2010年02月01日 19:54

【制作】 白桃花-hakutouka- 桃っぽい様

【ジャンル】 短編ノベル
【対象】 全年齢
【ED数】 2種類
【スチル数】 -
【プレイ時間】 15分程度
【ツール】 吉里吉里2/KAG3
【容量】 26.8MB
【公開日】 2010年1月22日
隣村で、一週間にわたる泊まり込みの仕事を終えた帰り道。
リューク(名前変更可)は、甘い香りに誘われて大きな洋館へと辿り着く。
そこには美しいバラ園があり、一人の可憐な少女が花の手入れをしていた。
彼女に一目で心を奪われたリュークは、毎日のようにバラ園へと通い詰める。
――時折彼女が見せる悲しそうな表情に気付きもせずに。
Fantasistaの横顔(サイト閉鎖)・二位俊哉さん主催の第二回One dot contestに
応募された作品(No.6)。
応募作そのままの形でかどうかは分りませんが、1ヶ月後に制作サイトさんにて再公開される模様。
気になった方は1ヶ月後以降に制作サイトさんをチェックしてみてください。
制作サイトさんにて再公開されています。
今回のコンテストで、唯一西洋ファンタジーぽい雰囲気の作品でした。
プレイを始めると、主人公と話す友人ケリー君の立ち絵が登場。
ケリーは爽やかなイケメンで、まるで普通の恋愛系ゲームのような雰囲気です。
ですが、この作品のタイトルは「ばらばら」……。嫌な予感が……。
案の定ケリー君はそのままフェードアウトし、物語の舞台怪しげな豪邸のバラ園に移ります。
途中まで読んで、何となくこういう方向の展開になるんじゃないかなという予感を抱き、
そう大幅には外れていなかったんですが、ちょっと思った以上にブラックでした。
でも、こういうブラックな展開は嫌いじゃないです。
キャラクター絵も、どれも綺麗で魅力的でした。
※以下、ストーリーのネタばれを含みますので文字を反転させています。
未読の方はご注意ください。
私は最初に屋敷に忍び込まない展開で謎を残して終わったので、「もうひとつの選択肢で
多分ハッピーエンドなんだろうな」と安易な予想でプレイしただけに、この救いのなさは
わりと予想外でした。安易にハッピーエンドっぽい展開に持っていかなかったのは
却って良かったですね。
しかし、執事の名前がセバスって。
シリアスなストーリーなのに、ついセバスちゃん♪って呼びたくなるじゃないですか!
最後に、参考のため第二回 One dot contestの応募要項を転載しておきます。
コンテスト応募作品は、以下の制約の元で制作されています。
一 製作期間は一週間
二 シナリオは20KBまで
三 テーマに沿った作品を仕上げること
四 姿形が全く同じ人物を必ず登場させること
五 二十分以内に一度はクリア出来るように仕上げること
六 登場人物はモブキャラを含めて五人まで
七 背景に使用出来る画像は十五枚まで
八 BGMは五曲まで
ちなみに第二回のテーマは、
【A】変態科学者
【B】普通じゃない学園
【C】有名な家族を持つ主人公
【D】お互い好きだって何となく分かっているのに告白出来ないままの人達
【E】中二病をこじらせたまま大人になってしまったやつら
五つの中から一つの選択方式、だそうです。
沙鳥(11/18)
沙鳥(10/24)
ゆゆ(10/19)
沙鳥(09/05)
長友(08/28)