サイレントフィリア

2018年08月31日 20:00

箱庭のイデア【タイトル】 サイレントフィリア
【制作】 箱庭のイデア 栄崎様、すけ様

サイレントフィリア
【ジャンル】 宝探しADV
【対象】 全年齢
【ED数】 3種類(+α)
【プレイ時間】 1周40分(トータル1時間40分)程度
【ツール】 RPGツクールMV
【容量】 189MB
【公開日】 2018年2月1日 (ダウンロード版)
【プレイver.】 1.03

見知らぬ屋敷の部屋で目を覚ましたクラード。
目の前には、どうやら人形にされてしまった一人の女性が。
彼女が誰だか思い出せないが、大切な人だったという記憶だけはある。
戸惑うクラードの前に突如謎の双子が現れ、彼女を助ける薬と引き換えに
この屋敷で「宝探し」をするよう求めるのだった。


ツクールMV製の探索ゲーム。
ダウンロード版とブラウザ版が別々に公開されています。
こちらのページのタイトルからは、ダウンロード版の作品ページにリンクさせて頂いています。
私はダウンロード版でプレイしましたが、シンプルな操作なのでブラウザ版でも遊びやすそう。

ふりーむ!さんのブラウザ版の作品ページはこちら→

見知らぬお屋敷で目を覚ました青年、クラード。
目の前には人形のようにものを言わぬ女性が。
彼女が誰だか分からないクラードですが、とても大切な人だというのは記憶にある様子。
そんなクラードの前に突如現れた双子のような子供たち。
女性を助ける薬と引き換えに、双子たちの言うがまま御屋敷での宝探しをすることになります。

このストーリーだと双子が悪者のパターン……っぽいのですが、この子たち憎めません。
物言いが独特で面白く、双子のトークを見るのがプレイ中最大の楽しみでした。

探索は難しくなく、次はどこに行けばいいのかヒントが貰えます。
プレイしていて思ったのが、サクサク進むように動線が考えられているなぁと。
自然に進めるようユーザビリティに配慮されていて、ストレスなく快適にプレイできました。

エンディングは3つ。
最初は、恐らくひとつのエンディングにしか辿り着けないようです。
2周目からがこの作品の真骨頂だと思われます。
少しだけ難易度が上がって、これどこだったっけ!?と一層宝探しを楽しめました。

謎解きは難しくはないと思いますが、ロジカルな謎いうよりは閃きが必要な感じかも。
制作サイトさんに攻略情報があります(ただし、答えズバリではなくヒントのみ)。

主人公たちの人物の設定上、色々考えさせられる複雑なストーリーではありましたが、
登場人物たちのそれぞれ懸命な姿が印象的でした。
そして、前述のしましたが双子のキャラ、ほんと最高です。
色鉛筆で描いたようなお屋敷の背景も綺麗ですし、完成度の高い作品だと思います。
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シルエットルームからの脱出1

2018年08月30日 20:00

あかつきのお宿【タイトル】 シルエットルームからの脱出1
【制作】 あかつきのお宿 橘花紅月様

シルエットルームからの脱出1
【ジャンル】 謎解き脱出ゲーム
【対象】 全年齢
【ED数】 1種類
【プレイ時間】 11分前後
【ツール】 Unity+WebGL
【公開日】 2018年8月15日

ブラウザプレイの、いわゆる脱出ゲームです。

モノトーンのシンプルな画面に惹かれてプレイしました。
画面はこの向きの一画面のみなので、探しもので迷う事はありません。
謎解きメインで進めて行く感じです。

謎解きもよく考えれば分かるもので、適度に頭を使える感じで気持ち良かったです。
タイトルに"1"とあるので、続きも予定されているのでしょうか。楽しみです。

以下、YouTubeにアップされていた攻略動画を掲載しています。
[シルエットルームからの脱出1]のヒント・攻略を見る
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描き変える記憶

2018年08月29日 20:00

描き変える記憶【タイトル】 描き変える記憶
【制作】 サラ様 (twitter

描き変える記憶
【ジャンル】 ホラー&探索型アドベンチャー
【対象】 12歳(中学生)以上推奨
【ED数】 2種類
【プレイ時間】 2時間~2時間半程度
【ツール】 RPGツクールVX
【容量】 368MB
【公開日】 2014年1月8日
【プレイver.】 1.02

物語を描くことが好きな少女、シャルル。
ある時彼女は、知らぬ間にとある館で目を覚ます。
そう、その館は……。
誰も寄り付かない森の奥の奥……。
死神の棲む『北の館』――。 (制作サイトより引用)


【注意】このゲームをプレイするには別途RPGツクールVXのランタイムパッケージが必要です。
ダウンロードはこちらから→ツクールweb

第10回 ふりーむ!ゲームコンテスト 探索アドベンチャー部門で銀賞を受賞された作品です。

サラ様制作の、記憶シリーズ(北の館シリーズ)第4作目。
続編の有無は明らかにされていませんが、今のところこちらが最終作品です。

このシリーズ、どれもストーリー展開がドラマチックでとても面白くいのです。
中でも今作が一番好きかもしれません。
これまたシリーズの特徴である「ホラー」と「恋愛」のコラボもばっちり描かれています。
良いですね良いですねぇ(*´∀`*)

今までの作品は、北の館に辿り着くまでのプロローグがしっかりあり、キャラクターを操作して
見ていく作りだったのですが、今作では文章での簡潔なプロローグのみ。
主人公がいきなり暗い館の中で目を覚まします。
キャラクターもプレイヤーも、なぜここにいるのか分からない状況からのスタートです。

細かいところですが、主人公の少女の名前が初っ端から気になりました。
シャルルって男性名では……!?
まぁ、実際この名前の女性もいるのかもしれないし、おまけにファンタジーなので
気にする所じゃないだろうと分かってはいるのですが。
自分の中でがっつり男性のイメージの名前だったので、ちょっと違和感ありました。

最初は、シャルルひとり心細い状態で探索していくことになります。
脅かしなどホラー要素もあるものの、怖すぎることはありません。
何というか、妖しい「影」たちも話しかけるとフレンドリーに会話してくれたりするので、
そういう面も怖さを和らいだ一因だったかなと。
むしろ序盤のちょっとしたアクション(敵から逃げる)が難しく、そちらに少々手こずりました。
よく分からないタイミングと場所で突如敵が出現するので、何度やっても上手く逃げられなくて(・ω・`)
ここだけはちょっと理不尽さを感じました。

探索は、きちんとやれば順調に鍵がひとつずつ手に入っていく感じで、さくさく進めます。
即死要素はあるものの、何かここ怪しいという予感がするので、回避可能なところが多かったです。
(でも確かめたいから、セーブ→敢えて突っ込んでゲームオーバー回収するという運命なんですけどね)
ただ私は序盤で一ヶ所詰まってしまい、「詰んだ!」と思って制作サイトさんの攻略を拝見しました。
難しいことではなく、単なる探索不足でした……。

そして、途中で同じように北の館を彷徨う仲間たちと出会うことに。
仲間がいるって心強いです。
どのキャラクターも尖りすぎず平凡過ぎずの違った個性があり、魅力的でした。
謎解きは易しめのものから、やや工夫が必要なものまであり。
少し頭を捻ってうーんと考えるものもあり、面白かったです。

エンディングは2種類(のはず)。
最初はBAD ENDに辿り着いてしまい、その結末に「嘘でしょ……」と呆然としたのですが。
次にTRUE ENDを見て、その真相に衝撃と震えるような感動を覚えました。
シリーズのラストに相応しい(本当はラストでなく、続きがあれば嬉しいのですが!)素晴らしい作品だと思います。
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CANDLE

2018年08月28日 20:00

WHGF【タイトル】 CANDLE
【制作】 WHGF WH様

CANDLE
【ジャンル】 ホラー風アドベンチャー
【対象】 12歳以上(中学生~)推奨
【ED数】 2種類
【プレイ時間】 1周30分(トータル45分)程度
【ツール】 RPGツクールVX
【容量】 55.5MB
【公開日】 2016年6月25日
【プレイver.】 1.04

ある目的の為、ある館を訪れたクリス。
そこには館の管理人だという山羊頭の男が居り、クリスにマッチを手渡した。
「館の蝋燭すべてに火を灯してください。そうすれば、お客様の願いは叶うでしょう」


【注意】このゲームをプレイするには別途RPGツクールVXのランタイムパッケージが必要です。
ダウンロードはこちらから→ツクールweb

どう見ても悪魔な、怪しい山羊頭の男のいる館を訪れた主人公。
館を探索し、男に言われた通り蝋燭に火を灯していきます。
薄暗い中、ぼうっとオレンジ色の光で照らされる風景が妖しくも綺麗でした。

ゲームとしては典型的な探索謎解きゲームです。
謎解きはわりとさくさく進めて、適度な難易度だと思いました。
脅かし表現などもないので、ホラー度もごく薄めです。

順調に進んで行けたのに最後は救われない展開で、そんなー!とちょっと愕然。
ううむ、上手く避ける方法があったかな……と首を傾げていました。
クリア後におまけ部屋へ行けるのですが、そこで作者さんのコメントに導かれ、
なるほどそういう仕掛けかと納得。

エンディングを変える為には、きちんと考えて行動しなければなりません。
私はそこをうっかり落としかけ、はたと気付いて「あ、そうか。ヒントはそういう意味かー!」と。
最後まで面白い謎解きでした。
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無慈悲な笑顔

2018年08月27日 20:00

ツノウサギの家【タイトル】 無慈悲な笑顔
【制作】 ツノウサギの家 やかろ様

無慈悲な笑顔
【ジャンル】 探索ADV
【対象】 6歳以上(小学生~)推奨
【ED数】 4種類(各話2種類ずつ)
【プレイ時間】 1話20~40分(トータル1時間)程度
【ツール】 RPGツクールMV
【容量】 169MB
【公開日】 2017年7月28日
【プレイver.】 1.03

「誰かが泣いたお話」
私達は神様に命を捧げ続けた。
降り続ける、雨を止めるために―――――・・・

「誰かが笑ったお話」
季節を動かす儀式が成功しない。
“死期”様が儀式の子を殺してしまうから。 (制作サイトより引用)


タイトルをテーマにした「誰かが泣いたお話」「誰かが笑ったお話」の2話が収録されています。

どうやらこれ、最初は「誰かが泣いたお話」のみだったものに、
バージョンアップでお話を追加されているよう。
作者さんのブログを拝見するともう1話制作中のご様子なので、
完成されたら次のバージョンで3話構成になるものと思われます。

作者さんのお薦めプレイ順の通り、「誰かが泣いたお話」からプレイしました。
雨音の中、神様が祀られている祠に連れれ来られた少女、雨(うるる)。
詳しくは語られませんが、どうやら人身御供に捧げられたのかなと察せられる状況です。
紫陽花や女神様の像は美しいのに、おびただしい黒いてるてる坊主が異様さを放っている祠。
調べる箇所はそれ程多くないので、探索は苦労せずに進めました。
探索しているうちに、雨はもうひとりの少女「照」と出会います。
彼女の正体はすぐに察せられるかと。
物語が進むにつれ少しずつ色々な事実が判明していきます。
ラストの展開は、唸らされました。
あまり語るとネタバレになりそうで怖いのですが、ただの予定調和で終わらない秀逸さでした。
エンディングは2つ。どちらも違った余韻が味わえました。

「誰かが泣いたお話」は、これもやはり人身御供では!?と疑われる状況。
死期様、その正体は分からずとも、お姿が可愛くてうっとりしました。
MAPはコンパクトな一画面に四季が納まっていていて面白い作りです。

こちらは、調べ回ってもなかなか進展がなく少し苦労しました。
くるくる調べ回って何とか進展。
そして終盤で選択画面出たのですが、選択肢がひとつしかないΣ('□'*)
どうやら周回前提で、1周目の運命は決まっているようです。
このお話は、誰かが泣いたお話に比べて背景がより複雑な気がしました。

苦労したと言っても何せワンマップなので、丁寧に探索すればクリアは難しくはないと思います。
もしも詰まった時は、制作サイトさんに攻略情報があります。

綺麗なキャラクターだけではなく、印象に残るお話でした。
3話目……いつか読めるかな。楽しみです。
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