猫と断末魔

2009年11月30日 19:16

コメディクライム【タイトル】 猫と断末魔
【制作】 コメディクライム あづまなみ様

猫と断末魔
【ジャンル】 女性向け恋愛ぷちゲーム
【対象】 15歳以上
【ED数】 3種類
【スチル数】 6枚
【プレイ時間】 1周15分
【ツール】 吉里吉里2/KAG3
【容量】 31.2MB
【公開日】 2009年10月(限定公開)

大学受験をひかえ、勉強に励む少女、玉川 真央(たまがわ まお)
彼女は普通を望み、また普通に過ごしている。
期待すること何もなし。
普通の、普通な、変哲ないない、ふつうのはなし。(制作サイトより引用)


ちょっと巡り合うのが遅くて1ヶ月ほどプレイするのが遅くなりましたが。
こちらの作品、ハロウィン企画で作成されたゲームで、年末までの限定公開とのこと。
興味がある方はお急ぎください。

※現在、公開されていません。

ストーリーはハロウィン関係じゃないです。
かぼちゃの画面の色とかがハロウィンっぽいくらいでしょうか。
あと、画面に散らばったお菓子が美味しそう。

赤メガネが似合う女の子いいですね~。
真央ちゃんは王道の「眼鏡を外したら美人だった」系でした(外さなくてもかわいいけど)。
男性陣は、ガタイの良い硬派な小坂くんと、ルックス良しでちょっとエロめな有村くん。
小坂くん、硬派だけどすぐ顔が真っ赤になるんでかわいいです。
有村くんは、ちょっと軽い感じだけど真央の事真剣なんだなーというのが伝わってきて
こちらのルートも好きでした。
しかし、結構王道の乙女ゲーかと思いきや、意外と黒いエンドもあったりして驚きました。
そりゃないよ。お菓子を上げるからいたずらしないでよ!
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ひつじDETECTIVE

2009年11月29日 19:06

THEATER MARIA【タイトル】 ひつじDETECTIVE
【制作】 THEATER MARIA(サイト閉鎖) 中村喜八様

ひつじDETECTIVE
【ジャンル】 乙女風・非本格的推理アドベンチャーゲーム
【対象】 全年齢
【ED数】 2種類
【スチル数】 6枚
【プレイ時間】 1周50分程度
【ツール】 吉里吉里2/KAG3
【容量】 7.25MB
【公開日】 2008年6月22日

生麦高校は大型連休中。
ある日、テスト採点のため登校していた藤堂先生と、ひつじ。
それは穏やかな1日のはずだったが、藤堂先生がトイレに立った隙に、
ひつじが背後から何者かに襲われ、けがを負ってしまう。
ひつじを襲った犯人は一体誰……!?


※現在、公開されていません。

こちらは、先に紹介させていただいた「生麦高校新聞局」の番外編になります。
本編のネタばれが多いため、生麦高校をこれからプレイ予定の方はダウンロードを
お控えください(制作サイトさんより引用)とのこと。

ひつじLOVEなので、ひつじが主人公で嬉しいです……!
あまり書くとネタばれになりそうなので控えますが、ひつじ意外にも
生麦高校で好きだったキャラが登場したのが嬉しくて小躍りしました。
推理モノというほど本格的ではないのですが、真相を探って校内を探索するのは
自分も素人探偵になった気分で、なかなか楽しかった。
また捜査中に出会う人たちも風変わりな人が多く、特に警備員さんにびっくりしました。
校歌を耳にしたときから只者ではないとは思っていたが、恐るべし、生麦高校。

あと、今回は作中に登場するちょっとしたアイテムの名前を自分で決められるんですが、
そこを少し変なものに設定してみたりして、ひとりで笑ってました。
名前意外を自分で変更できるゲームって意外とないので(MOTHERの好きな食べ物しか
思い浮かばなかったですよ)こういう遊び心があるのは良いですね~。

自分が辿り着いたのはノーマルエンドで、まだベストエンドは見られていません。
ちょいと難しいらしいので、ヒント片手に頑張りたいと思います。
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生麦高校新聞局

2009年11月28日 19:06

THEATER MARIA【タイトル】 生麦高校新聞局
【制作】 THEATER MARIA(サイト閉鎖) 中村喜八様

生麦高校新聞局
【ジャンル】 女性向け恋愛アドベンチャー
【対象】 全年齢
【ED数】 4種類
【スチル数】 7枚
【プレイ時間】 1周20分程度
【ツール】 吉里吉里2/KAG3
【容量】 7.25MB
【公開日】 2006年8月25日

主人公・平野桂( 名称変更可能 )は、文章を書くことが好きな高校二年生。
二週間くらい前に生麦高校へ転校してきたばかりの桂は
妙な成り行きで新聞局に入ることになってしまった。
果たして、彼女は無事に一人前の新聞局員になれるのだろうか!
(制作サイトより引用)


※現在、公開されていません。

コメディタッチの乙女ゲームです。音楽もわりとシンプル。
キャラ絵も綺麗ですし、とにかくミニキャラがかわいくてお気に入りです。
ひつじ呼びたくて、思わず召喚の踊りを真似しようかと一瞬本気で考えました。

攻略対象は2人ですが、その他の脇キャラも良い味出しています。
男性陣とのやりとりだけでなく、女性キャラである木原先輩のちょっとした
表情とかに思わずキュンとしてしまいました。
制作サイトさんのキャラクター解説によると木原先輩は乳が特盛りだそうですが、
やはりいちご牛乳をもりもり飲むおかげでしょうか。
だとしたら我々はいちご牛乳の価値を見直さなければならないと思います。

また、絵心ないのであまりきちんと表現できませんが、私はこの作者さんの
色遣いがすごく好みに合っている模様。
ウィンドウの色とか、見ていてすごく綺麗だなぁと感じます。

エンディングコンプはそこまで難しくないと思います(1つやや難易度高めのものも
ありますが、制作サイトさんに攻略があるので苦労することはないかと)。
おまけにイベントコンプ一覧まであるので、やり込み好きな方は燃えるでしょう。

攻略やヒントなどは制作ページに掲載されています。
一応こちらでも、エンディング攻略のみ載せています。
反転しないと見えないようにしてありますが、ネタばれが嫌な方はご注意ください。
[生麦高校新聞局]のヒント・攻略を見る
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北の森の魔女

2009年11月27日 19:13

NOSTALGIC GARDEN
【タイトル】 北の森の魔女
【制作】 NOSTALGIC GARDEN AKIRA様

北の森の魔女
【ジャンル】 童話系サウンドノベル
【対象】 全年齢
【ED数】 - (分岐なしノベル)
【スチル数】 -
【プレイ時間】 5分
【ツール】 LiveMaker
【容量】 3.98MB
【公開日】 2006年2月1日(LiveMaker版)

とある小さな王国の北には、魔女が棲むとされる森があった。
国民は魔女を恐れ、森に近づくことは王により禁止されている。
しかしある時、王子がその北の森で迷い、行方不明になってしまう。
王子の身を案じた王は、禁を解き王子の探索を命じた――


ちょっと切ない童話風のサウンドノベルです。
シンプルな作りですが、ウィンドウの飾りなどが綺麗で、紙芝居や絵本を見るような
雰囲気がより良く感じられます。

あまり感情表現をせずに淡々と語られる文章なのに、痛いほどに感情が伝わってきます。
そんな似てる訳でもないけど、ちょっぴりいしいしんじという作家さんを思い起こしました。

※以下、ちょっとネタばれになりそうなので伏字にします。

普通、こういうお話は物語のタイトルロールに感情移入してしまうものですが、
この作品、私は周りの人々の想い――特に王の王子に対する愛情――に心打たれました。
最初はよくあるお邪魔キャラかと思ったんものの、後半になって、それも王子を思うが故の
行動だったんだなぁ、というのがひしひしと伝わってきました。
悲恋で終わる物語と言えば、例えばアンデルセンの人魚姫などが思い浮かびますが、
ハッピーエンドよりもこういった悲劇がより深く心に喰い込み残るのは、
主人公たちの愛情の深さがストレートに伝わってくるからだと思います。
愛って報われるから美しいのではなく、無償で相手を思い尽くすからこそ美しいのですね、きっと。
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泡沫

2009年11月25日 19:17

nscripter.com
【タイトル】 泡沫(うたかた)
【制作】 nscripter.com 高橋直樹様

http://naokitakahashi.tripod.com/
【ジャンル】 ホラー風伝奇サウンドノベル
【対象】 全年齢
【ED数】 たくさん
【スチル数】 -
【プレイ時間】 1周5分程度
【ツール】 NScripter
【容量】 1.62MB
【公開日】 2001年

こういうのをホラーと言っていいかどうか少し迷うのですが。
現代を舞台にした、怪奇風のストーリー。
舞台になる場所も、登場人物の心理にも得体の知れない不気味さを感じ、
居心地悪い感じで不安感が煽られます。

フリーゲーム制作ツールとしてお馴染みNScripterの開発者・高橋直樹氏による
サンプルゲームでもあります。
サンプルと言うだけあって、NScripterの基本でできる機能だけを使ってあるのかな?
と思っていたのですが、元々これはNスクよりも以前の"Scripter3"というエンジン用に
作られたゲームだそうで、Nスクの機能を使いきっている訳ではないらしいです。
私はゲーム制作をやったことないので、その辺は詳しく分りませんが……。

バックログも右クリックでメニューを開かないと見られないし、ホイールでログを読む機能も
既読スキップ機能も付いていませんでした(選択肢までのスキップはあり)。
ですが、一話一話が割合短いので、ストレスを感じずに読むことができました。
最初、10分足らずで全部の選択肢を試せてしまったので「あれ?思ったより短い」
と少々拍子抜けしたんですが、実はこれ、1つの物語のエンディングを全部見終わった後
最初から読むと選択肢が増えていくタイプのノベルです。
新しい選択肢を選ぶと、骨格は同じだけど雰囲気も展開も違う話になっていきます。
大まかなストーリーは3つで、その中で選択肢ごとに細かくエンディングが分れています。
今度はどんな話になるんだろう?と読み進めるのが楽しみでした。

音楽も自作で割合シンプル、背景絵も基本はなしとすごくオーソドックスな作りなんですが、
このシンプルさで不便さを感じさせず、飽きさせず読ませる力はさすがにすごいと思います。
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