ツクモノガタリ~ゆうじょ編~

2020年01月12日 22:58

WHGF【タイトル】 ツクモノガタリ~ゆうじょ編~
【制作】 WHGF WH様

ツクモノガタリ~ゆうじょ編~
【ジャンル】 ホラー風アドベンチャー
【対象】 12歳以上(中学生~)推奨
【ED数】 1種類
【プレイ時間】 50分程度
【ツール】 RPGツクールVX
【容量】 46.3MB
【公開日】 2019年12月6日
【プレイver.】 1.00

死んだ男が戻ってきたという「上総の戻り橋」。
佐久間からの依頼で、九十九は共に噂の調査へ向かう。


【注意】このゲームをプレイするには別途RPGツクールVXのランタイムパッケージが必要です。
ダウンロードはこちらから→ツクールweb

MHさん制作のツクモノガタリシリーズ10作目です。
今作は、九十九の秘密にぐっと迫ってきました(追記:というか、今回で完結らしいです。気付かなかった……)。
ふりーむ!さんの注意書きにもあります通り、過去作から先にプレイするべしです。

今回はエンディング分岐なし、ミニゲームも易しめ、MAPもシンプルで誘導が多く、迷う箇所なし。
サクサクと進めました。
お馴染みの妖街も、いつもは目的の人物に会うためにかなり振り回されるのがパターンなのに、
今回はお使い少な目で、あっさり目的のセンリに会えちゃった。
謎解きや試行錯誤が好きな方は物足りないかもですが、ストーリーを追うのがメインとなります。
大好きな佐久間さんの影が薄かったのも個人的には惜しいところ。
ですが、その分前述のように九十九の過去に迫っています。
九十九がいつも以上に仄暗い雰囲気で、遠い人になっていくようでドキリとしました。

そろそろ10作目に届くということで、物語も佳境、なのかもしれません。
次回作が楽しみです。
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わたしが世界を救った日

2020年01月08日 20:57

ここ。【タイトル】 わたしが世界を救った日
【制作】 ここ。 ねこいち様

わたしが世界を救った日
【ジャンル】 ノーマル恋愛アドベンチャー
【対象】 全年齢
【ED数】 8種類
【スチル数】 14枚
【プレイ時間】 1周37分(トータル2時間)程度
【ツール】 LiveMaker
【容量】 61.0MB
【公開日】 2012年7月19日
【プレイver.】 1.0

いつも通りの金曜日、買い物を終えた主人公は帰りを急いでいた。
近道を抜けようとしたとき、突如として車のクラクションが鳴り響く。
衝撃のあと、意識を失った主人公。
目覚めると見知らぬ部屋で、傍には自分を覗き込む白い翼を持つ男がいた。
彼は、主人公が世界を救う伝説の勇者であり、この世界に召喚されたのだと告げる。


プレイ後、記事を下書きした時点では制作サイトさんも作品ページも見られたのですが、
ちょっと見ぬ間にサイトが消滅していました。閉鎖なら残念。

ただ、現在もVectorで作品はダウンロードできるようです。
記事の作品タイトルからVectorへリンクさせて頂いています。

※サイト復帰なさっていました。コメントで教えて下さった方、ありがとうございます。

おお、これはよくある異世界召喚もの……!
好きなジャンルなので、嬉々としてプレイさせて頂きました。
しかし、主人公が召喚された世界は、どうやら危機に陥っているようです。
壮大なファンタジーというよりは、追い詰められて先細っている感が感じられました。

乙女ゲーなので、出てくる登場人物はほぼ男性。
個人的には、真面目なイケメンのレグさんが好きでした。
ただ、ちょっと少年キャラなトアさんが一番面白い。美味しいキャラです。
ちょっとミステリアスな黒い翼のクロウも気になるキャラでした。

かなりオーソドックスな異世界乙女ゲーだなぁと楽しませて頂いていたのですが、
終盤でガラリと様相が変わります。
知らされた真相にかなり……かなりビックリしてしまいました。
いやー、これはやられましたね。
恋愛云々より、ストーリーが個性的かつ衝撃的で忘れられません。

後から振り返るとかなり露骨な伏線もあるので、何で気付かなかったんだ自分!と思いましたが、
よくよく考えると、こんなこと思いつかないよなぁ……。
ストーリーを考えた作者さん、すごいと思います。
2012年制作という今となってはかなりの旧作ですが、今プレイしても十分に面白い、プレイし応えのある作品です。

制作サイトさんに攻略ヒントがあったのですが、現在は見られません。
以下に、攻略情報を掲載しています。
反転させないと見えないようにはしていますが、ネタバレなので閲覧にはご注意下さい。
[わたしが世界を救った日]のヒント・攻略を見る
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