2010年11月16日 21:09

【制作】 イッツウ舎

【ジャンル】 ビジュアルノベル
【対象】 全年齢
【ED数】 - (分岐なしノベル)
【スチル数】 -
【プレイ時間】 15分程度
【ツール】 吉里吉里2/KAG3
【容量】 31.2MB
【公開日】 2009年10月16日(リメイク版・サイト配布)
「僕」はバスの中、大切な「彼女」の名前を思い出そうとしている。
大切だったあのころの日々も、思い出も、その中にはまる最後のピース
――「彼女の名前」――がなければ意味がない。
これは、そんな「僕」と「彼女」を廻る物語。(制作サイトより引用)
選択肢なしのノベルです。
「感情線」というタイトルを初めて見た時、電車の「環状線」を連想したのですが、
ふとしたきっかけでググると手相のページが出てきたので、ああそっちもあったか!と。
もちろんこの物語は手相のお話ではありません。
始終思い出話を語るときの哀しいノスタルジーが漂っていて、予感はしていましたが、
なるほどある意味予想通りであり、ある意味で予想を裏切られるストーリーでした。
終点がなくぐるぐると同じ路線を回り続ける「環状線」。
そんな堂々巡りの切なさを感じました。
絶妙のタイトルだと思います。
ただ、個人的な好みになるかもしれませんが、嗚咽のシーンの表現などで擬音を
多用していたのだけは、ちょっと作品の雰囲気を損ねていて勿体ない気がしました。
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