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ch.657 eight queen

2010年02月11日 22:41

circle-end【タイトル】 ch.657 eight queen(ver 1.11)
【制作】 circle-end クロハ様、Corneille 18歳未満入室禁止 クロノエ様

ch.657 eight queen
【ジャンル】 サバイバルサスペンスノベル
【対象】 全年齢
【ED数】 2種類
【スチル数】 6枚
【プレイ時間】 1周1時間40分程度
【ツール】 NScripter
【容量】 58.3MB
【公開日】 2009年4月22日

洋館に集められた八人が互いを殺し合う、TV局の人気企画『eight queen』
生き残った者に与えられる賞金を巡って参加者同士が殺し合うこの企画に
応募した秋人は、洋館に到着しても尚、未だに参加の決心がつかないでいた。
企画開始と同時に始まると思われた殺戮劇は、参加者のこの一言から膠着状態に陥る。
『私は誰も殺さないつもりです』
全員が生き残ったとしても賞金はもらえる。これを狙うべきだと言い出したのだ。
表向きは皆が賛同したかに見えたが、それすらも上手くいかず。
やがて、第一の犠牲者が生まれてしまう。
秋人は共同体維持のために犯人を捜し始めるが……。(制作サイトより引用)


バトルロワイヤル設定でありながら、その実はミステリーみたいだけど、
これって囚人のジレンマだよね?と思いきやその真相はやはりサバイバル活劇……?

大金の為とはいえ、一般人が平気でお互いを殺し合う心理は理解しがたいですが、
それがテレビ企画として通用しているのですから、最初から「この物語の舞台はそんな
殺伐とした世界なんだ」と思ってしまえばさほど気になりません。
しかし、こんな企画に参加しながらも葛藤を抱き他人の事を思いやる秋人は、
我々の一般常識で考えるとごく普通の感性に近く、プレイヤーにとって共感できる
存在である筈なんですが、この世界においてはむしろ異端でしかないような。
そんな葛藤するなら、何でこんな企画に参加したのかなと思ってしまいます。
大金が必要な事情については文中で何となく匂わせられるものの、どの程度深刻なのかが
あまり描かれていないので余計にもやっとしちゃいます。
秋人に共感すれば他の参加者たちが非人間的で感情移入できないものになってしまい、
殺人がエンターテイメントであるという背景世界を軸に捉えれば、それを深刻に捉えがちな
秋人の存在が浮いていているように感じてしまう。
そんな違和感を感じました。

私としてはこの奇妙な舞台設定がミステリーとしてどう活きてくるかというあたりに
一番期待していたのですが、その点で事前に期待していたようなものではなかったと
言わざるを得ません(それ以上の細かいことはここでは語らないことにします)。
ただし、粗筋を読んで事前に抱いた私の勝手な期待は、かなり大きかったという事は
申し添えておきましょう。

どう見ても只者ではない郁乃の大活躍は、読んでいてすごく楽しかったです。
トリック解説が図解でなされていたりするのも分かりやすくて良かったと思います。
ただ、もう少しプレイヤーの選択次第でストーリーが様々に分岐する作りだったら
もっと楽しかったかも。それから、登場人物が似たり寄ったり(比較的若い男女ばかり
という意味で)だったので、例えば老人とかちびっ子とか外国人とか、
色々と怪しげな人が混ざっていたほうが面白かったんじゃないかとも感じました。
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