びやすいと思います。

グラフィックも綺麗ですし、ストーリー展開も面白いと思います。
仲良しの部員たちが疑い合う緊迫した状況はスリルがあって楽しめました。
処刑や襲撃による「死亡」も、果たして仮想空間でだけのことなのか現実なのか分からないという、
そこも不安を煽られ、緊迫感がありました。
しかし、せっかく個性的で魅力的なキャラクター揃いなのに初っ端でひとりいなくなるのが惜しい。
もっと彼の活躍も見たかったなぁと思わされました。
推理も、ある程度ヒントというかリードがあるので分かり易いと思います。
まぁ、そのヒントも素直に受け取ってよいのかどうかと勘繰ったりもしましたけどね。

エンディングは3つ。
私は最初にトゥルーエンドを迎えることができました。
その後バッド1を回収。バッド2は条件が分からず難しかったです。
これが最難関エンドのような気が。
作品タイトルでヒントを検索して、何とか全エンド見ることができました。
全部見てみたいので頑張ったものの、バッドを回収するのに心血を注ぐって……と思わなくもないですね。
バッドも必見、と言えるだけの展開でもなかったと思うので、トゥルーエンドをクリアできれば十分かもしれません。

ちなみに、某掲示板で見付けたヒントの転載ですが、下記にヒントを記しておきます。
反転させないと見えないようにしていますが、ネタバレとも言えるのでご注意下さい。

全部正しい推理をして狼に投票し続ければ】true
ぶれてると】bad1
逆にアホになって間違った方に投票し続ければ】bad2

とのこと。
これを参考に考えて選択肢を選ぶとバッド2に行けました。
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泡沫の夢~刑部恭一郎の憂鬱~

2019年04月09日 20:12

柳暗華明【タイトル】 泡沫の夢~刑部恭一郎の憂鬱~
【制作】 柳暗華明 鈴様

泡沫の夢~刑部恭一郎の憂鬱~
【ジャンル】 大昭ミステリィ推理ADV
【対象】 全年齢
【ED数】 6種類
【スチル数】 4枚
【プレイ時間】 1周1時間(トータル2時間半)程度
【ツール】 吉里吉里2/KAG3
【容量】 35.7MB
【公開日】 2012年5月7日
【プレイver.】 1.0

時は、大昭二拾四年。
琴平子爵の令嬢である夏緒は、帝都で名を馳せる刑部探偵事務所を訪ねていた。
琴平家では長男の自殺が世間を騒がせているが、夏緒は兄は何者かに殺されたのだと言う。


主人公の夏緒が、変わり者の探偵・刑部と共に兄の死を調査する、ミステリーノベル。
吉里吉里製で、屋敷を周って話を聞き、証言を集めて推理します。

まず、大昭という単語をみて「あれ、誤字?」と一瞬思ったものの、PCの変換でこんな誤字が出る訳もなく。
大正から昭和にかけてくらいの時代をイメージした架空の世界のようです。
子爵の末娘である夏緒が探偵事務所を訪ねるところから物語が始まります。
情景描写や心理描写が丁寧で、ノベル作品として読み応えがありました。
縦書の文章も作品の雰囲気に合っていると思います。

ゲーム内容は結構本格的なミステリー作品なんですが、いやこれ、難しすぎました。
攻略なしでクリアできたのはノーマルエンドのみだったという……。

まず、屋敷内の調査に回数制限があるのが一番のネックです。
特に何の誘導もなく調査がスタートするので、誰に何を聞くと有効なのかさっぱり分からず。
闇雲に聞きまわっていても必要な証言はほぼ取れないので、自力でやるにはかなりの周回プレイが必要です。
しかも、いくつかの質問を手順通りに聞いていかないと重要な手掛かりを得られないというシステムも大変。
最初に何らかのヒントなり誘導があって、引っ掛かる証言を繋いでいく――という形式なら良かったのですが。

ありがたいことに制作サイトさんに攻略ページがあるので、拝見しつつエンディング回収しました。
ちなみに、プレイ時間のトータル2時間半は、ほぼ攻略を見てコンプリートにかかった時間です。
自力クリアを目指すと、もっと時間を要すると思われます。
それにしても、勢い余って、犯人の名前や推理まで見てしまったのは後悔しています。
せっかくの推理ゲームなのに……。
正直、かなり攻略と睨めっこしてセーブ&ロードしつつ証言を集めたので少し疲れてしまい、
早くクリアしたいという気持ちが先に立ってしまいました。
証言集めだけ攻略を頼って、自力で推理するのが一番良い楽しみ方だった気がします。

ちなみに、こちらはエイプリルフール作品ということで、それに因んだエンディングもあり。
これも、なかなか自力で見るのはなかなか難しかっただろうと思います。
いやー、あの単語がこれ見よがしにあるのは気になっていたのですが。

ネガティブな感想を書いてしまいましたが、キャラクターは個性的で魅力的です。
特に探偵の刑部さんと夏緒ちゃんは良いです。
刑部さんは変わり者という設定で見ていて面白いし、夏緒ちゃんは誠実なお嬢様で好感が持てました。
推理作品としてもしっかりしていて好印象でした。

手応えのある推理作品に挑戦したい方は、ぜひお試し下さい。
上述したように、難関の証言集めだけ攻略を頼って、後半の推理に挑戦するのもアリだと思います。
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ウソと本音と姪探偵!

2019年03月28日 20:00

Fly me to the sky!【タイトル】 ウソと本音と姪探偵!
【制作】 Fly me to the sky! あいはらまひろ様

ウソと本音と姪探偵!
【ジャンル】 ミステリ風青春ノベル
【対象】 全年齢
【ED数】 2種類
【プレイ時間】 25分程度
【ツール】 NScripter
【容量】 14.4MB
【公開日】 2013年4月1日
【プレイver.】 1.01

――箱を開けたら、王将の駒だけがなくなっていた
高校入学祝いもかねた旅先の温泉旅館で、私たちは不思議な事件に遭遇した。
それなのに、コタさんはやる気ゼロ!
そこで今回は私、片山帆風が調査に乗り出した。
高価な将棋盤から、なぜ王将の駒だけが消えてしまったのか。
はたして犯人の目的はいったいなんなのか?
そして、その謎が解けたとき私は……。 (制作サイトより引用)


Fly me to the sky!のあいはらまひろさん制作、こちらは2013年のエイプリルフール作品です。

前作「ウソと宝と姪、探偵?」に引き続き、調査会社に勤めるコタさんと、姪の帆風ちゃんのストーリー。
前作は主に叔父のコタさん目線でしたが、今作は帆風ちゃん目線で語られます。

とある温泉で起きた小さな小さな事件を解決する、日常系ミステリーと言うのでしょうか。
今回は推理の答えを入力するタイプです。
難易度は易しめだと思います。お話をよく読んでいれば真相はピンとくるかと。

推理も楽しめますし、ストーリーも真摯で丁寧で良かったです。
こちらの作者さん、とても巧みな文章を綴る方だとは存じてしましたが、
帆風ちゃんや宿の人たちの気持ちが自然に伝わってきて感情移入できました。
情景描写が豊かで、目の前に彼らの様子を見ているような気分になります。

桜並木や花火の風景も美しく、目の保養にもなりました。
温泉……行きたくなっちゃいました。
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ウソと宝と姪、探偵?

2019年03月27日 20:00

Fly me to the sky!【タイトル】 ウソと宝と姪、探偵?
【制作】 Fly me to the sky! あいはらまひろ様

ウソと宝と姪、探偵?
【ジャンル】 短編ノベルゲーム
【対象】 全年齢
【ED数】 2種類
【プレイ時間】 40分程度
【ツール】 NScripter
【容量】 16.0MB
【公開日】 2012年4月1日
【プレイver.】 1.1

――祖父の遺した暗号を解いて、別荘に隠されている宝を探して欲しい
信用調査会社に勤める俺は、いつも業務外の仕事を割り振られてばかり。
今日も、休日だというのに、とある社長令嬢の妙な依頼を受けて、山奥の別荘へと向かっている。 
予定外の、自称探偵助手(姪っ子)を連れて。
はたして俺は、暗号を解き、隠された宝を見つけられるのだろうか。 (制作サイトより引用)


Fly me to the sky!のあいはらまひろさん制作の、2012年のエイプリルフール作品。

調査会社に勤める主人公が、姪っ子と共に資産家の残した暗号を解く為奮闘します。

ノベル方式の推理ゲームで、暗号は作中にいくつか登場します。
最初とその次の暗号は比較的分かり易く、自力ですいっと解けました。
ふふ、姪探偵の出番なし……!
ちなみに選択肢は、自力で答えるのと、姪に考えさせるもの、分からない!の3択でした。
選んでないのですが、姪が考えるとヒントをくれるのかな?今度試してみます。

しかしながら、最後の暗号が分からず苦戦しました。
喉元まで出かかってるのに、何か出てこないモヤモヤ感。
実はこの作品、最後の暗号はきっちり解かなくてもクリアできる仕様になっていまして、
モヤっとしたままクリアしてしまいました。

作者さんの後書きに暗号のヒント(というかほぼ答え)があったので、それを見てスッキリ。
何で分からなかったのか……ちょっと悔しかったです。

エンディングは2種類。
く途中の暗号を解き損ねた失敗エンドと、遺産が見つかる成功エンドです。
成功エンドに関しては、主人公がカッコ良く(?)解き明かすものと、
資産家の令嬢がセルフで解いてしまう流れがありますが、結末は一緒でした。

程よく頭を使って楽しめるので、暗号好きな方はぜひ。
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