call

2010年02月28日 20:00

FACTORY.112【タイトル】 call
【制作】 FACTORY.112 deco様

call
【ジャンル】 謎解き脱出ゲーム
【対象】 全年齢
【ED数】 1種類
【プレイ時間】 40分前後
【ツール】 FLASH
【容量】 -
【公開日】 2010年1月16日(?)

※現在、リメイク版の"re-call"が公開中です。

FACTORY.112さんの脱出ゲーム初作品。
IEでのみ動作確認済とのことでしたが、FireFoxでのプレイも問題ありませんでした。

謎解きはやや易しめかな~と感じました。
これぞ脱出ゲームという王道な作りと、SF風のストーリーが楽しかったです。
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ファーストバレンタインデー

2010年02月27日 21:28

water colors -games-【タイトル】 ファーストバレンタインデー
【制作】 water colors -games- ayako様

ファーストバレンタインデー
【ジャンル】 女性向アドベンチャー
【対象】 全年齢
【ED数】 - (分岐なしノベル)
【スチル数】 8枚
【プレイ時間】 トータル20分程度
【ツール】 吉里吉里2/KAG3
【容量】 15.4MB
【公開日】 2010年2月(期間限定公開)

こちらの作品は、4月までの限定で公開されています。
現在まだ公開中です。
制作サイトさんの"memo"内でダウンロード可能。興味のある方はお早めにどうぞ。

water colors -games-さん4周年記念のバレンタイン作品です。

同時公開されている昨年のバレンタイン作品「ラストバレンタインデー」と対をなすような作品。
前作と同じく幼馴染、先生、先輩、後輩という4つのエピソードが綴られます。
特に幼馴染のエピソードは前作とは逆の設定だったのが面白いなぁと思いました。
お時間があればぜひ両者ともプレイなさってみてください。

これまた主人公の女の子たちの性格がそれぞれ書き分けられていて面白かったです。
今回は、クリア後のおまけモードでミニゲーム(?)が追加されています。
各キャラとの会話に合わせてこちらの感情(表情)を選択するというもの。
うまくいくと各エピソードのスチルが1枚ずつ追加されます。
私は先生と後輩にやや手こずりましたが、何とか全員クリア。
相手の反応を見つつ普通に考えて行けばクリアできるかと思います。
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ラストバレンタインデー

2010年02月26日 21:04

water colors -games-【タイトル】 ラストバレンタインデー
【制作】 water colors -games- ayako様

ラストバレンタインデー
【ジャンル】 女性向アドベンチャー
【対象】 全年齢
【ED数】 - (分岐なしノベル)
【スチル数】 -
【プレイ時間】 1話3分(トータル12分)程度
【ツール】 吉里吉里2/KAG3
【容量】 6.02MB
【公開日】 2009年2月(期間限定公開)

こちらの作品は、4月までの限定で公開されています。
現在まだ公開中です。
制作サイトさんの"memo"内でダウンロード可能。興味のある方はお早めにどうぞ。

water colors -games-さんのサイト4周年記念のバレンタインゲームと共に、
昨年のバレンタイン作品も同時公開されています。
こちらのサイトさんのゲームは大好きなので、小躍りして喜んでしまいました。
ミニゲームとはいえ相変わらず素敵で、プレイできて嬉しいです。

イラストはモノトーン。鉛筆画っぽい雰囲気がとても素敵です。
「明日で世界が終わってしまう」というちょっと変わった設定の2月14日を舞台に
幼馴染、先生、先輩、後輩という4つのエピソードが綴られます。
どのお話も「終末」という点を除けばベタと言えばベタ。
ただ、非日常のはずの日常というだけで異質感がありましたし、恋愛エピソードが
オーソドックスなだけに、感情移入できてきゅんとしちゃいました。
4話とも主人公の性格はそれぞれ違って描かれているのですが、例え世界が明日
終わってしまっても最後まで前向きに――というひたむきさが感じられ、
すごく眩しくてむず痒いような気持ちを味わいました。
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スキトキメキトキス

2010年02月25日 19:17

スキトキメキトキス【タイトル】 スキトキメキトキス
【制作】 猪鹿蝶 たてわき様、 かるみあ* 長月詩音様

スキトキメキトキス
【ジャンル】 陥れ系百合アドベンチャー
【対象】 12歳以上推奨
【ED数】 5種類
【スチル数】 10枚+α
【プレイ時間】 1周分程度
【ツール】 吉里吉里2/KAG3
【容量】 30.0MB
【公開日】 2009年10月7日

『あいしています でもにくたらしいんです』
病院で目覚めた主人公、明菜。そこに現れたのは菜穂と名乗る美少女。
姉妹のように仲良しだったという2人。
しかし記憶を失った明菜が最初に感じたものは……『不快感』
裏切り、別離、2人だけの約束……
記憶の糸の示す先にあるものは一体なんなのか。
彼女の笑顔の裏にある真実とは。
陥れるか、陥れられるか。2人の攻防戦が今、始まる……(制作サイトより引用)


Girls Party

女性同士の交流要素があるゲームを作ろう!という百合ゲーム祭"Girls Party"応募作品
(企画サイトは閉鎖されています)。
そちらの応募作品一覧からもダウンロードが可能です(エントリーNo.28)。

お話が「陥れ系」というだけあって結構ドロドロしてます。
すごく透明感のある可愛い絵柄が、逆にキッチュな雰囲気を際立たせていました。
なっちゃんの瞳が怖かったです……。
私は正直、百合も病み系もあまり得意な方面ではないのですが、意外と楽しめました。
病みが好きじゃないと言いつつ、陥れ成功エンドで「やったぜー」と爽快に思うあたり
ある意味私も腹黒いのかもしれませんが(笑)
愛と憎しみは紙一重と言いますが、ちょうどそんな鏡の裏表のような心理や2人の関係を
表すかのような回文のタイトルも、内容に沿っていて絶妙だと思いました。

途中のアイキャッチ等で、今作ではシナリオ担当だった、たてわき様のラフ絵も見られます。
たてわき様の絵柄は好きなので、見られて嬉しかったです。
たてわき様の絵はシリアス系なので、こちらの絵柄だとまた違った雰囲気になりそうでした。
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魔歌使い(まがうたつかい)

2010年02月24日 19:59

Ray【タイトル】 魔歌使い(まがうたつかい)
【制作】 Ray 18歳未満閲覧禁止 さよのすけ様、七瀬みゆ様

魔歌使い
【ジャンル】 枠物語幻想ノベル
【対象】 全年齢
【ED数】 6種類
【スチル数】 34枚(うち9枚は立ち絵)
【プレイ時間】 1周1時間半程度
【ツール】 NScripter
【容量】 40.8MB
【公開日】 2006年12月11日

出版社を経営する白鳥は、アメリカで社会現象にまでなったベストセラー「MUSE」を
日本で翻訳・出版する契約のため、渡米する。
正体不明の覆面作家である「MUSE」の作者「M」は、白鳥の前に姿を現して、こう告げた。
「これから私が語る物語の結末を、悲劇に導いて下さい」
そして、「M」は歌い出す。王と、奴隷娘と、塔に幽閉された詩人の、奇妙な恋物語を。
ゲームの目的は、いくつかの選択肢を「正しく」選んで、物語の結末を悲劇に導くこと。
枠物語幻想ノベル。(制作サイトより引用)


こちらの作品自体は年齢制限はないのですが、制作サイトさんが18禁になっています。
18歳未満の方でプレイしてみたい方は、制作サイトさんのインデックスページ下の方に
ゲーム紹介ページへのリンクがありますので、そちらからご覧になってみてください。
また、この記事の【タイトル】からもVectorへのリンクを張っています。

「枠物語」とは、物語中で別の物語が語られる形式の技法を指すようです。
劇中劇みたいなものでしょうか。
千秋と千冬はどちらを選んでもシナリオは一緒なのですが、グラフィックに
ちょっぴり差異があるので、気になって結局どちらもプレイしてしまいました。

作中で語られる物語は実話を元に創作された物語のようです。
読み終わってあの人だったのか!と驚かされました。
というか、私も作中に出てくるかの映画を見た程度の知識しかなかったもので、
○○○○○○がこんなイケメンなのかよ!みたいな……。
その辺りの歴史に詳しくない人は「誰それ」って思っちゃいそうですが、逆に知らなかった方も
このゲームでそちらの方面に興味を持つようになればしめたものかも。
クリア後のおまけでは、物語の参考文献について詳しく紹介してくれるコーナーもあります。
これがまた、単に本のタイトルを並べただけではなく、読みやすさや内容についての書評を
双子が会話形式で面白く語ってくれるので分かりやすい。
本当にその辺の物語がお好きなんだなと作者さんの思い入れを感じました。

枠の中で外で魔歌使いは人を魅了し翻弄しますが、私自身も更にその枠の一番外にいる訳で。
千秋や千冬、王のように物語に魅了され、時には流され、時には逆らいつつ引き込まれ
やめられなくなる時点で、私自身も彼(女)の歌に傾倒する1人になっているのかもしれない。
そんな錯覚に囚われました。

※以下、ちょっとネタばれを含みそうなので伏字にします。
未読でネタばれが嫌な方はご注意ください。

ところで、「M」は傾国の美女ということで真っ先にトロイのヘレネを連想したんですが、
そのあたりの正体についてはあまり突っ込んで語られていませんでした。
「M」が魔歌使いならどうしてあんなところに幽閉されているのか……と首を傾げていたんですが、
どうやらその後にも物語がありそうで気になるところです。
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