奈落の華

2018年12月03日 20:59

妄想の繭【タイトル】 奈落の華
【制作】 妄想の繭 てるふぉん様

奈落の華
【ジャンル】 ホラーアドベンチャー
【対象】 12歳以上(中学生~)推奨
【ED数】 3種類
【プレイ時間】 1周1時間(トータル2時間)程度
【ツール】 RPGツクールVX Ace(RTP不要)
【容量】 250MB
【公開日】 2018年11月2日
【プレイver.】 1.03

―――あなたは地獄に落ちました。 (ふりーむ!作品ページより引用)


紹介文にあるように、「あなたは地獄に落ちました」という一文から始まるゲーム。
いきなり衝撃的です。

状況が分からないまま進んで行くと、そこは地獄絵図……という訳でもなく、普通の建物で。
まずは屋内を探索して主人公の記憶を辿っていくことになります。
追いかけられ要素やゲームオーバーは無いと聞いて何となく油断してプレイしていたのでしょう、
古典的な脅かし要素にびっくりして飛び上がりました。くっ、こんな手に引っ掛かるとは。
(ちなみに2周目も同じところで仰天しました……)
地獄と言われて覚悟はしていましたが、やっぱりホラーです。・゚・(ノД`)・゚・。

画面右上にKarmaという数値があり、行動すると上がっていくシステム。
一定数をクリアすると先に進めます。
これ、嫌な感じの行為で上がるんですが、神さまに祈っても上がってしまう。
カルマはいわば「行為」という意味のようですから、悪行でも善行でも当てはまるのでしょうが、
同じものとして積み重なっているのは何でだろうと首を傾げつつプレイしていました。

場面は進めば進むほど画面は凄惨になっていき、いたたまれませんでした。
「地獄」の苦痛がじわじわと伝わってきて、気持ちが沈みます。

そしてラストには驚きの展開が。
1周クリアして、えぇ、そんなのアリか!?と衝撃を受けました。
最初にクリアしてのはNOMALです。普通にプレイしていると、普通に辿り着くはずのエンド。
作品の雰囲気から覚悟していたとはいえ、正直、モヤモヤするエンディングです。
しかし、このエンディングのみだとタイトルの意味がピンと来ない面も。
他のエンディングについては、同梱のread meに攻略が記載されています。
作者さんの推奨プレイ順に載っているので、参考にされると良いでしょう。

私は推奨順通り、2周目でTRUE、最後にBADをクリアしました。
主人公の回想が淡々としているのもあり、彼女の人格も色々な捉え方ができるので、
NOMALとはまた違った人格に見えるTRUEの解釈を見ても、
何かが少し違えばこうだったかなとしっくり来るエンドでした。
私は決してハッピーエンド至上主義ではないものの、このエンディングが一番好きです。
(TRUEも一般的なハッピーではないと思いますが……)
「奈落の華」というタイトルにも因んでいて心に響きます。

TRUEで納得した方はBADを見ない方が良いと書かれていましたが、
やっぱり見たかったので最後にやりました。
これも「あり得そう」と思えるエンド。
NOMALともTRUEとも全然違った異質なエンドで、面白い。これも好きです。
タイトルの意味も、こちらのエンディングではまた違うものを象徴していて印象が変わります。

探索も難しすぎず、地獄のストレスに苛まれながらもゲーム自体は快適にプレイできました。
多少の脅かし要素はあるものの過度ではないので、ホラー苦手な方でもプレイし易いと思います。
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