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マスケラ・ファンタズマ

2020年10月22日 20:00

■なつの遊技場■【タイトル】 マスケラ・ファンタズマ
【制作】 棟木(かわぞこ)様(twitter

マスケラ・ファンタズマ【ジャンル】 短編アドベンチャー
【対象】 全年齢
【ED数】 5種類+α
【プレイ時間】 1周7分(トータル20分)程度
【ツール】 ティラノスクリプト
【容量】 106MB(ダウンロード版)
【公開日】 2020年6月30日
【プレイver.】 1.01

年に一度、王宮で開かれる仮面舞踏会。
『自分が踊った相手が誰なのかを当てる』――そんな遊びが行われるのが通例だった。
ファリアは仮面舞踏会を楽しみにする令嬢のひとり。
幼馴染たちを全員当ててやると宣言して臨んだ舞踏会のゆくえは――!?
(readmeより引用)


ふりーむ!およびノベルゲームコレクションで公開中。
ふりーむ!ではブラウザ版のみ、ノベルゲームコレクションではダウンロードも可能です。

ふりーむ!の作品ページ→ ノベルゲームコレクションの作品ページ→

ふりーむ!の1分ノベルコンテスト参加作品。
人物紹介を兼ねたプロローグがあるので、初回は10分弱かかります。
ゲームの趣旨は、仮面舞踏会で踊る相手が誰なのかを当てること。
プロローグでキャラクターの性格を見極めて、仮面舞踏会に臨みましょう。

タイトルの「マスケラ・ファンタズマ」は、ゴーストマスクの意味のようです。
序盤で「本来仮面舞踏会は、死者が紛れても分からないようにするもの」というゾクリとするくだりがあり。
ミステリアスなお話なのかな?と思いきや、どちらかというと楽しい舞踏会でした。

作品ページにも人物紹介がありますが、敢えて読みませんでした。
プロローグを普通に読んだだけで臨んだところ、2連続で当てられて嬉しくなりました。
キャラクターが上手く描き分けられているので、意外と分かります。
怪しい仮面ときらびやかなドレスが素敵で、次の方はどんな姿だろう?と見るのが楽しみでした。

エンディングは、恐らく5人それぞれの正解エンドとハズレエンドだと思われます。
先述のゴーストの件やらキャラクターの台詞に意味深な感じを受けたので、
何か出てこないかな……と思ったのですが、どうやら無さそうでした。
ただ、リーチェのエンドで少しそれを臭わせる部分があり、ああ、これがもしや……と。
煌びやかな世界の中でふと見える影――これこそが仮面舞踏会の魅力なのでしょうね。
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ハロウィンパニック

2020年10月21日 20:00

レパートリーの少ない喫茶店TAKE2【タイトル】 ハロウィンパニック
【制作】 レパートリーの少ない喫茶店TAKE2 アルス様

ハロウィンパニック
【ジャンル】 探索アドベンチャー
【対象】 全年齢
【ED数】 ?種類
【プレイ時間】 10分程度
【ツール】 WOLF RPGエディター
【容量】 22.0MB
【公開日】 2017年10月6日
【プレイver.】 1.00

仕事もなくゆっくりしたハロウィンを迎えていたひよこ達。
しかし赤ひよこがとある問題に気がつく。
「菓子をねだりに来る子ども達をもてなす飾り付けが終わってない」
イタズラを避けるためにはこの家をパーティー会場にしてお菓子を大量に配るしかない。
しかし飾りつけは終わってない…誰かに子ども達の足止めをしてもらわないと…
そんな役目に選ばれたのは人見知りで足が遅い白ひよこ!
はたして無事にハロウィンを開催できるのか!? (ふりーむ!作品ページより引用)



ハロウィンの準備が終わるまで、ゴーストや子供たちを足止めするミニゲーム。
主人公と仲間たちは、色とりどりのひよこです。なぜひよこなのかは謎ですが、可愛いからヨシ!

ミニゲームは、ゴーストに触れるとお菓子が減り、箱などに触れるとお菓子が補充できます。
お菓子を切らさないようにしつつに配っていきます。
ちょっと難しそう?と思いましたが、実際やってみるとそれ程でもありませんでした。
初回はコツが分からずウロウロしすぎてゲームオーバーになってしまったものの、
補給所の傍に陣取って構えていると向こうが勝手に寄って来てくれるので楽勝でした。

エンディングは、ミニゲームの成績によって台詞が変わってきます。
今のところ2種類見られましたが、まだあるかもしれません。

仲間に無茶振りされて奮闘する白ひよこちゃんに萌えたゲームでした。
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こちら、XXXXサービス

2020年10月06日 20:00

COTOLIA【タイトル】 こちら、XXXXサービス
【制作】 COTOLIA わたこのこ様

こちら、XXXXサービス
【ジャンル】 或るお客の独白ショートショート
【対象】 12歳以上(中学生~)推奨
【ED数】 1種類
【プレイ時間】 1周4分(トータル7分)程度
【ツール】 ティラノビルダー
【容量】 80.8MB(ダウンロード版)
【公開日】 2017年12月20日
【プレイver.】 1.00

「私には、この身を全て投げ打ってでも手に入れたい女がおりましてね――……」
(作品ページより引用)


ティラノビルダー製のショートノベルです。
ふりーむ!でブラウザ版、ノベルゲームコレクションではブラウザ・ダウンロード版がプレイ可能。

ふりーむ!の作品ページ→  ノベルゲームコレクションの作品ページ→

こちらは、ふりーむ!の千文字喫茶2参加中作品とのこと。
お見かけした瞬間、タイトルの"XXXX"が何なのか気になってしまい。
どう見ても、爽やかなサービスじゃないですよね。多分ヤンデレ系ですよね。
と、キャラクター絵から漂う妖しさ怯えつつも魅了され、確かめずにはいられませんでした。

ストーリーは、完全に語り手の独白で語られます。
流れるジャズがとても落ち着いたムードで、想像したより瀟洒な雰囲気。
ただ、その語りは遠回しな言い方ながら、「これは……まさか」と嫌な想像が浮かびます。

そのように1周目は肝心なところはぼかしてあり、2周目をプレイすることで真相が示されます。
概ね想像通りの展開だったのですが、ラストでちょっと驚きました。
そして知りたかったサービス名も判明。そうゆうことかー!

2周プレイしても10分弱で読了できる掌編ながら、綺麗なグラフィックやBGM、叙述で楽しめました。
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よるのもり

2020年10月04日 19:19

晴れ時々グラタン【タイトル】 よるのもり
【制作】 晴れ時々グラタン ユキ子様

よるのもり
【ジャンル】 掌編ノベル
【対象】 全年齢
【ED数】 1種類
【プレイ時間】 5分程度
【ツール】 NScripter
【容量】 1.94MB
【公開日】 2011年3月23日
【プレイver.】 1.1

私は歩く。夜の森を、ただひたすらに。


“2011年03月24日に期間限定で公開した、震災チャリティー企画用ゲームの再公開です”
ふりーむ!で見たコメントに興味を持ち、プレイさせて頂きました。

暗いけれど美しい月明かりに照らされた夜空の背景、テンポの良い文章が心地良く。
BGMも幻想的で、物語の雰囲気を作るのに一役買っています。

とても真っ直ぐな作品で、作者さんが「生きる」ということに真摯に向き合って書かれたのだ、と
そのことがひしひしと感じられました。
物語そのものも心に染みますが、それ以上に、「作者さんは、どんな気持ちでこれを書かれたのだろう」
と、そのことばかり考えてしまって。
あとがきを拝見するに、色々な意見があったのだと思います。
その中で迷い、考え、筆を進める。これは、単に私の想像でしかありません。
でも、きっとこうだったに違いないと思いを馳せ、感銘を受けたのでした。
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幻界ドリームツアー

2020年10月02日 20:00

あ行。【タイトル】 幻界ドリームツアー
【制作】 あ行。 アワラギ 様

幻界ドリームツアー
【ジャンル】 クリックミニゲームAVG
【対象】 全年齢
【ED数】 2種類
【プレイ時間】 1周25分~(トータル50分)程度
【ツール】 ティラノビルダー
【容量】 118MB(ダウンロード版)
【公開日】 2019年8月13日
【プレイver.】 1.04

いつも通りの日常をすごし、眠りについた…ある日の夜
気が付くと、知らない場所、不思議な景色
タイのウェイターが話しかけてくる
「帰りたい」か「ここに住みたいか」…  (制作サイトより引用)


ティラノビルダー製で、ふりーむ!ではブラウザプレイのみ。
ノベルゲームコレクションでダウンロードも可能です。

ふりーむ!の作品ページ→  ノベルゲームコレクションの作品ページ→

同作者さんの過去作に登場するキャラクターを使った、ミニゲームがメインな作品です。
ストーリー自体はシンプルなので、ゲーム的にはこの作品のみプレイしても特に問題ないのですが、
過去作プレイ済みだとキャラクターに愛着が感じられ、より楽しいと思います。

クトゥルフがモチーフなので、見た目が奇怪で非人間的な面も垣間見えるキャラクター達なんですが、
どこか愛嬌があって憎めないキャラ達でして。
中でも「ここに住みたい」編(?)に出てくるおばあちゃんが好きでして、まさか一緒に生活できるなんて(*/∇\*)
あんまり長居したくない世界なんですが、ここでの生活、普通に楽しかったです。

おばあちゃんなんですが人外なので、戦います。そしてどんどん強くなります。
戦闘は、タイミングを合わせてクリックすることで回避したりと、少しですがアクション性あり。
探索しているうちにクリアできる程度に強くなるので、レベル上げに時間を費やさずに済むのは良かったです。

そして、「帰りたい」編(?)では、シューティング(的当て)とじゃんけんバトルに挑むことに。
アクション苦手なのでシューティングにやや手こずりましたが、慣れると意外とスムーズでした。
初見で敵のHPを見て、ちょ、こいつ強すぎないか!?と思ったけど、何とかクリア。
ただ、クリックしすぎて指が疲れたよ。

個人的には、どちらかと言えば永住しておばあちゃんと暮らしたい派。
でもゲームに必死だったので、無事にクリアできて、おうちに帰れてホッとしました。
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