2009年12月10日 19:22

【制作】 魚心あれば下心 夜光様

【ジャンル】 探索アドベンチャー
【対象】 全年齢
【ED数】 7種類
【スチル数】 -
【プレイ時間】 1周20分程度
【ツール】 RPGツクール2003
【容量】 1.37MB
【公開日】 2009年6月

【注意】このゲームをプレイするには別途RPGツクール2003のランタイムパッケージが必要です。
ダウンロードはこちらから→ツクールweb
ランタイムパーティー!!(RPGツクールシリーズのRTP、もしくはツールに付属の
基本データだけでゲームを制作する、という趣旨で開催された大会)に応募された作品で、
そちらからもDL可能です(エントリーNo.44)。
カードゲーム「汝は人狼なりや?」のオマージュで作られたとのこと。
最初の犠牲者が出たときの台詞や会話ポイントなどのシステムは、カードゲームを元にした
Web上で遊べる人狼BBSを連想させました。
雰囲気や舞台設定は人狼ゲームなんですが、ゲーム性はかなり違います。
誘導系と言いますか、誰とどれだけ話したかによってエンディングが変わるタイプの作品でした。
元ネタのゲームが好きな方はニヤニヤしつつ楽しめるでしょうし、知らなくても問題なさそうです。
何か、理不尽に突然処刑される恐怖が実感を伴って迫ってきて怖かったです。
Web上の人狼ゲームやっているときは、処刑は観客席への退場という扱いになるので
悔しいときはあっても恐怖感はないんですよね。
でも、実際こんな出来事あったら怖すぎるよなぁとしみじみ思いました。
敢えて気になった点を挙げると、話すべき人数の少なさに反して、MAPが広すぎかなということ。
あと、疑心暗鬼に陥るシチュエーションが面白かっただけに、狂った人間の台詞が
あsfgkl@みたいに意味不明の文字を並べて表現されていた点は、少し残念だなと感じました。
ネット上によくある使いやすい表現なので気持ちは分かるんですが、安易にこういう手法に頼ると
場合によっては興醒めしてしまうのではないかという気がします。
大抵ツクール作品ではエンディングリストはありませんが、この作品はそこを上手く工夫されていて、
どのエンディングをクリアしたかが一目で分かるのはありがたかったです。
一度エンディングを迎えるとヒントが貰えたりするのも、なかなか親切設計でした。
どうしても分からなければ、制作サイトさんに攻略がありますので安心。
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