ホラー の記事一覧 
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四色さん

2018年09月12日 20:00

たぶんおそらくきっと【タイトル】 四色さん
【制作】 たぶんおそらくきっと 神波裕太様

四色さん
【ジャンル】 ショートホラーノベル
【対象】 全年齢
【ED数】 4種類
【プレイ時間 】 1周5分(トータル10分)時間
【ツール】 NScripter 
【容量】 10.2MB
【公開日】 2007年6月30日
【プレイver.】 1.00

トイレの怪談は様々で、よくある話が「トイレの花子さん」
でも、私たちの学校にはトイレの花子さんなんていない。
いるのは、「四色さん」
四色さんは呼び出すと三つの色を聞いてくる。
「あかいろとあおいろときいろ、どれがいーい?」
答えはどれでもいい。
どれを答えても、昔流行った「怪人赤マント」や「赤い紙青い紙」みたいに殺されたりしないから。
けれど、絶対にどれかの色を答えないとだめ。
答えないと、黒に染められて殺される。
それが、私たちの学校に伝わる怪談。 (readmeより引用)


怪談として聞いたことのある「赤い紙青い紙」かなと思いきや、説明文では違う怪談らしい。
「赤い紙青い紙」は子供の頃に聞いてかなり怖かった(今も思い出すと怖いですが……)ので、
この作品では何が起こるのか?と結構ドキドキしつつプレイしました。

普通に怖かったです。
あか、あおと読んで救いのない展開にへこみ、「きいろって……きいろって何よ!」と。
ひぃぃ。ある意味予想外で、きいろが一番エグかった気がします。

短時間で怪談ならではの嫌な感じが味わえる、まさにこれぞホラーでしょうという作品。
10年以上前の作品ですが、こういう昔ながらの定番ホラーは色褪ないものです。

ちなみに、暗い嫌な気分で終わった後、ギャグ編がプレイ可能。
読むとホラーテイストは台無し……とはいえ、何か救われます。
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私を見て?

2018年09月04日 20:00

aiGame【タイトル】 私を見て?
【制作】 aiGame 藤崎 藍様

私を見て?
【ジャンル】 ストーカーノベル
【対象】 全年齢
【ED数】 - (分岐なしノベル)
【プレイ時間】 10分程度
【ツール】 LiveMaker
【容量】 14.3MB
【公開日】 2014年8月14日
【プレイver.】 2.00

これは、何かが"隠 れ て い る"ノベルです。

少女は彼が好きだった
弱気な少女は彼を追いかけるのが精一杯
ある日 少女は彼に思いを告げることを決意した
しかし その日が過ぎても少女はただ 彼を見続けることしかできなかった
そんな少女にストーカーされる彼を描いたノベルゲームです (remadmeより引用)


第10回 ふりーむ!ゲームコンテスト アイデア部門の銅賞を受賞された作品です。

何が隠れているんだろう?とワクワクドキドキでプレイ。
読み進めて間もなく、その「何か」には気が付きました。
気が付いたのは偶然で、見た時に「えっ」とびっくり。
2014年制作と今となっては旧作ですが、未だこういう仕掛けは見たことがありません。
純粋に驚き楽しめたし、こういうこともできるんだ!と感心しました。

最初からこの部門を狙って制作されたという趣旨の記述をどこかでお見掛けしました。
狙い通りばっちり受賞されていてすごいと思います。
しかし、確かにトリックはストーリーを表現するのにばっちり合っていて面白かったのですが、
ストーリー自体はどこかで見たことあるような、ありがちと言えばありがちなホラーだったかなと。

辛口になってしまいましたが、ノベルゲームをたくさん制作されている作者さんなので、
他にもどんな作品を作られているのか、また新しい違う作品も読んでみたいなと思いました。
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呪う人形

2018年08月20日 20:00

呪う人形 ふりーむ!のページ【タイトル】 呪う人形
【制作】  紫蘇漬け様(Webサイトなし)

呪う人形
【ジャンル】 ホラーノベル
【対象】 全年齢
【ED数】 - (分岐なしノベル)
【プレイ時間】 7分程度
【ツール】 Yuuki! Novel
【容量】 6.83MB
【公開日】 2011年9月6日
【プレイver.】 1.0

選択肢なしのノベル作品。

呪う人形のお話なのですが、初っ端から予想外の文章に口があんぐり。
呪いの人形があたかもファッションアイテムでもあるかのように評価されており、
その独特な語り口に釘付けになります。
フィクションなのに何だか面白そうで、自分だったらどれにするかなぁとついつい考えてしまいました。

言っている事は不穏なのに、どこか軽快でコミカルな雰囲気ですが、オチはきちんとホラー。
思わずおおっと感心してしまいました。
絵柄も、綺麗なんですけどどこか不気味で、良い味を出していると思います。

心底ゾッとするようなホラーではないものの、一風変わったストーリーが楽しめる作品です。
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一夜奇譚-イチヤキタン-

2018年08月03日 20:00

浅葱妖怪相談所。【タイトル】 一夜奇譚-イチヤキタン-
【制作】 あまてる。 さはら彰人様、冬空 実様

一夜奇譚-イチヤキタン-
【ジャンル】 ホラーADV
【対象】 12歳以上推奨
【ED数】 3種類
【スチル数】 14枚
【プレイ時間】 1周15分(トータル30分)程度
【ツール】 吉里吉里2/KAG3
【容量】 52.1MB
【公開日】 2012年12月9日
【プレイver.】 2.0

一人のしがない小説家がいた。
小説家はとある望みを胸の内に秘め、宿に泊まった。
小説家は願いを叶えてほしかったのだ。
―――その宿に現れるという、座敷童子に叶えてほしかったのだ。 (制作サイトより引用)


ノベル形式の選択式ホラーアドベンチャー。

座敷童って、畏怖の念は覚えるものの「良い妖怪」のイメージが強いのではないでしょうか。
その愛すべき妖怪が、今作では恐怖の対象です。

主人公は、売れない小説家。
人生の望みをかけて、座敷童が出るという噂の宿にやってくるのですが。
崖っぷちの状況なのに、あるかどうかも分からないそんな際どい命綱を掴もうとする、
その時点で彼の狂気を感じます。

何が起こっているのか分からぬまま進んで行くストーリーは怖かったです。
主人公と同じように、まるで悪夢の中を彷徨っていくようなじっとりした怖さ。

しかし、思ったより短時間であっさり終わりました。
夏といえばホラー。ホラーといえば夏。
難しい謎解きもなく、グラフィックも綺麗で演出も良し。
気軽にホラーを味わい方にお薦めです。

ストーリーの後味は悪いです。
ホラーとしてはこれで良いのでしょうが、どうしてもある人物(?)に心底同情してしまいました。
何とかしてあげたいなぁ(・ω・`)
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桜桃ノ実

2018年07月29日 20:00

セイナルボンジン【タイトル】 桜桃ノ実
【制作】 セイナルボンジン たぬ子様

桜桃ノ実
【ジャンル】 短編紙芝居ホラー
【対象】 全年齢
【ED数】 - (分岐なしノベル)
【プレイ時間】 15分程度
【ツール】 NScripter
【容量】 11.5MB
【公開日】 2015年5月24日
【プレイver.】 1.04

桜が咲き誇る季節。
病床の津島のもとに、一人の男が見舞いに訪れる。
男は見舞いの品と言い津島の好物である桜桃の実を差し出すが、
それを見た津島はなぜか言い知れぬ恐怖感に襲われ、その赤い実を払いのけてしまう――


セイナルボンジン たぬ子様制作の、紙芝居風ノベル。
相変わらず、イラストもストーリーもすごく良かったです。
他の作品と比べるとグラフィックの動きは少な目ながら、それがまた静の雰囲気を醸し出していました。

作中では、梶井基次郎の「桜の樹の下には」という文学作品からの引用もあり。
青空文庫で読めるようなので、未読の方はプレイ後に読んでみると良いかもしれません。
昔、このお話が収録されている「檸檬」という短編集を読んだことがあります。
梶井の書く話は瑞々さと繊細さに満ちていて、大分前に読んだにも関わらず今でも心に残っています。
夭逝した梶井の数少ない短編集なので、興味ある方はぜひご覧ください。

そんな梶井の原作とはまた異なり、この作品は暗い、黒い霧がかかったような不気味さが漂っています。
そんな中、溢れんばかりの桜色が美しくも毒々しく色を添えていました。
過去作では、恐ろしくも悲しくて切ないストーリーが多かったのですが、今回は嫌な感じのお話です。
登場人物の表情が豊かで、醜く歪むさまが憎々しい。

読み終えた後、少しだけさくらんぼが得体の知れない生き物のように、空恐ろしく感じられました。
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