そこへ上って

2018年09月13日 20:00

K-@-P【タイトル】 そこへ上って
【制作】 K-@-P Kanoguti様

そこへ上って
【ジャンル】 短編ゲーム
【対象】 15歳以上(高校生~)推奨
【ED数】 1種類
【プレイ時間】 3分程度
【ツール】 ?
【容量】 9.04MB
【公開日】 2015年1月30日
【プレイver.】 1.0

ひたすら、はしごを上りましょう。 (ふりーむ!作品ページより引用)


ふりーむ!さんで見かけたとき、ちょっとある予感が。
確かめたくてプレイさせて頂きました。
制作ツールは不明ですが、恐らくご自身でプログラムを組んで作られているのだと思います。

学校の風景の中を上へ上へと進んで行くのですが、これは何を表しているのだろう?と。
眺めて首を傾げつつプレイし、後半で理解できた感じです。
言ってしまうと嫌な想像通りだったのですが、予感していたのにへこみました。
心象風景の描き方、シンプルなだけに強い印象を残します。

この作者さん、他の作品も一目見てゾクリとするグラフィックの作品が多いので、
そういう心の闇を描くのが得意なのだろうな、と。
鬱系ホラーが好きな方向けに思えます。
ちょっと心を強く持たないと引きずられそう。
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四色さん

2018年09月12日 20:00

たぶんおそらくきっと【タイトル】 四色さん
【制作】 たぶんおそらくきっと 神波裕太様

四色さん
【ジャンル】 ショートホラーノベル
【対象】 全年齢
【ED数】 4種類
【プレイ時間 】 1周5分(トータル10分)時間
【ツール】 NScripter 
【容量】 10.2MB
【公開日】 2007年6月30日
【プレイver.】 1.00

トイレの怪談は様々で、よくある話が「トイレの花子さん」
でも、私たちの学校にはトイレの花子さんなんていない。
いるのは、「四色さん」
四色さんは呼び出すと三つの色を聞いてくる。
「あかいろとあおいろときいろ、どれがいーい?」
答えはどれでもいい。
どれを答えても、昔流行った「怪人赤マント」や「赤い紙青い紙」みたいに殺されたりしないから。
けれど、絶対にどれかの色を答えないとだめ。
答えないと、黒に染められて殺される。
それが、私たちの学校に伝わる怪談。 (readmeより引用)


怪談として聞いたことのある「赤い紙青い紙」かなと思いきや、説明文では違う怪談らしい。
「赤い紙青い紙」は子供の頃に聞いてかなり怖かった(今も思い出すと怖いですが……)ので、
この作品では何が起こるのか?と結構ドキドキしつつプレイしました。

普通に怖かったです。
あか、あおと読んで救いのない展開にへこみ、「きいろって……きいろって何よ!」と。
ひぃぃ。ある意味予想外で、きいろが一番エグかった気がします。

短時間で怪談ならではの嫌な感じが味わえる、まさにこれぞホラーでしょうという作品。
10年以上前の作品ですが、こういう昔ながらの定番ホラーは色褪ないものです。

ちなみに、暗い嫌な気分で終わった後、ギャグ編がプレイ可能。
読むとホラーテイストは台無し……とはいえ、何か救われます。
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2018年09月11日 20:00

Sinilintu【タイトル】 
【制作】 Sinilintu 梅ヶ枝きな様

蝶
【ジャンル】 短編和風ファンタジー
【対象】 全年齢
【ED数】 2種類
【スチル数】 2枚
【プレイ時間】 1周5分(トータル35分)程度
【ツール】 LiveMaker
【容量】 16.6MB
【公開日】 2016年5月8日
【プレイver.】 1.01

目が覚めた私は周りを見渡した。
見覚えのない――けれど知識としては知っている。
敷かれたレールの上を真っ直ぐに走っていく、これは「汽車」だ。
私は汽車に乗っている――何故? (制作サイトより引用)


大正時代くらいのレトロな雰囲気が魅力のゲーム。
どちらかと言うと女性向けな感じですが、乙女ゲーという訳ではありません。

最初のプレイは5分程度であっけなく終わります。
何気ない会話や文章なのに、「何かおかしい」と不穏な気配を感じさせられ……。
制作サイトさんにも記載があるように、初期はセーブ・ロードがなく、
何度か繰り返すと段階が進んでいくという周回前提の作品です。
もし進めなくなった際は、ゲームフォルダ内のreadmeにヒントあり。

少しづつ進んで行くうちに、一体何が起こるのか。終着点はどこなのかと引き込まれました。
終盤の展開では、ついに序盤で感じた不穏さがついに姿を現した感じ。
全体的に妖艶で美しいグラフィックとも相まって、破滅に酔うような酩酊した気分を味わえました。
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イービルウィッチ

2018年09月10日 20:00

イービルウィッチ ふりーむ!のページ【タイトル】 イービルウィッチ
【制作】 ハコノネコ様 (twitter

イービルウィッチ
【ジャンル】 推理ゲーム
【対象】 全年齢
【ED数】 1種類
【プレイ時間】 40分程度
【ツール】 ティラノビルダー
【容量】 81.3MB
【公開日】 2018年8月10日
【プレイver.】 1.01

令嬢・八里千秋は毎晩奇妙な夢をみる。
自分の身体に邪悪なモノが侵入してくる悪夢だ。
ある日、千秋のもとを訪れる旧友・十槍あかね。
あかねは千秋に断言する。
「あなたには入れ替わりの魔法がかけられている。あなたを狙う術者をつきとめないと」
クトゥルフ×推理ゲーム、ここに開幕!! (readmeより引用)


クトゥルフ神話をモチーフにした推理ゲームで、ティラノビルダー製です。
ふりーむ!さんからはダウンロード版がプレイ可能。
その他に、ノベルゲームコレクションにてブラウザ版がプレイ可能です。  ページはこちら→

何となく面白そうだな、と思ってプレイさせて頂きました。
いやー、期待以上に面白かったです。
神様の血を引く能力者、というちょっと厨二な心ときめく設定と、ミステリー。両方大好物なのです。

私はクトゥルフについては「何となくこんなもの」という漠然としたイメージと浅い知識しかないのですが、
そんな人間にも分かり易いよう、序盤で大まかな説明があったりします。
モチーフからしておどろおどろしい昏い雰囲気かと思いきや、登場人物が意外とコミカルで魅力的。
会話に飽きることなく引き込まれました。
ファンタジー要素と堅実なミステリー、そして人物の魅力が相まってとても楽しかったです。

推理に関しては一点、魔女の正体を暴くというファンタジー要素満載のもの。
ですが、とてもベーシックでシンプルな出題で、堅実だなぁという感じです。
きちんと考えればきっと分かるはず、という難易度かと。
ちなみに、私は一発クリアできました。ちょっと嬉しい('-'*)
犯人は2択なので煩雑さはないものの、犯人指摘の根拠が入力形式なので詰まると辛いかもしれません。
推理は失敗するとエンディングが変わるかなぁと思って試したところ、正解するまでループします。

作者さんのtwitterを拝見したところ、続編制作中とのこと。
もう好みにヒットの作品で、「続きがプレイしたい~」と思っていたので、狂喜乱舞しました。
楽しみです。
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ツクモノガタリ~心泣ノ聲編~

2018年09月09日 20:00

WHGF【タイトル】 ツクモノガタリ~心泣ノ聲編~
【制作】 WHGF WH様

ツクモノガタリ~心泣ノ聲編~
【ジャンル】 ホラー風アドベンチャー
【対象】 12歳以上(中学生~)推奨
【ED数】 1種類
【プレイ時間】 40分程度
【ツール】 RPGツクールVX
【容量】 41.0MB
【公開日】 2018年9月1日
【プレイver.】 1.00

「消える村」の噂を調査する為、京都近くの村へと出かけけていた佐久間。
彼から手を貸して欲しいとの手紙を受け取り、九十九も佐久間を追って村へ向かう。


先日公開された、ツクモノガタリシリーズの最新作。
待ってました!
この作者さん制作ペースが驚くべき速さで、プレイヤーとしては嬉しい限りです。

今回は、いきなり佐久間氏が調査をしているシーンからの開始です。
スタートもさながら、全体的に今までと違った雰囲気を感じました。
いつも以上にストーリーメインで、それをひたすら追っていくような構成です。
謎解きも特になく、ゲーム的な要素としては妖を避けつつ進むイベントくらいでしょうか。
妖の動きはゆっくりで襲っても来ないので、苦労なく進めました。

キャラクターとしては九十九や佐久間氏が主人公には違いないのですが、今作は何というか、
2人がメインなのに「影」になっていて、関わる妖が外側から主役として俯瞰しているような……。

悲しみややるせなさ、受け入れるしかないのに受け入れがたい苦しみ。
静かに語られる色々な感情が内包された、複雑な余韻を残す物語でした。

シリーズとしては、九十九の過去がまた少しだけ垣間見られます。
また、佐久間さんの年齢がばっちり分かったのが一番の収穫かも!?
(過去作でもう出てましたっけ?忘れました……ゴメンナサイ)
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