Efframai -エフレメイ-

2018年04月30日 20:00

ドッド工房ブログ【タイトル】 Efframai -エフレメイ-
【制作】  ドッド工房ブログ ドッド工房様

Efframai -エフレメイ-
【ジャンル】 ホラーアドベンチャー
【対象】 6歳以上推奨
【ED数】 1種類
【プレイ時間】 7~10分程度
【ツール】 RPGツクール2000(RTP不要)
【容量】 36.8MB
【公開日】 2013年12月9日
【プレイver.】 1.18

こちらはドネーションウェア(カンパウェア)のゲームです。

普段なら絶対手を出さないであろう、怖がらせる為だけのホラーゲーム。
ちょっとですね、たまたまプレイ動画でこの作品を見かけまして。
怖くても面白そうで、時間も短いしできるかな?と思い、動画は見ずに自分でやる事に。

しかしヘタレな為、作者さんお勧めの、部屋を暗くしてヘッドホン使用でプレイする勇気が出ず。
お昼に、明るい部屋で、音声はそのままでプレイしてしまいました。
怖がる為のゲームをできるだけ怖くないようにプレイしたいという時点で
楽しみ方を間違っている気がしますが、何とか恐怖心をごまかしてやってみたかったんですよー。

画面はスクリーンショットをご覧の通り、かなり暗いです。
私の環境では暗すぎて、何が起こったかはっきり見えなかったシーンもあったり。
やっぱりヘッドホンくらいは使って、音の臨場感は感じるべきだったかもしれません。
パソコンで遊べるお化け屋敷というコンセプトだけあって、次々と色々な事が起こります。
しかし、何かが起こると分かって身構えているし、ゲームオーバーになる訳ではないので、
その辺は妙な安心感がありました。
次に何が起こるか楽しみで、びくびくしつつも最後まで楽しめました。オチも良かったです。

何だか作者さんの意図に反したプレイのやり方で申し訳ない気持ちもありますが、
私でもホラーを楽しめる!という自信が少し付きました。
この作品には続きがあって、だんだん怖さも増していくとの事。
次こそはヘッドホン使ってチャレンジしてみたいです。

それにしても、タイトルの"Efframai "がどういう意味なのか分からず気になります。
翻訳するとウェールズ語の訳で意味が出てきたりするんですが……、
サイトによって訳せなかったり訳が異なるので違うんだろうなぁ。うーん、気になります。
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SIGN

2018年04月29日 20:00

Neutral【タイトル】 SIGN
【制作】 Neutral Mya様

SIGN
【ジャンル】 謎解き脱出ゲーム
【対象】 全年齢
【ED数】 1種類
【プレイ時間】 1時間30分程度
【ツール】 Unity+WebGL
【容量】 -
【公開日】 2018年1月10日

愛してやまないNeutraさんの脱出ゲーム最新作。
近々Flashが廃止されるので、Unity+WebGLというツールを使い制作された作品だそうで。
作者さんによる難易度ランクも☆1つだし、セーブ機能もないという事は、30分位でできるかな?
と思い始めたのですが……。

詰まりました。もう、窒息しそうな程詰まりました。
通常なら行き詰まっても日を改めると閃いたりするのですが、これはダメでした。
思いつく手を全て試し、Myaさんがこんな謎解き出す訳ないと思いつつ、ちょっと斜め上の発想も試したり。
好きな作者さんの残り唯一の作品なので何とか自力で解きたいと頑張ったのですが、
1週間程粘っても駄目だったので、ヒントを探しました。

……愕然としました。まさか、あんな事だったとは。自分の頭の固さを思い知った気分です。
ちなみに、PCのPasswordを入れるべきところで躓いてました。全く眼中になかったよ。・゚・(ノД`)・゚・。

と、悔しい思いもしましたが、そこが突破できたら後はスムーズに最後まで行けました。
ヒントをひとつ見てしまったとはいえ、解けて良かった。ほっとしました。
プレイ時間は1時間30分と書いていますが、詰まらなければこんなにかからないボリュームです。

今回はアイテムが全方向に回転できるようになっていて、3Dならではの謎解きもあり面白かったです。
特に現実では振り回せない大型アイテムをぐるんぐるん回すのに爽快感を感じたりも。
今後こういう3D仕様の脱出ゲームが増えてくるかもと思うと楽しみですね。
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幻夢の女王

2018年04月28日 20:26

Chat Noyer【タイトル】 幻夢の女王
【制作】 Chat Noyer 岡崎シゲル様

幻夢の女王
【ジャンル】 微ホラーダーク風ファンタジー探索ADV
【対象】 全年齢
【ED数】 7種類
【プレイ時間】 1周3時間程度
【ツール】 WOLF RPGエディター
【容量】 83.1MB
【公開日】 2014年4月26日
【プレイver.】 1.15

国を追放され、あてもなく彷徨っていたある国の王子。
放浪の果て倒れた彼は、怪しげな医者に介抱される。
金銭の無い彼は治療費の代わりに医者の家で手伝いをして暮らす事にするが、
医者からは「夜に決して家の外へ出ぬように」と言いつけられる。
しかし、夜眠れずについ外に出てしまった彼は、気が付くと見知らぬ城に居た……。


かなり前、お城の影と降る紫の薔薇のタイトル画面を見て一目惚れ。
ぜひプレイしたい!と思いつつも色々あって数年かかりましたが、
今回ようやくプレイする事ができました。

いつか見たあのタイトル画面、眺めていると変化があって綺麗です。
続いてのプロローグも素敵すぎました。幻想的な音楽と影絵。
もうこれだけでワクワクが止まりませんでした。

本編は予想外に穏やかな始まりで。
探索する気満々だったところに、魚釣りゲームが始まってびっくりしました。
これは100匹くらい釣ったら良い事あるんじゃないかと思って腕まくりしましたが、
ゲーム進行に関係ないとの事だったので、我に返って程々にしておきました。
個人的には何も釣らずに戻ると、ちょっと面白いのでお気に入りです。

お城に入ってからは、これまた幻想的な雰囲気でとても良い。
ドットはどうしても無機質になりがちですが、バックに流れる銀河のような背景と、紫の薔薇、
そしてこれまた美しい音楽が上手く非現実的な雰囲気を作り上げています。
特に音楽、この城の為に作られたのではと思う程に美しく妖しくて。
夢の中を漂うような、どこか酩酊した気分でプレイできました。

謎解きはさほど難しくはないと思います。
ただ、純粋な謎解きはクリアできたものの、進行に必要なフラグの立て方に苦戦しました。
制作サイトさんにヒントがあるので、拝見して何とか進んでいった感じです。
また、このゲームはライフポイントのようなものがあり、触ってはアカンやつに触ると減ります。
ライフは10あるし回復手段もあるので、普通にプレイしてゲームオーバーになる事はなさそうですが、
私は減るのが嫌で何度もリセットしてしまいました(回復はジュエルひとつで満タンにできるのに、
ひとつで1ポイントと勘違いしていたものあり……)。
ちなみに私、FFでエリクサーをひとつも使えずに溜め込むタイプです。わかる人にはわかるはず……!
探索に集中したかったので、そこだけはちょっとストレスでした。

※以下、ちょっぴりネタバレになりそうな部分は反転しないと見えないようにしています。

とりあえず最初に辿り着いたのは睡眠エンド。
多分やるとこうなるだろうな、という予想通りでしたが、あえて先に見ておきました。
それから結構迷ったので時間はかかりましたが、初回でベストエンドを迎える事ができました。
マールに優しくしておいて良かったぁぁ!】と思いました。好みです。

ところで、制作者の岡崎シゲルさん、現在は漫画家をされていらっしゃるとの事。
岡崎さんの漫画の読めるサイトを紹介させて頂きます。

comico 岡崎シゲル様

私もルームシェアから拝読したのですが、オーソドックスなお話ながら面白く、読む手が止まらなかったです。
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BlueBird

2018年04月27日 21:49

LAb246【タイトル】 BlueBird
【制作】 LAb246 LIKEMAD/ツシマユキヒロ様

BlueBird
【ジャンル】 サイコホラーアドベンチャー
【対象】 15歳以上
【ED数】 2種類
【プレイ時間】 55分程度
【ツール】 RPGツクールVX Ace
【容量】 38.9MB
【公開日】 2016年7月15日
【プレイver.】 1.00c


主人公・アンナはウェカルパ大学の6年生。
獣医を目指し生まれ育った町・レプンを出たのだが、PTSD(心的外傷後ストレス障害)の
治療の為にレプン町へと戻って来ていた。ある日の実習中『鳥』に対して強い恐怖を感じ、
そして目眩と吐き気、頭痛が症状として現れたのだ。
しかし、検査結果は異常なし。ノイケル医師の元でカウンセリングを受ける事に。
だが、それでもアンナの病状が回復することはなく、遂に大学教授からこう切り出された。
『少し実家に戻って心を休めてみたらどう?』
その言葉通りレプンへと戻ってくるアンナだったが、思い当たる原因は何もない。
しかし、カウンセラーのノイケル医師はアンナの過去に何か原因があると言う。
アンナの抱えるトラウマとは一体……?
(ふりーむ!作品ページより引用)


【注意】このゲームをプレイするには別途RPGツクールVX Aceのランタイムパッケージが必要です。
ダウンロードはこちらから→ツクールweb

何故だか鳥に恐怖を感じる主人公が、記憶を取り戻していくストーリー。
そして、何という事でしょう。女子高生失踪事件の容疑者にまでなってしまうという。
過去のトラウマはどう考えても楽しい記憶ではないのは確かで、果たして何が思い出されるのか、
どういう展開になるのかドキドキしつつプレイしました。
今までの作者さんの作品とは異なり、コミカルな面や非現実的な要素はあまりないので、
始終アメリカのサスペンスドラマを観ているような感覚で。
ツシマ様のゲームはどの作品も楽しませて頂きましたが、今まででこの作品が一番好きです。

途中で簡単なミニゲームの要素もありますが、さほど難しくはありません。
探索もMAPが適度な大きさで無意味に彷徨う事もありませんし、エンディングの分岐も
分かりやすいので、ストレスなくプレイできました。
エンディングはバッドとトゥルーで2種類扱いですが、選択キャラによってラストの会話途中や
エンディングの会話が若干異なります。

ところで、主人公の大学の名前がちょっと変わってるなぁと思っていました。
どうしてもアルパカさんに引っ張られてウェルパカって読んじゃう。
主人公や妹は普通の女性名なのに、と気になって調べてみたところ、
どうやらいくつかの名称はアイヌ語が元のようです。
他にもあるかもしれませんが、分かる範囲ではウェカルパ、レプン、エクスン教授と
ノイケル医師、バウェン、カムイ神父(この方は分かりやすい)辺りがそうみたい。

舞台はばりばりの海外なのに、アイヌが混じっているのが何となく不思議な感じでした。
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胡蝶夢

2018年04月26日 19:18

泥中花【タイトル】 胡蝶夢
【制作】 泥中花 夕星様

胡蝶夢
【ジャンル】 短編ホラー乙女ADV
【対象】 15歳以上
【ED数】 3種類
【スチル数】 -
【プレイ時間】 1周7分(トータル20分)程度
【ツール】 ティラノスクリプト
【容量】 76.0MB
【公開日】 2018年2月26日
【プレイver.】 1.00

私は、電車の中で目を覚ます。
どこへ、何のために向かおうとしていたのか――『私』は、誰なのか。
何もかも忘れてしまった私に、メッセージアプリからの通知が届く。 (制作サイトより引用)


ティラノゲームフェス2018 にて、佳作を獲得された作品です。

伝奇ホラー風のアドベンチャー。恋愛要素あり。
ただし、甘い恋愛という訳ではないので一般寄りかも。

ティラノスプリクト製で、ブラウザ版・Win版・Mac版と3点勢揃いなのが嬉しいところです。
私は当初ブラウザ版でプレイを始めたのですが(FireFox)、途中まで順調にプレイできたのに
バックログを見た後に挙動がおかしくなってしまい、ダウンロード版で再プレイしました。
ダウンロード版は画面がやや小さいものの、ブラウザ版よりすっきりしていて見易かったです。

乙女ADVとは言っても、描かれているのは恋愛未満の恋心程度です(あくまで主人公側から見て、ですが)。
最初は読者側としても何が起こっているかよく分からず、エンディング後はうっかりホッとしたのですが、
Extraの解説を読んで一転、ゾッとしました。うーん、これは不穏ですね。
こういう心理的なホラーはとても好きです。
立ち絵なしのノベルゲームでなのも、却って想像力を掻き立てられました。

このゲームもカテゴリーを迷ったのですが、ホラーとしておきます。
個人的に色々と妄想力を掻き立てられて悶えたので、乙女ゲー好きな方にもお勧めしたいです。
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