シルエットルームからの脱出2

2018年11月25日 20:00

あかつきのお宿【タイトル】 シルエットルームからの脱出2
【制作】 あかつきのお宿 橘花紅月様

シルエットルームからの脱出2
【ジャンル】 謎解き脱出ゲーム
【対象】 全年齢
【ED数】 1種類
【プレイ時間】 16分前後
【ツール】 Unity+WebGL
【公開日】 2018年9月14日

前作「シルエットルームからの脱出」の2作目。
今回も、モノトーンのシンプルなお部屋からの脱出です。

前作にくらべるとボリュームアップしてますね。
アイテムは無く、謎を解いて突破していくスタイルです。
難易度は、少し頭を捻ると解ける適度な難易度で、心地良くプレイできました。

閉じ込められて、限界を感じている主人公。
脱出後、ああ、早く出られて良かったねぇ。・゚・(ノД`)・゚・。 と、主人公に同情致しました。切実。
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パソコン探偵倶楽部 別荘毒殺事件

2018年11月24日 20:48

パソコン探偵倶楽部 別荘毒殺事件 ふりーむ!のページ【タイトル】 パソコン探偵倶楽部 別荘毒殺事件
【制作】 Freaks様 (Webサイトなし)

パソコン探偵倶楽部 別荘毒殺事件
【ジャンル】 推理ゲーム
【対象】 全年齢
【ED数】 12種類?
【プレイ時間】 1周20分~1時間程度
【ツール】 LiveMaker
【容量】 307MB
【公開日】 2018年8月4日
【プレイver.】 1.00

H**大学理工学部の学生である新井山怜は、安達翠の研究室を訪れる。
自慢話をしに来たという彼女の話を渋々と聞く羽目になった安達。
怜は、アルバイト先で殺人事件に遭遇し、解決したのだという。


推理ノベルゲーム。
真摯な推理ものとして作られていて、ミステリー好きには遊び応えがある作品だと思います。

冒頭からひときわ目立っている、インテリ然とした安達先生が探偵役かと思いきや。
彼のところを訪れた学生の新井山怜が、彼女が立ち会った事件を語って聞かせる……というもの。

この怜ちゃんが、ハウスキーパーのアルバイトに訪れた別荘で起きた殺人事件を捜査します。
何より印象的だったのが、この子、ものすごく喋るんです。
普段なら地の文で書かれるようなことまで、独り言で喋ります。個性的。
キャラクター的にはドジっ子っぽい、迷走するポジションに思えるのですが、
実は掃除も料理もお手の物という女子力の高さなのです。

彼女が事件前後に色々と行動していく訳ですが、その行動によって推理の可否が違ってくるという。
証拠を集めたり、うまく犯人を特定できる状況を作っておかなければ解決に至らないので、
一発クリアは難しいかもしれません。
私は「ここでこうしておいた方が目撃証言が増えるんじゃ?」と思っていたことが裏目に出たりしました。

ただ、一度クリアするとヒントが見られるので、どこを修正すればいいかは分かるようになっています。
私は、3度目のプレイでクリアできました。
クリア後に見られるCGのページから推測すると、正規エンド以外のBAD ENDは11種類あるっぽいです。
確かに、全てのエンディングを回収するのは根気が必要かも。
どういう結末があるのか、見てみたい気はしますが……私はまだコンプリートできていません。

事件の渦中にいたのは怜ちゃんですが、安達先生もちゃんと活躍します。
ちょっと後味が悪い面もあるものの、最後まで面白く読むことができました。
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オフライン

2018年11月23日 20:13

オフライン ふりーむ!のページ【タイトル】 オフライン
【制作】 Az様(Webサイトなし)

オフライン
【ジャンル】 謎解きホラーアドベンチャー
【対象】 全年齢
【ED数】 1種類?
【プレイ時間】 30分程度
【ツール】 WOLF RPGエディター
【容量】 15.7MB
【公開日】 2018年8月6日
【プレイver.】 1.0

呪われたPCを操作して、謎を解き、PCのシャットダウンを目指すことが
このゲームの最大の目標になります。 (ふりーむ!作品ページより引用)


ゲームを起動すると、PCのログイン画面が。
昔のwindowsを思わせるレトロな画面、良いですねー。
PC画面なのでついマウスでクリックしたくなりますが、操作はキーボード(またはゲームパッド)です。

PCの呪いを解除してシャットダウンするのが目的です。
ただ、このPCはソフトが少ない上、どうやらネットにも繋がらない様子。
設定をいじって接続するというような複雑な操作はありません。
限られた状況の中で「何ができるか」を考えることがポイントになってきます。

紹介ページによると、プレイ時間は10分との記載あります。
確かに、ストレートでクリアできるとそのくらいかも。
私は、途中で結構悩みましたので、その3倍はかかっています……(。-_-。)

試行錯誤して、進めたときはやったー!とガッツポーズしたくなったり。
悩んだのは一ヶ所で、そこをすぎるとスムーズにクリアできました。

結局、PCにかけられた「呪い」が何なのか、みなまで語られることはありません。
すごく怖いという訳ではありませんが、少し悲しく空恐ろしい気持ちになります。
どちらかというと、一風変わった謎解きを楽しめて「面白かった」という気持ちが大きいです。

この作品、どうやら続編の完全版の制作予定があるようで。
短時間んで楽しめるこの作品も良かったですが、続編ではどんな仕掛けが待っているのかと、
そちらも楽しみです。公開されたらプレイしてみたいですね。
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カルィベーリ

2018年11月22日 22:06

共食いうさぎ【タイトル】 カルィベーリ
【制作】 共食いうさぎ あうぐ様

カルィベーリ
【ジャンル】 探索アドベンチャー
【対象】 全年齢
【ED数】 1種類
【プレイ時間】 25分程度
【ツール】 WOLF RPGエディター
【容量】 16.5MB
【公開日】 2015年2月14日
【プレイver.】 1.00

「……お姉ちゃん、おなかすいた」
家の中には空っぽの缶詰が転がるばかり。
ターニャはお腹を空かせた弟・エフィムの為に、食料を探しに出かけるが……


変わったタイトルだなぁとは思っていたのですが、タイトル画面に書かれたキリル文字を見て納得。
ロシア語かー!
"Колыбель"、英語だと"cradle"――揺り籠(転じて安住の地とか?)という意味のようです。

食べるものがない環境で、弟エフィムの為に姉のターニャが食料を探しに出かけます。
同作者さんの作品をプレイしたことがあればお分かりでしょうが、あうぐさんらしい重いストーリーでした。

タイトルのカルィベーリは、彼女が探索するホテルの名前として登場します。
“ホテル・カルィベーリでは、都会の喧騒を忘れて静かな時間をお過ごしいただけます”
パンフレットのそんな謳い文句から、平穏な日常の名残が垣間見えるのがまた悲しい。

なぜ彼女たちが困窮しているのかは、ゲームを進めると何となく分かってきます。
ホラー要素はあまりないものの、BGMの無い静かな中を黙々と探索する不安感はありました。
探索はあうぐさんらしいパターンで、複数の手記とフラッシュバックの回想でストーリーを見せる形式。
探索は迷うところがほとんど無く快適でした。
次々に手に入れたアイテムが繋がっていきますし、さりげなくアイテム説明に使い方のヒントもあり。
さくさく進めます。
途中で手に入る写真に記載された英文が、世界を暗示していて考えさせられました。

あまり良いエンディングは期待していませんでしたが、予想通り重く救いのない結末でした。
ラストの展開には、「えっ?どういうこと?」とびっくり。
びっくりしすぎてもう1周プレイし、そのおかげで疑問が氷解しました(と、思っています……多分)。

以下、ストーリーについての私の見解です。
ネタバレになりますので、反転させないと見えないようにしています。閲覧にはご注意下さい。


恐らくですが、最初にカルィベーリに籠っていた姉妹の妹・ニーナを殺したのはターニャだと思っています。
セピア色の回想シーンはターニャの記憶だと思っているのと、ストーリーの構成を考えての解釈です。
そしてラストで出てきた赤い服の少女が、「誰かの手記」に出てくる銃を持った子かな、と。
ニーナの姉は、「ニーナの隣に私の墓を作った」の示唆から、既に故人ではないかと推測します。
また、赤い服の少女が帰り着いた家は、序盤のターニャの家(というか住み着いていた家)とは別の場所。
最初はそこがターニャの家で、待っているのがエフィムだと思ったので「何で!?」と驚いてしまったのですが、
リプレイして見比べると家具が少し違うんですよね。
呼び方がエフィムは「お姉ちゃん」、ラストの子は「おねえちゃん」で表記が違うのも意図的な区別かなと。

寄り添うようにして生きるきょうだいの片割れを、生きる為に別のきょうだいの片割れが殺し、
そしてその子をまた同じ理由で別のきょうだいの片割れが殺してしまう……
そんな救いのない連鎖のストーリーだと思っています。

ちなみに、探索中に見つかる三葉の写真に書かれた文章は、検索してみるとロシアの偉人や子守歌、
イギリスのマザーグースからの引用っぽいです(ちょっと単語が違うところもあるのですが)。
"cradle"という言葉を含んだ文章から、ストーリーを暗示するようなものを選ばれたのでしょうか。

回想の中でホテルのフロントやレストランに人がいるシーンがあるのですが、
もしかしたら昔、ターニャはここに来たことがあるのかもしれません。
彼女の境遇を考えると無さそうなんですが……もしかしたら最初から孤児だった訳ではなく、
幸せな時代があったのかもしれないな、とも思いました。
だからこそ、継母の仕打ちに耐えかねたのかな、とか。
そういうことを考えると、より悲しいです。
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幸福論

2018年11月21日 20:06

電脳詐欺【タイトル】 幸福論
【制作】 電脳詐欺

幸福論
【ジャンル】 短編ノベルゲーム
【対象】 全年齢
【ED数】 - (分岐なしノベル)
【スチル数】 16枚(差分含む)
【プレイ時間】 30分程度
【ツール】 YU-RIS
【容量】 41.3MB
【公開日】 2014年2月10日
【プレイver.】 2.1

猫は言った。
俺は自由でお前はつながれていると。
犬は言い返した。
俺はご主人様がいるけれどお前はひとりぼっちだと。
両者は言う。
「俺は幸せだ」 (一部作品内より引用)


第10回 ふりーむ!ゲームコンテストにて、健闘賞を受賞された作品です。

ある犬と猫が主人公の短編ノベルです。

こちらの作品は、全編
ボイス付。と言ってもキャラクター毎に声優さんがいる訳ではなく、
易しい女性の声が読み聞かせのように文章を読んでくれます。
オートモードにすると心地良い速度で聞くことができます。
楽しみ方はそれぞれだと思いますが、私はオートモードで読ませて頂きました。

可愛くて優しい絵、優しくて悲しいお話。
ホロリとさせられます。
動物好きな方ならなお、涙腺にくるのでは。
「幸福論」というタイトルが、作品のテーマになっており読み終わって色々と考えさせられました。
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