ちいさな春のラプソディ

2019年03月26日 20:00

Fly me to the sky!【タイトル】 ちいさな春のラプソディ
【制作】 Fly me to the sky! あいはらまひろ様

ちいさな春のラプソディ
【ジャンル】 短編ノベルゲーム
【対象】 全年齢
【ED数】 2種類
【プレイ時間】 1周16分(トータル20分程度)
【ツール】 NScripter
【容量】 26.1MB
【公開日】 2011年4月1日
【プレイver.】 1.0

春までにカノジョを作る!
部活を辞めてしまい、退屈な日々を持て余す俺は、そう決意する。
そして、月日は百代の過客にして季節はめぐり、春はもう目前。
あっという間に高校生活、最初の1年が終わろうとしていた。
結局、今だ周囲にはカノジョのカの字も見当たらない。
しかし、そんな俺に一つのチャンスが訪れたのだった! (制作サイトより引用)


Fly me to the sky!のあいはらまひろさんによる、2011年のエイプリルフール作品。
エイプリルフール作品ではありますが、学園青春ノベルという肩書が相応しい恋愛ものです。

いやもう、青春してるなぁと羨ましくなるストーリーでした。
正直、こういう直球の青春もの、眩しい作品は個人的に苦手なのです。
ヒロインの一人である愛美ちゃんが、女子高生ってこんな喋り方するか?という言葉使いで、
そこもちょっと苦手なポイントでした。
自分と世代が違うからかもしれませんが……どうなんでしょう。
ただ、そこは本当に自分の嗜好に関するものです。
青春もの好きな方は、気持ち良く読める作品ではないかと思います。

ヒロイン2人は、大人しいタイプと明るく積極的なタイプで対照的。
個人的には遥香ちゃんの方が好みです。
ただ、愛美ちゃんのエンドでは意外な一面が垣間見えて面白かったです。
明るくて能天気そうだからというだけで、その人の全てを決めつけるのは良くないですよね。
分かっていてもつい偏見持っちゃってるなぁ……と反省したりもしました。

苦手だと書きはしたものの、読み終わって心が温かくなるストーリーでした。
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クイズ 地球人の証明

2019年03月25日 20:00

Fly me to the sky!【タイトル】 クイズ 地球人の証明
【制作】 Fly me to the sky! あいはらまひろ様

クイズ 地球人の証明
【ジャンル】 短編ノベル&クイズゲーム
【対象】 全年齢
【ED数】 3種類
【プレイ時間】 1周8分(トータル20分程度)
【ツール】 NScripter
【容量】 6.05MB
【公開日】 2010年4月1日
【プレイver.】 1.1

ある日、太陽系内に建設されたコロニーで生活をするタケルの端末に一通のメッセージが届く。
それは当選確率、数万分の1とも噂される、伝説の番組「クイズ 地球人の証明」への招待状だった。
賞品はたった一つ。
地球市民権。
環境悪化と人口増加を理由に、強制的な宇宙への移民が行われ数世紀。
いまや地球市民は、それだけで特権階級となっていた。
「それでは、さっそくはじめることにしましょう!」
――人生を変えるかもしれない勝負が、今はじまる! (制作サイトより引用)


Fly me to the sky!のあいはらまひろさんによる、2010年エイプリルフール作品です。

宇宙への移民が行われた未来。
憧れの地球への移住権をかけて行われるクイズ番組に参加する主人公のお話です。

タイトルの通り、作品のメインはクイズ。
難易度は、地球人、そして日本人なら知っていて当然、知っているべき内容が多かったです。
初回は答えを探さずに自力で解答していきました。
「あー、これ何だっけ!」と思い出せなかったり間違って「恥ずかしい……」と頭を抱えたり。
結果6問を間違えてしまい、地球に移住できず(´;ω;`)ナサケナイ

と、このように気軽に挑戦できるクイズゲームなのですが、根幹のストーリーも洗練されていました。
なるほど、エイプリルフールゲームに付き物の「嘘」がきちんと盛り込まれています。
この作品は9年前の制作ですが、2019年の今プレイすると当時とはまた違った読後感がありそう。
古い作品ながら、時間が経って逆にリアリティが増したのではと思えます。

プレイ時間もさほどかからず、手軽なのにクイズもストーリーも楽しめた良い作品でした。
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レディとメイドのスイートルーム

2019年03月24日 20:08

ほーむorあうぇい【タイトル】 レディとメイドのスイートルーム
【制作】 ほーむorあうぇい あきら様

レディとメイドのスイートルーム
【ジャンル】 乙女ゲーより脱出ゲーム
【対象】 全年齢
【ED数】 7種類
【プレイ時間】 1周3分~(トータル45分)程度
【ツール】 WOLF RPGエディター
【容量】 20.0MB
【公開日】 2015年3月31日
【プレイver.】 1.02

マーガレットはメイドのテーアを連れて、あるホテルに逗留することにした。
しかし、不慮の事故で部屋に閉じ込められて……?
(制作サイトより引用)


こちら、エイプリルフール用ゲームとのこと。
出版社を経営するお嬢様が、講演の為に泊まったホテルの部屋に閉じ込められてしまいます。
どうやら鍵を失くしたのは自分らしく、プライドの高いお嬢様は
自身のミスを同行のメイドに知られまいと誤魔化しつつ、脱出を目指します。

冒頭、「なんで(部屋の)中からカギをかけるのにも鍵が必要なのよ!」と叫ぶお嬢様。
プレイヤーが当然抱く疑問に先回りして突っ込むお嬢様、さすがです。

スイートルームというだけあり部屋は何部屋かありますが、さほど広くないので探索は楽です。
ホテルの部屋の内装も、落ち着いた豪華さで探索するのが楽しかったです。

エンディングは7種類。
うち、ED1~5まではきちんと探索すれば普通にクリアできる感じで、サクサク進めました。
しかし、残りの2つがやや難解でした。
元は制作サイトさんに攻略があったらしいのですが、現在サイト改装の影響か見る事ができず。
Googleで検索し、出てくる一部の文章を見てピンときたので、ED7を先にクリア。
そういえばアレは何だ?と引っ掛かっていたところがヒントになっていました。
ED6はしばらく頑張ったのですがどうしても分からず、プレイ動画を拝見してクリアしました。
なるほど……他のEDも鑑みてよくよく考えると、あのタイミングで探せば確かに……と納得。

ゲームジャンルが乙女ゲーよりとなってる通り、ストーリーはちゃんと乙女ゲーしてます。
探索ものとしては性別問わず楽しめますが、乙女ゲー好きだと寄り楽しめるかと。
絵も可愛いし、キャラクターの性格もたっていて良かったです。
ひとつ続編作品もあるようなので、それも楽しみですね。
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嘘つきエイプリル

2019年03月23日 20:39

銀灯【タイトル】 嘘つきエイプリル
【制作】 銀灯(サイト閉鎖?) 泉樺様

嘘つきエイプリル
【ジャンル】 ミステリADV
【対象】 全年齢
【ED数】 4種類
【プレイ時間】 1周30分(トータル50分)程度
【ツール】 吉里吉里2/KAG3
【容量】 416MB(ボイス版)
【公開日】 2018年9月18日(リメイク版)
【プレイver.】 2.00

6年前、戸巻百華(とまきももか)がデパートの爆発事故に巻き込まれ、この世を去った。
6年後、戸巻百華から、呼び出しの手紙が届いた。
当時、仲が良かった6人組の、一人除いた5人組。
呼び出された場所には、ノートパソコンが一台。
話によれば誰かがあの日、百華に嘘をついて、デパートへ呼び出したのだという。
偶然が招いた不幸に、百華は巻き込まれたのだという。
「一時間以内に、百華に嘘を吐いた犯人を探し出してください」
「一時間後に、この場所は爆破します」
呼び出された思い出の秘密基地で、5人は正体不明の人物にそう告げられた――。
きみに嘘をついたのは、はたして一体誰でしょう?
(制作サイトより引用)


こちらの作品、ボイス版と無声リメイク版の2つが公開されています。

ふりーむ!ボイス版のページ→  ふりーむ!無声リメイク版のページ→

個人的にゲームにボイスは求めていないのでどちらにしようか悩みましたが、
せっかくなのでボイス版をプレイさせて頂きました。
結果、大正解。
ボイスはボリューム控えめで主張しすぎず、どの方の声も好みで耳に心地良かったです。
そしてエンディングのスタッフロールを見て「えぇぇ!?」と驚いたという。
リプレイしてじっくり聞いてみたくなりました。

エイプリルと題名に入るだけあって、「嘘」がテーマに盛り込まれています。

ある些細な「嘘」を吐いて友人を死に追いやった人物。
「容疑者」となる当時の友人5人が呼び出されたところからストーリーが始まります。
彼らは、謎の人物から「嘘を吐いた犯人を探し出さなければ、全員爆死させる」と
とんでもない脅迫を受けることに。

友人の死自体は不幸な事故であって、「犯人」のやったことは罪とも言えず。
ですが、そのことを隠し、黙ってのうのうと生きていることが脅迫者には許せないようです。
緊迫した状況でお互いを疑い合うという、じっとりした嫌な雰囲気がスリル満点でした。

ほんの少しだけBL要素がありますので、どちらかというと女性向けかもしれません。
キャラクターも可愛らしいし、くるくると人物が入れ替わる画面構成も見応えがあります。

エンディングは4種類。
本編の選択肢で3種類に分岐し、タイトルが面のEx.から4種類目が見られます。
真相まで知って「そんなバカな……」と、呆然としてしまいました。
個人的には、エンド3の八月くんの豹変ぶりが好きです。ゾクリとしました。
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ダミー×ラブ

2019年03月22日 20:54

A子【タイトル】 ダミー×ラブ
【制作】 A子 本間A子様

ダミー×ラブ
【ジャンル】 現代学園エイプリルフールゲーム
【対象】 全年齢
【ED数】 1+攻略対象毎に2種類
【スチル数】 4枚(差分、ミニスチル含まず)
【プレイ時間】 1周30分(トータル1時間20分)程度
【ツール】 吉里吉里2/KAG3
【容量】 32.6MB
【公開日】 2014年4月4日
【プレイver.】 1.04

公園で楓椛(名前変更可能)は捨て犬と思わしき子犬を拾う。
しかしそれは子犬とそっくりな見た目をした妖精だった。
妖精に対して本名を名乗ってしまったが為に契約が結ばれ、
世界を救うために恋人を作ることになった。
――誰を恋人に選びますか? (制作サイトより引用)


学園ものの乙女ゲーは正直あまり好みではないので、どうかなー、好みじゃないかもなー、
と思いつつプレイを始めたのですが、気が付くと夢中になっていました。
乙女ゲーとして好みにどんぴしゃというよりは、作品自体がゲームとして面白かったです。
作品自体にエイプリルフールという言葉は出てこないものの、
それを連想させるテーマが上手く盛り込まれていて良いのです。
上手く騙された!という爽快感があります。

エイプリルフールとダミーというタイトルから、偽の恋みたいな感じか?と思いきや、
想像以上の展開が待ち受けていて驚きました。
プレイしていると徐々にあれ、どういうこと?と首を傾げることになり。
一通り選択肢を選んで、どうなってるの!?と頭を抱えました。
残念ながら(ネタバレ見ちゃった的な意味で)というか幸いというか、
ふりーむ!さんの作品紹介ページを見ていたので作品に仕掛けがあるのは認知していまして。
そのお陰で何とか進めた感じです。
すごく面白い作品だと思いますが、自力クリアするのはちょっぴり難しいですね。
途中でどの程度詰まるかによって、クリアまでの所要時間は変わってくると思います。
ちなみに制作サイトのブログに攻略あり。
私も頼らせて頂きました。

男性キャラは爽やかながらどこか影があり、セクシーで魅力的でした。
だからこそ、口惜しい部分もあるのですが。
何が?というのはプレイして頂くと察して頂けるかと思います。
乙女ゲーとしては好みの分かれる要素が含まれているので、やや人を選ぶかもしれません。
ですが、性別思考問わずお薦めしたいなぁと思える魅力のある作品でした。
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