スポンサーサイト

--年--月--日 --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
拍手する

落日

2014年12月02日 17:56

水海【タイトル】 落日
【制作】 水海 Lapree様

落日
【ジャンル】 短編ビジュアルノベル
【対象】 15歳(高校生)以上推奨
【ED数】 3種類
【スチル数】 -
【プレイ時間】 トータル20分程度
【ツール】 LiveMaker
【容量】 162MB
【公開日】 2014年1月11日

側室アグリアの息子であるシリウス王子が何者かに殺害された。
犯人の手掛かりはまるで無い上、城内ではまことしやかに噂が囁かれている。
それは、子供が産めない身体である正妃クラウディアが、自らの地位を危ぶんで
側室の王子を謀殺したのではないか、というものだ。
アグリアは隣国の王妹でもあり、このままでは隣国王の怒りを買ってしまうだろう。
事態を収めるため、宰相はクラウディアを犯人として処刑するよう進言してくるが、
クラウディアがそんな人間ではない事をよく知る王は、苦悩する……。


架空の王国を舞台にした、選択肢ありのノベル作品。
ストーリーはシリアスで、色々な事を考えさせられるものでした。

王としての体裁を守れば、国は救われるが最愛の人が犠牲になってしまう。
最愛の人を守れば、国は傾き、自身も、そして結局は最愛の人の身も滅ぼしてしまう。
治世者は時に残酷な決断をしなければならないものでしょうが、どの選択も悲しいです。

文章はとても流暢で、読んでいて心地良かったです。
序盤は文章だけ読んで長年愛情を育んだ夫婦を想像していたので、
クラウディアの可憐な少女のような姿を見て、ちょっと意外に感じました。
でも、この儚げな透明感を持つクラウディアだからこそ、今にも崩れてしまいそうな
危うさを感じたし、見せ場でも映えていて印象的だったのだと思います。


※以下、少しですがネタばれが入るので、反転しないと見えないようにしておきます。

クラウディアは献身的な女性ですが、後者ではそうとばかりは言えません。
自ら進んで犠牲になる事も選べたのに、そうはしませんでした。
ただ静かに王の決断を見守り受け入れるだけ。
彼女は王を愛してはいても、国を愛してはいなかったのかもしれません。
またアグリアにも同情すべき点がないとは言えません。
これだけクラウディアを愛してる王ですから、アグリアは子供がいるとはいえ
王の愛を全く得られなかったのでしょう。
そうして見ると、事態を引き起こしたのは王が原因とも言えなくはないのです。
もちろん事を起こした当人が悪いのには違いないのですが、色々な背景があり
深く絡み合っているのを想像させられる物語でありました。


それからゲーム自体の感想とは違いますが、ゲームの容量の大きさに少し驚きました。
ムービーを盛り込んだものやボイス付き作品等でも、あまりこの容量のものは見かけないような。
大きいのはあかんと思っている訳でなく、純粋にどこでこの差がでるのか、なぜなのかち
ゲームの中身に興味あったりします。
拍手する


コメント

    コメントの投稿

    ※コメント内容にネタばれが含まれる場合は、白文字にするなど未プレイの方への配慮をお願い致します。
    (やり方が分からない場合は、「このブログについて」をご覧ください)
    (コメント編集・削除に必要)
    (管理者にだけ表示を許可する)

    トラックバック

    この記事のトラックバックURL
    http://fege.blog68.fc2.com/tb.php/604-528329c0
    この記事へのトラックバック



    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。