姉さま

2018年05月31日 20:00

姉さま ふりーむ!のページ【タイトル】 姉さま
【制作】  紫蘇漬け様(Webサイトなし)

姉さま
【ジャンル】 ホラーノベル
【対象】 全年齢
【ED数】 - (分岐なしノベル)
【プレイ時間】 17分程度
【ツール】 Yuuki! Novel
【容量】 48.0MB
【公開日】 2011年1月29日
【プレイver.】 1.0

姉さまの話です。 (ふりーむ!作品ページより引用)


※2018年6月末現在、公開されていません。

20分弱で読めるホラーノベルです。
こちらの作品、当初作者さんの別作品から辿ってきて、ふりーむ!さんの作品一覧で知りました。
その中から何故これを最初にプレイしようと思ったのか、自分でもよく分かりません。
姉さまに誘われてしまったのかもしれません(((゜Д゜)))

冒頭、姉さまについての述懐から物語は始まります。
その後は、エリック・サティの”ジュ・トゥ・ヴ(お前が欲しい)”の軽快な音楽に乗っての本編が。
本来は文字通りのラブソングなのですが、この音楽でホラーノベルという時点でもう何かおかしい。
曲のタイトルまで別の意味に思えてきて戦々恐々としていました。
文章もテンポよくさっぱりしているのに、イラストは怖いし、やっぱり何かおかしい……。
最初のうちはストーカーのお話かなと思われる文章が続いていくのですが、
しばらく読んでいると、違うところが何かおかしい。
始終、「何かがおかしい」という違和感と心地悪さを感じるのでした。
ただ、おかしいと思いきや実は普通なんじゃ?と思わせる文章もあり、
一体何が「まとも」なのか、と眩暈がしそうな混乱した気分になってしまいます。

オチはまさにホラーという感じで、うへぇ……と思う読後感。
彼女たちに何があってこんな状況になってしまったのか。首をひねるばかりです。
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稲葉探偵事件ファイルNO.3

2018年05月30日 20:00

INUI GAMES【タイトル】 稲葉探偵事件ファイルNO.3
【制作】 スイカBAR (INUI GAMES) 戌亥様(代表)

稲葉探偵事件ファイルNO.3
【ジャンル】 微ホラー探索アドベンチャー
【対象】 15歳以上(高校生~)推奨
【ED数】 7種類
【プレイ時間】 1周50分程度
【ツール】 WOLF RPGエディター
【容量】 161MB
【公開日】 2017年9月22日
【プレイver.】 1.03

有村仁菜は幽霊が出るという噂のある屋敷に入っていった学生を心配し、あとを追いかけた。
そして、その後消息が途絶えてしまう。
探偵の稲葉総悟は助手の有村を探しに単身廃墟の幽霊屋敷に入ることとなるのだが……。
(制作サイトより引用)


稲葉探偵シリーズ第3作目、今回がラストです。
今作は推理要素なしの探索ホラー。
脅かし要素、追いかけられ要素あり。ちょっと血生臭いので本作のみ年齢制限ありですね。
作中で稲葉探偵と仁菜ちゃんの過去が明かされていくので、前作プレイ済み推奨です。

推理要素はなかったものの、探索ホラーとしてなかなか楽しかったです。
謎解きも難しすきず、かと言ってヒントが親切すぎて考える余地がないということもなく。
ちょっと変わった謎解きもあったので、やりがいがありました。
追いかけられ要素も第1作目ほど厳しくなく、この私でも普通に逃げ切れる難易度でした。
脅かしも心臓に悪いという程でもなく、でも緊張感を持って恐る恐るプレイできた感じです。

仁菜ちゃんがなぜ高校生で探偵助手などしているのかと今まで疑問に思ってたのですが、
そのあたりの過去も読めて良かった。
また、今作は第1作で登場した懐かしの(?)キャラクターも登場します。
この方もすっかり落ち着いて良キャラになっていて、会えて良かったと思いました。
探索は、稲葉探偵と仁菜ちゃんの2人の視点が切り替わって進んでいきます。
お互いがどうなっているかが分からなくてハラハラしました。
そして、上記のキャラクターを活用しつつ探索するシーンあって、そこも独特で楽しかったです。

エンディングは7種類のうち、5つまでたどり着けました。

ED6→ED3→ED4→ED1→ED2

残り2つは制作サイトさんの攻略を拝見したところちょっとフラグが前の方にあったので、
今の所手を付けていません。
いずれ時間があったら見ておきたいなと思ってはいます。
ベストエンドクリア後は、今までのシリーズのキャラクターが登場したりでとても感慨深かったです。
なんだかんだ言って楽しませて頂いたので、終わるのは寂しい気持ちもありますが、
3作品ともプレイできて良かったです。
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稲葉探偵事件ファイルNO.2

2018年05月29日 20:00

INUI GAMES【タイトル】 稲葉探偵事件ファイルNO.2
【制作】 スイカBAR (INUI GAMES) 戌亥様(代表)

稲葉探偵事件ファイルNO.2
【ジャンル】 推理系アドベンチャー
【対象】 全年齢
【ED数】 3種類
【プレイ時間】 1周2時間20分(トータル2時間45分)程度
【ツール】 WOLF RPGエディター
【容量】 156MB
【公開日】 2016年9月10日
【プレイver.】 1.03

探偵・稲葉創悟は榊撫子という女性からの依頼を受け榊家に訪れていた。
そこで唐突にもたらされた榊家当主が自殺したという知らせ。
遺産相続問題の裏で複雑に絡まった事件。稲葉がたどり着く結末とは……。
(制作サイトより引用)


稲葉探偵シリーズの第2作目。
前作はホラー要素ありでしたが、今作は純粋な推理アドベンチャーです。
そして今回は主人公2人の他、前作で登場したとある人物が引き続き関わってきます。
この方には前作で思うところがあったので、登場すると知ってすごく複雑な気分でした。
今作では以前よりまともな人物になっていらして……よかったよかった。
しかし、これ先に知ってしまうと少々前作のネタバレになると思うので、
1作目からプレイ予定の方はあまり先に2作目の情報は見ないほうが良いかもしれません。

今回はとあるお屋敷で起こった殺人事件を調査していきます。
進行するために住人全員に聞き込みをしないと進めないシーンも多いのですが、
登場人物が多い上、各々が広い屋敷に散らばているので探すのがなかなか大変でした。

途中、皆で食事を摂るシーンが何度かあるんですが、食事のチップが細かくてすごく美味しそうで。
夕方はちゃんとディナー風で、朝食はサンドイッチになってたりするのです。
そこが一番楽しかったです。

探索は何とか進めましたが、犯人がさっぱり分からなくて推理ミスを繰り返しました(・ω・`)
推理もの好きなんですけど、推理が得意な訳でもないのですよね。
今回は推理を外しても何度も犯人指摘できるので、易しめな設計です。
ただし推理の的確さなどで探偵ランクが表示されるので、名探偵目指して頑張るのも良いかもです。

エンディングは3種類。
私は、バッド→ハッピー→ノーマル の順で見ました。

バッドを迎えるとヒントが出るので、それを元に探索して、ハッピーまでは自力でクリア。
ノーマルは一番条件が難しく、攻略サイトさんを拝見しました。
ハッピーを見た後結構戻ってやり直す必要があったので、見なくてもいいかなと思いかけたのですが、
やり方が分かっていると再プレイ楽でした。
ああ、ノーマルだとそういう展開になるのか……と。見ておいて良かったです。
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稲葉探偵事件ファイルNO.1

2018年05月28日 20:00

INUI GAMES【タイトル】 稲葉探偵事件ファイルNO.1
【制作】 スイカBAR (INUI GAMES) 戌亥様(代表)

稲葉探偵事件ファイルNO.1
【ジャンル】 微ホラーな推理探索アドベンチャー
【対象】 全年齢
【ED数】 6種類
【プレイ時間】 1周1時間20分(トータル2時間)程度
【ツール】 WOLF RPGエディター
【容量】 100MB
【公開日】 2015年9月28日
【プレイver.】 1.06

外との連絡を絶たれた洋館で次々と起こる殺人事件。
探偵・稲葉創悟は犯人を見つけ出し洋館を脱出することはできるのか……。 (制作サイトより引用)


第11回 ふりーむ!ゲームコンテスト 推理ゲーム部門で金賞を受賞された作品です。

ウディタ製のホラー推理アドベンチャー。
多少の脅かし要素と追いかけられ要素ありです。

タイトルからスタートにかけての黄色い画面がスタイリッシュでカッコイイです。
プレイを始めると、バスの中での探偵の稲葉さんと助手の仁菜ちゃんのコミカルなやりとりが。
結構シリアスな感じなのなかと勝手に思っていたので、ちょっと意外でした。
そのバスが土砂崩れで立ち往生し、山奥の館に助けを求める乗客一行。
この辺りはミステリーで定番の展開だと思うのですが……
無人の館で住人を待つでもなく、後から説明すればいいかと言いつつ
鍵を見つけて「綺麗に手入れがされた植木鉢のある」個室を各自に割り振りし、
「冷蔵庫にたっぷり入っている新鮮な食料」で勝手に料理を始めるご一行に初っ端から動揺しました。
おい、それって普通に人が住んでる気配で満々やないかーΣ('□'*)
まぁ、そこはフィクションですしお約束ですので気にしない方が良いとは分かってるんですが。

またこのゲーム、ホラーと推理の融合という点が特徴的だなと思います。
ホラーの脅かしはあまり怖くはありませんでしたが、ポルターガイストや幽霊が存在する世界って
推理ものと合わせるのは難しい気がしてたんですよね。
密室とか殺人も「幽霊の仕業」とか「ポルターガイスト」で何でもありになりそうな気がするので。
ただ、この作品はあり得ないオカルトと推理が上手く独自の世界を作り上げているように思います。
理論でガチガチの推理ものではなく、そういうものだと思ってプレイした方が良いでしょう。
ホラー要素だけではなく、ラストではちゃんと犯人を指摘するシーンもあります。
探索を進めていけば証拠は集まるし、犯人指摘は選択式なので行き詰ることはないと思われます。
謎解きは自力でクリアできました。そちらに関しても攻略サイトさんに完全攻略が掲載されています。

探索や謎解きはうまくいったもののが何より苦労したのが、終盤にがっつりある追いかけられ要素。
多分普通の人だとそこまで苦労しないと思うのですが、私、逃げるの苦手でして……。
通路が狭いので引っ掛かるし、おまけにトラップもあるので何度も何度もやり直しました。多分20回くらい。
でも諦めずに頑張りました。クリアできたときの喜びもその分大きかったです。

エンディングも順調に全部見る事ができました。ちなみに見られた順番は
ED2→ED5→ED6→ED1→ED4→ED3 です。

ここからは、クリア後の方でないと分からないと思いますが、感想を少し書きます。
あまりネタバレにはなってないとは思います。

ED5では、ある人物の行動に「何やっとんじゃぁああ!」と怒りが爆発。
プレイ終了後もしばらく治まりませんでした。そして、次回作の内容を拝見して唖然(笑)
そしてED6はとても申し訳なかった……。わざとじゃなくナチュラルにやってしまいました。

どのエンドもホラーならではの終幕やハッピーエンド、それぞれの味わいがあって楽しめました。
ちなみに攻略サイトさんによると、おまけもある模様。
私はプレイしていて全く気付きませんでしたが、一度は見ておくと良いおまけです。
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ライトを消すだけの高時給な宿直

2018年05月27日 20:00

ドッド工房ブログ【タイトル】  ライトを消すだけの高時給な宿直
【制作】  ドッド工房ブログ ドッド工房様

ライトを消すだけの高時給な宿直
【ジャンル】 ホラーアドベンチャー
【対象】 12歳以上(中学生~)推奨
【ED数】 1種類
【プレイ時間】 10分程度
【ツール】 RPGツクール2000(RTP不要)
【容量】 28.6MB
【公開日】 2013年12月9日
【プレイver.】 2.09

あなたには今夜、
当社で宿直のアルバイトとして働いていただきます。
業務内容は特別難しいわけではありません。
募集要項の通り"ライトを消すだけ"です。
オフィスのライトが点いていたら、ただそれを消してください。
でもご安心ください。給与の高さは保証します。募集要項の通りです。
当社は3Fまであります。そのすべての階をあなた1人にお任せします。
では、よろしくお願いしますね。 (ふりーむ!作品ページより引用)


えー、お仕事が休みだったので、偶然見かけた高時給のアルバイトをやってみました。
12歳以上ならできるそうで、とっても簡単なお仕事でーす。
それにしても、何でライト付けっぱなしにしちゃうかなー。
何だか変な音聞こえるし。社内を走り回ってます。だって、早く終わらせたいんだもん。

……え?聞いていたのと、違うよ……。
労災、おりるかな……。

※こちらはドネーションウェア(カンパウェア)のゲームです。

という訳で、怖かったです。そもそも3Dの画面を進む事自体が怖いです。
ヘッドホン付けて始めると怖すぎたので挫折しかけました。
でも、前作エフレメイをヘッドホン無しでプレイして後悔したので、今度は勇気を出しました。
ヘッドホン有りだと細かい音までつぶさに聞こえるので、震え上がります。
プレイ時間は短かったようで、クリア後のヘタレ度は1でした。
じわじわ進むと逆に怖くて、道中物凄い勢いで進みましたので。

脅かしゲームだと分かっていたので身構えていましたが、それでも何度かビクッとしました。
ただし急げば10分で終わるボリュームなのが、私としては丁度良い長さで。
心臓に悪いけど、面白かったです。
ラストも怖いのに、終わった解放感で思わず安堵してしまいました。何だこの気持ち。
やり遂げた達成感と怖いもの見たさで、他の作品もプレイしたい!と闘争心が湧いて(?)きました。
心が静まった頃に、チャレンジしたいと思います。

あ、これからこのバイトに応募される方は、除霊や魔除けの資格を取っておいた方がいいですよ。
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