Arcanum Museum

2015年01月31日 20:14

Heilige Licht【タイトル】 Arcanum Museum
【制作】 Heilige Licht むさわら様

Arcanum Museum
【ジャンル】 博物館探索アドベンチャー
【対象】 全年齢
【ED数】 5種類?
【プレイ時間】 1時間10分~程度
【ツール】 WOLF RPGエディター
【容量】 76.7MB
【公開日】 2015年1月24日
【プレイver.】 1.00

主人公は大学生のトモヒロ。
面接の帰りの電車で眠ってしまい、目が覚めると、何故か不思議な博物館にいた…

様々な展示品と多くの謎、そして出会った一人の女の子。
すべての謎を解いて、無事に博物館から脱出しよう!
(ふりーむ!作品紹介ページより引用)


現在ver.1.03までリリースされているようですが、私は1.00をプレイしました。
むう、プレイ前に気付けば良かった。

気が付くと謎の美術館にいた主人公が、館内を探索していきます。
ただこの美術館普通ではなく、何故か展示物が歩き回ったりと危険がいっぱい。

謎解きは詰まる事なく進めたものの、こちらの作品アクション要素も多々ありまして
(と言っても敵を避けるとかなのですが)。結構苦労しました。
敵に触れると即ゲームオーバー→やり直しなので、何度もやり直しを余儀なくされ、ちょっと苛々。
まあ、私ほど鈍くない方ならそれ程苦労せずに突破できるとは思います。
最新バージョンでは「探索開始時にセーブ追加」という機能が増えているようなので、
アクションシーンの手前でセーブ確認画面が出るのかもしれません。

1F で骨格標本が動き回っているのがすごく印象的でした。
ゲーム内では動きが遅いのでさほど脅威ではありませんが、実際あったら怖いよなぁ。
古代生物展示や美術展示室、近未来ゾーン、戦争の歴史ゾーンなど、フロアによって様々な
変化があってそこは面白かったです。

エンディングは、他レビューサイトさんの情報によると5種類のよう。
ラストで4種類まではすぐに分かるのですが、後は好感度での変化があるようです。
確かに、明らかに好感度フラグと分かる選択肢ばがたくさんあったので、
関係あるだろうなぁとは思ってました。
ただ、途中のアクションに疲れて2周目プレイの気力がなかったので、そこは試せていません。
せっかくなので最新バージョンで再プレイして見てみようかなと思っています。

それから、もしWindows Vistaでプレイ予定の方がいらっしゃいましたら、
ゲームを「管理者権限で起動する」のチェックを入れてプレイした方が良さそうです。
私はプレイ中、クリックで絵がうまく表示されなかったのでもしやと思い管理者権限で起動したら
タイトル画面から違っていて、普通に起動した時には上手く表示されていなかったのに気が付きました。
(普通に起動すると真っ黒な画面にロゴと選択肢が出るだけだけでした)
これは最新バージョンでも同じなので、タイトル画面で緞帳が表示されない方は要注意です。
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One Scene7

2015年01月30日 20:14

ロバミミ【タイトル】 One Scene7
【制作】 ロバミミ K様

One Scene7
【ジャンル】 謎解き脱出ゲーム
【対象】 全年齢
【ED数】 2種類
【プレイ時間】 8~10分前後
【ツール】 FLASH
【容量】 -
【公開日】 2014年9月22日

One Sceneシリーズももう7作目なんですね。

前回のOne Scene6は一画面にオブジェクトがてんこ盛りで賑やかでしたが、
今作は対照的に、どシンプルです。
あまりにシンプルすぎて、初めは「どうしたらいいの!?」と思いました。
しかし適当にやってみると道は開けて行くものです。
難易度易しめの位置付け通り、短時間でクリアできました。

そして何より、今回は仕掛けがすごく斬新で、一つ進める度にびっくりさせられました。
エンディングは2種類あるのですが、2つ目のエンドに辿り着く仕掛けを解いた時は
あまりの予想外さに目が丸くなりました。

最近他サイトの脱出ゲームをあまりプレイしていないのですが、
もうクリックで鍵探すだけの時代じゃないんだなぁ、と驚きと感動でいっぱいです。

脱出ゲー慣れしている方にこそお薦めしたい作品でした。
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昼の国、夜の国

2015年01月29日 20:24

晴れ時々グラタン【タイトル】 昼の国、夜の国
【制作】 晴れ時々グラタン ユキ子様

昼の国、夜の国
【ジャンル】 短編ノベル
【対象】 全年齢
【ED数】 2種類
【プレイ時間】 20分程度
【ツール】 NScripter
【容量】 18.4MB
【公開日】 2014年11月1日
【プレイver.】 1.0

選択肢1ヶ所のみのビジュアルノベルです。

表と裏の世界、夢と現実。
そう言ったお話は多々ありますが、それを「昼の国」「夜の国」と表現しているのが面白いです。
昼と夜、それは裏と表のようでありながら、どちらもひとつの世界のはずなのに。

エンディングは選択により2種類に分岐します。
どちらも主人公は幸せに向かっていそう。
どちらが幸せなのか、ましてやどちらを選ぶべきかなんて他人には決められないでしょうが、
夜の国は一途でありながらどこか歪んでいるように思えます。

本来なら明るい昼と安らぎの夜はどちらも必要なはずです。どちらもそこに在って欲しい。
でも、そのひとつしか選べない時―― 一番大切なものしかない世界か、
一番大切なものが無いけれど他のたくさんの得難いものがある世界か。
どちらを選ぶのかなと考えてしまいました。
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迷☆探偵の助手~事件ファイル6~

2015年01月28日 21:23

LAb246【タイトル】 迷☆探偵の助手~事件ファイル6~
【制作】 LAb246 LIKEMAD/ツシマユキヒロ様

迷☆探偵の助手~事件ファイル6~
【ジャンル】 探索アドベンチャー
【対象】 全年齢
【ED数】 1種類
【プレイ時間】 18分程度
【ツール】 RPGツクールVX Ace
【容量】 27.1MB
【公開日】 2015年1月17日
【プレイver.】 1.00

空木探偵事務所のエースである大和探偵が、1人で抱える謎の依頼。
そのヒミツを探ろうと、主人公・御影一哉は、
所長である迷☆探偵・空木千穂の自宅を尋ねた。
大和探偵が抱える謎の依頼について教えてもらえる事になったが……
「それには、私の出す条件をクリアすること!」
その無理難題に、一哉は応えることができるのか!(制作サイトより引用)


【注意】このゲームをプレイするには別途RPGツクールVX Aceのランタイムパッケージが必要です。
ダウンロードはこちらから→ツクールweb
シリーズももう6作目。
今回新登場のキャラはいませんでしたが、物語はまた一段と核心に迫ってきましたよ。

千穂の命令で、ある物を見つける為に家の中を探ししていく謎解き探索になります。
人の部屋をあそこまで探していいの!?探偵から怪盗に転職か!?
と思える際どい展開でした。良い子の皆は真似しないようにしましょう。

今回も、謎解きは易しいのでさくさく進めます。
制作サイトの作者さん記述によると、ふりーむ!の紹介で分岐に触れていなければ
無いようなので、恐らく今回はエンディング分岐は無いはずです。

現時点で既に7作目がリリースされてるので、また新たな展開があるのかプレイが楽しみです。
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華氏98.6度

2015年01月27日 20:04

TOIKIN【タイトル】 華氏98.6度
【制作】 TOIKIN ぐりこ様(代表)

華氏98.6度
【ジャンル】 女性向け近未来アドベンチャー
【対象】 全年齢
【ED数】 4種類
【プレイ時間】 1周20分(トータル35分)程度
【ツール】 NScripter
【容量】 40.0MB
【公開日】 2014年11月1日
【プレイver.】 1.01

ちょっぴり先の未来。宇宙を航海するオンボロ星間交易船、ノストロモ号。
そのたったひとりの乗組員、レベッカはトラブルに見舞われて……。
(制作サイトより引用)



第10回 ふりーむ!ゲームコンテスト 萌え部門銀賞を受賞された作品です。

意外と珍しいSF乙女ゲーです。
以前から絵柄可愛いなぁとは思っていたのですが、SFのオマージュが盛り込まれている
作品と聞いて、私がそっち方面に疎いもので何となく今までプレイしていませんでした。

登場人物(?)は宇宙交易船の乗組員レベッカと、船のAIホログラムであるビショップ、
2人(?)のみです。
いや、ビショップを人と数えていいのか迷って、?と書いてしまいましたが、
彼は人間じゃないけど、人格を持った個人として扱うべきでしょう。

2人のやりとりはコメディタッチで、SFという荘厳な世界にありながら
雰囲気を壊さない程度に軽いタッチに仕上がっていました。
エンディングは4種類あり、これぞ乙女ゲーな感じから切ない終焉のもの、
ちょっと……いや、かなり怖いものまで様々でした。
ハッピーエンド以上に、バッドと言えるエンド3あたりが印象に残っています。
乙女ゲーエンドも、何だかこれって2次元に恋する現代人と同じでは……!?
という気がして、微笑ましいような、素直に祝福できないような複雑な気持ちになりました。

NScripter製のゲームは作品によってかなりプレイし易さに差があると感じるのですが、
今作は画面サイズもあまり見ない斬新な横長、そしてシステム面もスムーズでとても快適でした。
冒頭の宇宙空間のグラフィックもすごく綺麗にできてるし、SF好きな方なら尚楽しめそう。
甘いばかりの展開ではありませんが、男性でもプレイし易い作品だと思います。

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