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カグヤ恋記

2018年09月02日 20:34

カグヤ恋記 ふりーむ!のページ【タイトル】 カグヤ恋記
【制作】 雪月花様 (カクヨム

カグヤ恋記【ジャンル】 剣戟乙女ゲーム
【対象】 12歳以上(中学生~)推奨
【ED数】 6種類
【スチル数】 5枚
【プレイ時間】 1周1時間40分(トータル3時間10分)程度
【ツール】 LiveMaker
【容量】 121MB
【公開日】 2015年10月11日
【プレイver.】 1.01

代々剣姫の一族として伝えられるカグヤ一族。
その現当主である主人公アカネ(名前変更可能)
彼女は幼き頃よりカグヤの里より出たことがなく、外の世界を知りたいと思っていた。
そんなおり、彼女に一年間外の世界を旅するよう父より許しを賜る。
しかし、そこにカグヤ一族の姫が代々受け継いできたあるしきたりが存在していた。
それは『己よりも強いと思える人物を見つけること』
それは自身の夫探しでもあり、彼女は自らに課された掟を果たすべく
初めて見る外の景色を胸に、いま物語が始まる。 (ふりーむ!作品ページより引用)


剣術の達人であるカグヤ一族、その中でも最強の奥義を受け継ぐ「カグヤの姫」が主人公。
と言っても男勝りとかストイックで厳しい雰囲気ではなく、優しく愛らしい正にお姫様な主人公です。
見た目も可愛くて癒されました。
剣劇と付くだけあり、恋愛より剣劇の描写の方がすごかったです。
剣術での戦いの描写があまりに詳しくて、作者さんは剣士かお侍様ですか?と。
どこまでリアリティがあるのかは分かりませんが、とにかく臨場感がすごかったです。

剣劇だけでなくやっぱり乙女ゲームということで、旅の目的はお婿さん探しという。
道中ではミカゲとラッカという2人の男性に出会います。
スチルの多さからして、どちらかというとミカゲがメインに据えられている感じ。
ミカゲ君は女性と見紛うばかりのイケメン優男。剣の腕は一流です。
ただ、少し人とは違った一面を持っており、旅の道中で少しずつ明かされていく感じでした。
対するラッカ君は、剣の腕前ではミカゲ君よりやや劣るものの、優しく頼もしく、人として魅力的。
何だか角が生えているのですが、誰も驚かないのでそういう世界なんでしょう。
どういう種族なのかとか、詳細は明かされなかったのでそこはちょっと謎として残りました。

和風な雰囲気、可愛いキャラクター、そして緻密な戦いのシーン。
見応えたっぷりで楽しめました。
エンディングも差異はあるものの、悲観的なものが無くて前向きなものばかり。
陰鬱な展開を見慣れてしまった昨今、読み終わってほっとできる良いストーリーでした。

以下、攻略情報を掲載しています。
反転させないと見えないようにしていますが、ネタバレが嫌な方は閲覧にご注意ください。
[カグヤ恋記]のヒント・攻略を見る
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シェリラベット

2018年08月19日 21:52

COCOON【タイトル】 シェリラベット
【制作】 COCOON 八色いんこ様

シェリラベット【ジャンル】 女性向け恋愛ADV
【対象】 全年齢
【ED数】 3種類
【スチル数】 16枚
【プレイ時間】 1周1時間20分(トータル2時間20分)程度
【ツール】 吉里吉里2/KAG3
【容量】 68.1MB
【公開日】 2017年1月29日
【プレイver.】 1.05

引きこもりお姫様、初めてのおつかいは「竜との契約」!
頼もしい護衛の騎士と一緒に旅立ちますが……。 (制作サイトより引用)


主人公のお姫様リディと御付きの騎士クワルツの旅物語。
「王女と騎士」という王道の組み合わせや、「竜との契約」とか、聞くだけで胸が躍る設定です。

主人公2人の服装が美しいパステルカラー調なので、画面の色彩が基本柔らかでとっても綺麗です。
リディ姫がおっとりしすぎで、口調がやや子供っぽいので好みが分かれそうなところではあります。
が、銀髪に紫眼という気品ある容姿に、旅装もこの上なく可愛い。見ていてうっとりします。
そしてクワルツも同上。何よりこの方の髪の色が好きでした。

ただこちらの作者さん、ほのぼの路線やシリアス路線、ダーク系と多彩な作品を作られる方なので、
今回は見た目と紹介ページを信じてほのぼのファンタジーだと思っていいのか!?果たして……!
と、始終ドキドキしていました。

どこまでがネタバレになるか難しいところですが、以下、ストーリーについての感想を述べています。
軽くですがストーリー傾向に触れていますので、先入観なくプレイしたい方は読まない方が良いと思います。
反転させないと見えないようにしておきます。

1周目(グッドエンド)はつつがなく終わったので、何となくうやむやにされた箇所に違和感がありつつも
何事もなく普通だった。と少し安堵したのですが。
2周目(ハッピーエンド)をクリアして、やっぱり丸く収まったようでいて、いや、これって……と心がざわり。
そんな、まさか……。信じたくないけど、でもやっぱりそうとしか、というある気付きが訪れます。
そして最後のトゥルーエンド。これはもう、色んな意味でゾクリとしました。


※これより先、更にネタバレ要素あり。閲覧にはご注意ください。

しかし、トゥルーエンドとEXITRAを除けば、リディのように違和感から目を背けていさえすれば
単なるほのぼのファンタジーでしかありません。
とは言え、そこを見ずにプレイを終える方はいないでしょうし……。
優しい愛しいだけの物語をご所望の方は、覚悟してプレイした方がいいかもしれません。

特に、EXITRAで明かされる真相には、軽く打ちのめされました。
私は同作者さんの作品中でも"Crimson_Roots"が大好きなんですが、それよりも何かしんどかった。
今作は表向きがあくまで優しく穏やかなのに、裏に暗いものが潜んでいるので、
清らかな美味しい水を飲んでいたら元の水差しの底に虫の死骸が見えた、みたいな不快感と言いますか、
苦いもの噛み潰してしまった感があるのです。


ただ、そんなところも含めて楽しめた作品でした。
ひとつだけ述べるとすれば、大人向けの作品です。
全年齢向けとはなっていますが、個人的には学生のお子様にはプレイはお薦めできないかなぁ。
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1+2=2

2018年08月11日 20:05

Laphlace【タイトル】 1+2=2
【制作】 Laphlace とまつリケ様

1+2=2
【ジャンル】 短編乙女ゲーム
【対象】 全年齢
【ED数】 3種類
【プレイ時間】 1周15分(トータル25分)程度
【ツール】 LiveMaker
【容量】 24.4MB
【公開日】 2017年5月15日
【プレイver.】 1.01

高校の頃仲の良かった3人が久しぶりに会うことに。
生活力0の後輩を真人間にするにはどうすればいいか、先輩ふたりが考えます。
(制作サイトより引用)


※現在、公開されていません。
 2018年8月21日より、リメイク版の「カウチポテト」が公開されています。


30分程度でコンプリートできる、短編の乙女ゲームです。
乙女ゲーと言ってもお相手はほぼ1人。ひたすら新汰くんに萌えるゲームかと。

ヒロインの涼ちゃんが、高校時代の友人・泳介くんと共に後輩の新汰くんの家を訪ねていきます。
男2人に女1人だと、こ、これはドロドロの三角関係……!?とドキドキしますが、
あくまで涼ちゃんと新汰くんメインのストーリーでした。
タイトルの意味も、読み終わってみるとなるほどねぇ、という感じです。

この新汰くんは、デフォルメの他に寝顔や困り顔など色々なお姿を見られるのですが、
照れたり困ったりするところが、何だかとてもイイ……!
ちょっと母性本能をくすぐられる感じです。
部屋は散らかってるものの、本人は決してだらしない性格ではなさそうなのもミソかと。
そんな雑然とした部屋を片付けてあげたくなる女子、必見ですよ。
主役ではない泳介くんも、面倒見の良いなかなかの良キャラです。

黄色と青を主調にしたポップな画面もすごく良かったです。
特に新汰くん、青という個性的な髪色ながら違和感なし。すごく似合ってます。イイ!

エンディングは途中の選択肢次第なので、コンプリートも楽かと思います。

なかなか進展がないのが歯がゆくもありますが、これからの2人に期待したいところです。
もうひとつ、冒頭で紹介されるもう一人の友人・弘恭くんの登場シーンが少なかったのは残念なところ。
しかし、グラフィックも綺麗ですし、気軽にプレイできて萌えられる良い作品でした。
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サンクコストバイアス

2018年08月07日 20:00

COCOON【タイトル】 サンクコストバイアス
【制作】 COCOON 八色いんこ様

サンクコストバイアス【ジャンル】 女性向け恋愛ADV
【対象】 全年齢
【ED数】 4種類
【スチル数】 6枚
【プレイ時間】 1周10分(トータル35分)程度
【ツール】 吉里吉里2/KAG3
【容量】 27.7MB
【公開日】 2016年1月13日
【プレイver.】 1.00

苦学生の主人公は、学費を稼ぐためアルバイト三昧の生活を送っていた。
ある日クラスメイトから高収入のアルバイトを持ちかけられ、二つ返事で引き受けるが……?
(制作サイトより引用)


まずタイトルの意味を知らなくて真っ先に調べたのですが。
なるほど、経済学の用語なのですね。
それに関連する、今どきならではのストーリー展開でした。

蛇原君に持ち掛けられるバイトの内容は乙女ゲーならではだなぁというもの。
しかしその後はびっくりな展開で、気が付いたらスマホゲームでガチャを引きまくるっているという。
そのガチャ次第でエンディングが分岐します。
ガチャに夢中になる気持ちはよく分かりますが、私も普段は自省しているので、
主人公と同化して、ここぞとばかりに引きまくる快感に酔いしれました。

そこだけ見ると、どんな乙女ゲーだと思われるかもしれません。
が、そこはさすがにベテランの乙女ゲー作者さんなのです。
蛇原君のキャラクターやアプローチには、かなりグッときました。
思ったよりコメディ寄りではなく、真摯な感じだったのも良かった。
とんでもないヤンデレ展開にもできそうなのに意外とフェアで、でも強引な手口がツボです。
その手に囚われてしまいたいと思ってしまいました。

そして、これからプレイされる方の為にひとつアドバイスを。
ふりーむ!さんのレビューを拝見すると、コンプの為にガチャを連打したという内容をお見受けするのですが、
エンディングの為にはお金を使う(チャージする)だけで良く、使い切る必要はありません。
知っておくと良いかもです。
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黄昏手毬花

2018年07月24日 20:00

風車猫【タイトル】 黄昏手毬花
【制作】 風車猫

黄昏手毬花
【ジャンル】 似非歴史系乙女(?)ゲーム
【対象】 12歳以上(中学生~)推奨
【ED数】 4種類
【スチル数】 6枚
【プレイ時間】 1周10分(トータル35分)程度
【ツール】 LiveMaker
【容量】 72.0MB
【公開日】 2014年5月2日
【プレイver.】 1.0

「絶対に、お見合いはしませんからね!!」
見合いを勝手に決められ家を飛び出してしまった主人公。
頭を冷やそうと居眠りをし、約束の時間をすっぽかしてしまう。
そこで出会った一人のおじさん。
彼と一緒に屋敷を目指すのだが…。  (制作サイトより引用)


歴史上の人物をモチーフにした乙女ゲーム。
実在の人物名が出てきますが、物語は創作のようです。

乙女ゲームではあるものの、恋愛要素は薄め。
黄昏の景色も美しく、キャラクターも優しい柔らかいタッチで可愛いです。
物語も始終ほのぼのとしていて、優しい気持ちになれる物語でした。

ひとり高名な人物が登場し、その方は恐らく誰もが知っていると思われます。
私は歴史に疎いのでプレイ中は分からなかったのですが、
他の登場人物についても後に調べたところ、ほぼ実在の人物でした。
主人公・照の従妹・上総の運命など、知ってしまうと胸が痛みます……。
史実が基とはいえ、そこはパラレルワールド!と割り切れれば良かったのですが、
彼女の運命はおまけストーリーでばっちり書かれてました。うぅ。
しかし前述のように、本編ではそんな戦国時代の血生臭さは影を潜めています。

私のように、歴史に詳しくないけど背景が気になるという方は、
プレイ後の閑話で見られる正之助の成人名から検索して辿っていくと調べやすいと思います。
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